目次
3シーズンの寝袋は何がいいの?

・夏用
・3シーズン(春~秋)
・冬用
の3つに分けられますが、初めて購入する際に圧倒的に選ばれるのは3シーズン対応のモデル。夏・冬のものに比べて圧倒的に汎用性が高く、使用チャンスが多い事が理由です。

3シーズン用は夏や冬にも使える?
基本的には夏・3シーズン・冬とそれぞれの中綿量が異なりますので、季節ごとに使い分けるのが理想です。もし3シーズンタイプの寝袋で温度を調節する場合は<暑い場合>
寝袋のジッパーを閉めず、下に敷くか布団のように自分にかけて使う
<寒い場合>
持っているウェアをすべて着込み、寝袋のジッパーを全部閉める
このようにしてみましょう。思いがけず気温が高い・低いということも多々ありますので、状況に応じて使い方を変えてみると比較的快適に過ごせますよ。※ただし、最初から厳冬期に登山すると決まっている場合はおすすめしません!
ダウンと化繊の特徴を抑える!
寝袋の中身はダウンと化繊の2種類あります。大きさ…ダウン<化繊
重さ…ダウン<化繊
価格…ダウン>化繊
コンパクトなのはダウンですが、価格は化繊の方がリーズナブル。上記の条件を踏まえて自分にぴったりの寝袋を選びましょう。
モンベルのおすすめ3シーズン寝袋<ダウン編>
モンベルの寝袋には0から7までの数字が付いており、数字が大きくなるほど夏向け。0に近いと冬向けで中綿量が多くなります。ちょうど2と3が3シーズン向きです。モンベル ダウンハガー800 #3
800FP高品質グースダウン封入で、高い保温性と軽量コンパクト性を実現!表地には撥水加工されたナイロン生地を採用。登山で長時間寝袋を背負う人に適した造りが魅力のモデルです。モンベル独自の伸縮性生地により使用時の快適さは抜群!夏なら高山、ダウンを着込めば秋の涸沢もいける仕上がり。
収納サイズ:φ14×28cm(3.8L)
生地:(表地)10D バリスティック エアライト ナイロン[撥水加工]、(裏地)10D・バリスティック エアライト ナイロン[帯電防止加工]/800フィルパワー・EXダウン
リミット温度:-1℃
コンフォート温度:4℃
ダウンハガー800 #3

収納サイズ:φ13×25cm(2.9L)
生地:(表地)10D バリスティック エアライト ナイロン[撥水加工]、(裏地)10D・バリスティック エアライト ナイロン[帯電防止加工]/800フィルパワー・EXダウン
リミット温度:-1℃
コンフォート温度:4℃
ダウンハガー800 #3(Women’s)
モンベル アルパインダウンハガー800 #3
このモデルは素材は同一で、伸縮率120%とダウンハガー800の135%よりも若干劣るものの、比例して価格は若干安くなっているLight&Fastモデルです。身長が低い人なら、こちらの伸縮率が低いモデルでもしっかり快適さを実感できますが、迷うならダウンハガー800がベストチョイス。
収納サイズ:φ13×26cm(2.8L)
生地:(表地)10D・バリスティック エアライト® ナイロン[撥水加工]、(裏地)10D・バリスティック エアライト® ナイロン[帯電防止加工]
リミット温度:1℃
コンフォート温度:6℃
アルパインダウンハガー800 #3
モンベル ダウンハガー800 #2
ダウンハガー800の中綿量が多いモデルです。#3よりも体積が増え、リミット・コンフォート温度の性能が高くなって、地面からの冷気を遮断すれば積雪期の登山でも十分使える汎用性の高いモデルです。
収納サイズ:φ16×32cm(5.7L)
生地:(表地)10D バリスティック® エアライト[ポルカテックス®加工]
リミット温度:-6℃
コンフォート温度:0℃
ダウンハガー800 #2
モンベル アルパインダウンハガー800 #2
アルパインダウンハガー800#3よりも中綿量が多く、地面からの冷気を遮断すれば冬季の登はんや縦走、積雪期登山でも十分実用可能な性能を備えています。
収納サイズ:φ15×30cm(4.7L)
生地:(表地)10D バリスティック® エアライト[ポルカテックス®加工]
リミット温度:-4℃
コンフォート温度:1℃
アルパインダウンハガー800 #2
イスカのおすすめ3シーズン寝袋<ダウン編>
イスカの寝袋は、3D構造で寝袋上部に丸みを持たせ、体のフィット感を高めています。日本では山岳用シュラフとして根強い人気ブランドの1つです。イスカ エア 450X
