紅葉の絨毯はまさに絶景!立山の紅葉見ごろ情報と厳選スポット4選(2ページ目)

大観峰〜黒部平の紅葉の見ごろ

紅葉とロープウェイ

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三段紅葉が見られる大観峰から黒部平に至るエリアは、9月中旬~下旬に色付き始め、9月下旬~10月中旬が見ごろとなります。ダケカンバやナナカマド、ヤマウルシなどの木々が美しい姿を見せます。

大観峰からの紅葉景色

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紅葉真っ盛りの大観峰や黒部ダムからの景色は圧巻です!

10月中旬の三段紅葉

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10月中旬頃に山頂付近の雪景色が見頃を迎えます。そして麓の紅葉が始まるのも10月中旬からで、三段紅葉を狙うならば10月上旬~中旬頃がベスト!

立山ロープウェイに乗ろう!

立山ロープウェイ

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大観峰(山側)と黒部平(麓側)をつなぐ立山ロープウェイは、ロープを支える支柱が途中に1本もなく、日本最長のワンスパンロープウェイとして知られています。支柱がないことで視界を遮るものが何も無く、眼下に広がる大パノラマを存分に楽しむことができますよ!

所要時間:7分
料金(片道):大人1,320円/小児660円
※2022年8月現在

立山黒部アルペンルート

木道歩きでゆったり紅葉を楽しむ!弥陀ヶ原

弥陀ヶ原の紅葉

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弥陀ヶ原は室堂の手前の標高1600m~2100mに位置し、南北2km・東西4kmに渡って広がっている高原地帯です。なだらかな斜面に湿原植物が生い茂り、餓鬼の田園と呼ばれる大小いくつもの湿原が散らばっています。秋の紅葉の季節には、弥陀ヶ原のあちこちが赤や黄、緑のカラフルな色彩に変化し、色鮮やかな景色を見せてくれます。

弥陀ヶ原の紅葉の見ごろ

弥陀ヶ原

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ナナカマドやミネカエデなどの紅葉が見られます。また、湿地帯では草紅葉の鮮やかな色彩を楽しむことができます。10月上旬頃から高原バス道路沿いの山肌が色付き始め、10月いっぱいが見ごろとなります。

湿原保護のため湿地帯には木道が整備されており、北に大日連山の姿を目にしながら散策することができます。トレッキングコースは周回コースで、途中で分岐している道に入れば40分~1時間程度の小回りで巡ることもできます。じっくりと弥陀ヶ原を味わいたい場合は大回りで1時間半~2時間かけて歩くこともできます。

色とりどりの弥陀ヶ原

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所々に位置する池塘が鏡のように光を反射し、鮮やかに色付く湿原の風景にアクセントを与えています。

国の名勝・称名滝と紅葉の絶景は圧巻!

称名滝と紅葉

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称名滝は、立山山麓にある弥陀ヶ原高原から流れ落ちる日本百名瀑の滝で、70m・58m・96m・126mと上から4段に分かれ、トータルの落差が350mと日本一を誇っています。雪解け水が流れ込む春などの水量が増すときには、称名滝の右手にハンノキ滝が出現し、2つの滝が流れ落ちる姿も見られます。

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