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トレッキングで重要なことは、服装なんです!
山は夏であっても標高が高いと10度を下回ることも。汗をかいて冷えないように、体温の調節を細かく行うことが大切です。そのため簡単に脱ぎ着できるように、山では3つのウェアを重ね着をすることが基本。これを「レイヤリング」といいます。
直接肌に着用するベースレイヤー、体温を調整する役割をするミドルレイヤー、風や雨、雪から身を守るためのアウターレイヤーとそれぞれ役割が異なります。
吸湿速乾性に優れたこれら3つのウェアを用意するのがおすすめ。腕の日焼けを防ぐために夏でもベースレイヤーに長袖シャツを着る場合や、低山であれば冬でもアウターレイヤーはレインウェアで十分な場合などもあるので、自分の行く山やシーンでチョイスしましょう。今回は、それぞれのレイヤーのおすすめアイテムをご紹介していきます。
ベースレイヤー
汗を吸収速乾させて汗冷えによる低体温症を防ぐ役割。綿100%のものは絶対に避けましょう。
汗かきの方におすすめしたい蒸れを肌から離す、ファイントラックが推奨する5レイヤーの1枚目。
ファイントラック ドライレイヤーベーシック
- 春、夏、秋と長いシーズン使えるベースレイヤーです。
ザ・ノース・フェイス L/S FlashDry Light Zip Up(ロングスリーブフラッシュドライライトジップアップ)
冬はもちろん夏でもメリノウールなら汗冷えを防いでくれます。アイベックス メンズ ODヘザーT
ミドルレイヤー
保温性を確保して、汗や湿気を拡散させる役割。真夏でも山は寒くなりますし、休憩時にも身体を冷やさないことが大切です。
- 雨が多い日本には濡れに強い化繊かつインサレーションタイプがおすすめです。
モンベル EXライトダウン アノラック
濡れには弱いですが、山の朝晩は冷え込むため、薄いインサレーションダウンもおすすめ。
マウンテンハードウェア Ghost Whisperer Down Jacket
アウター
雨や風を防ぎ、体温を逃がさない役割。服装で一番重要なカテゴリー。レインウエアは山歩き必須のアイテムです。
- 雨風を防いでくれるゴアテックスを採用したハードシェルジャケットで、迷ったらこのタイプを選べば間違いありません。
ノースフェイス クライムライト ジャケット
- こちらもハードシェルタイプで180gと、羽のように軽い超軽量なのが特徴。
アウトドアリサーチ ヘリウム2ジャケット
雨には弱いが、風を防ぎストレッチ性を追及したのがソフトシェルタイプのこのジャケット。
フォックスファイヤー ソフトシェルジャケット フーディー
ボトムス
速乾性はもちろんですが、トレッキングはストレスなく足を動かせることが疲労軽減に繋がります。初心者の方はケガ防止のためにストレッチ性のある長ズボンを。
ザ・ノース・フェイス アルパインライトパンツ
- 筋力に不安のある方は、筋肉疲労を軽減し、動きをサポートしてくれる機能性タイツを履いてみては?
CW-X スポーツタイツ ジェネレーターモデル
小物
頭、手、足を守ってくれる小物を身につけることで、トレッキングの服装は完成します!防寒、防雨、防熱中症、防紫外線、防ケガ!季節によってそれぞれ使い分けしよう。
吸収発散性と通気性を重視したハット。
ザ・ノース・フェイス ブリマーハット
超軽量の完全防水グローブです。
アクシーズクイン Light Shell WP Glove
クッション性のあるトレッキング用ソックスを履くことで、足へのダメージを軽減してくれる耐久性に優れたモデル。
ダーンタフ ブーツソック フルクッション
雨、泥、小石が靴へ入らないように防いでくれるゲイター。
ザ・ノース・フェイス ハイベントショートゲイター