高品質800FPダウンと超撥水性を備えるナイロン66を使った生地により、日本の山の環境にしっかり対応。また、寝袋内部の暖かい空気の流出を防ぐショルダーウォーマーや冷気をガードするドラフトチューブで、低温環境での保温性が向上。残雪期の北アルプスや夏の大雪山、秋の八ヶ岳にもGOOD!収納サイズ:φ16×32cm
生地:ナイロン66
リミット温度:-6℃
コンフォート温度:-
残雪期で使用したが暖かくて問題なし。夏場は暑いかもしれないので夏用に別のが欲しい。
出典: Amazon
イスカ エア 500SL
こちらは720FPのダウンを採用したモデルで、800FPのエア450Xより若干重量は増すものの、価格が安くなったことによってコストパフォーマンスに優れています。3シーズンはもちろん、冬の低山にも対応。収納サイズ:φ16×32cm
生地:ナイロン66
リミット温度:-6℃
コンフォート温度:-
うーん、素晴らしい。5月下旬に他のキャンパーが別海のキャンプ場で朝「寒くて眠れない」と言っている時に快適に眠れました。
因みに朝の最低気温は4度前後。
北海道の暖房のない宿で使用したところ、夜中に熱くなりジッパーを開けて寝ました。
収納性もイスカらしく素晴らしいので、5つ星です。
出典: Amazon
イスカ アルファライト 700X
エアシリーズに比べ価格が非常にリーズナブルで、性能面でも3シーズンの3000m峰や冬の低山でも使用可能な保温性を兼ね備えています。中綿にはマイクロライトを使用し、生地には20Dポリエステルリップストップを採用。コスパに優れた化繊のスタンダードモデルです。収納サイズ:φ19×35cm
生地:20D ポリエステルリップストップ
リミット温度:-6℃
コンフォート温度:-
春の北海道の1900mで使用。マイナス2度の中での使用でしたが大丈夫でした。ヒートテックとタイツで快適に寝る事が出来ました。思っていたより温かいです。寒さには個人差があると思いますが、寒い時はカイロを入れて寝ると良いです。
出典: Amazon
イスカ ダウンプラス ポカラ X
720FPダウンを採用し、エアシリーズ同様ディファレンシャルカットと3D構造によってダウンの配置が最適化。高い保温性を実現しています。生地には丈夫でしなやかなポリエステルマイクロファイバーを採用し、登山からキャンプ、車中泊などにも適した仕上がりです。収納サイズ:φ17×34cm
生地:ポリエステル
リミット温度:-6℃
コンフォート温度:-
ナンガのおすすめ3シーズン寝袋<ダウン編>
ナンガはヨーロッパ産ダウンを輸入し、それを国内で洗浄し製品を製造しているこだわりの国産ブランド。ダウンシュラフは永久保証付きで、製品への自信が伺えますね。ナンガ オーロラ450DX
耐水圧20,000mmの非常に高い防水性と6000g/m2/24hrsという優れた透湿性を備えるオーロラテックスを表生地に採用し、シュラフカバーなしで使用可能です。中綿には760FPのダウンを450g封入し、ボックスキルト構造によってリミット温度-5℃と保温性抜群!収納サイズ:φ17×29cm
生地:(表地)オーロラテックス®/(裏地)40D ナイロンタフタ
リミット温度:-5℃
コンフォート温度:0℃
北海道の9月の大雪山登山で使いました。
白雲岳避難小屋前でテント泊で寝てみましたが、まったく寒くなく問題ないです。
寒がりの妻は600DXを持っていきましたが、暑い…と、ファスナーから足をだしてました。
450DX、いいですね。
夜間、雨に降られましたが、結露もはじいてましたよ。
これ、買いですね。
あ、私は山渓で買いました。黒一色ですが25000円ぐらいですので…。
出典: Amazon
ナンガ オーロラライト 450DX
こちらのモデルは、ボックスキルト構造ではなく台形ボックス構造にすることでダウンの性能を最大限に引き出し、軽量化を実現したモデルとなります。収納サイズ:φ14×30cm
生地:(表地)20D オーロラテックス®/(裏地)20D ナイロンタフタ
リミット温度:-5℃
コンフォート温度:0℃
冬用の寝袋を色々探して迷いに迷い、こちらのオーロラlightを購入しました
決め手となったのはコンパクトさ暖かさです。
車が軽で荷物がたくさん積めないので少しでも小さい寝袋が良かったこと。
冬のキャンプによく行くので、寒さをしっかりしのげること。
これらを満たしていたのがこの寝袋でした。
更に永久保証で多少の傷は無料で修理してくれることも大きかったです!
ちなみに届いてから再確認しましたが、ゴールドは他にあまりないカラーなので、とてもかっこいいです。
出典: Amazon
ナンガ UDD BAG 450DX
羽毛そのものにも超撥水加工を施した770FPウルトラドライダウンを使用したモデル。濡れに対してとても強く、軽量で保温性も高いので、夏の高山から冬の低山まで幅広いシーンで活躍が期待できます。収納サイズ:φ14×30cm
生地:15D ナイロンシレ撥水加工
リミット温度:-4℃
コンフォート温度:1℃
5月のキャンプ場は まだ朝方冷えますが
このシュラフだと まったく寒さも気にならず
熟睡出来ました。
あと軽量なところも バイクキャンプには助かります。
出典: 楽天市場みんなのレビュー
化繊の3シーズンおすすめ寝袋5選
続いて、化繊の3シーズン用寝袋を紹介します。ダウンに比べてリーズナブルなので、使用シーンによって使い分けるのもいいかもしれませんね。モンベル バロウバッグ #3
三種類のポリエステル繊維をブレンドしたエクセロフトを採用したモデルで、暖かい空気をたっぷり蓄える卓越した保温性と、繰り返し使用に対するへたりを防いで優れた復元力を発揮する耐久性の高さが魅力です。また、ダウンハガー800同様ジョイント機能も装備。
モンベル アルパイン バロウバッグ #3
バロウバッグ #3より生地の伸縮率は抑えられているものの、軽量化を実現し、価格も若干リーズナブルになっているモデルです。
収納サイズ:φ17×34cm(6.2L)
生地:(表地)40D スーパーマルチ・ナイロン・タフタ[超耐久撥水加工]
リミット温度:2℃
コンフォート温度:7℃
アルパイン バロウバッグ #3
モンベル バロウバッグ #2
バロウバッグ #3よりも暖かく、冬季登はんや縦走をはじめ、積雪期の登山でも接地面からの冷気対策を行うことで十分に実用できるモデルです。
モンベル アルパイン バロウバッグ #2
バロウバッグ #2よりも伸縮率が低く、価格も少し抑えられたモデルです。
収納サイズ:φ20.5×41cm(10.8L)
生地:(表地)40D スーパーマルチ・ナイロン・タフタ[超耐久撥水加工]
リミット温度:-6℃
コンフォート温度:0℃
アルパイン バロウバッグ #2
イスカ アルファライト 700X
エアシリーズに比べ価格が非常にリーズナブルで、性能面でも3シーズンの3000m峰や冬の低山でも使用可能な保温性を兼ね備えています。中綿にはマイクロライトを使用し、生地には20Dポリエステルリップストップを採用。コスパに優れた化繊のスタンダードモデルです。収納サイズ:φ19×35cm
生地:20D ポリエステルリップストップ
リミット温度:-6℃
コンフォート温度:-
春の北海道の1900mで使用。マイナス2度の中での使用でしたが大丈夫でした。ヒートテックとタイツで快適に寝る事が出来ました。思っていたより温かいです。寒さには個人差があると思いますが、寒い時はカイロを入れて寝ると良いです。
出典: Amazon
ダウンでも化繊でもない?注目の新素材シュラフ!
ファインポリゴンはシート形状で容易に扱える新素材で、シワを持たせて立体化することで空気を溜め込み、暖かさを発揮します。高品質ダウンや化繊よりも濡れに強く、濡れても保温する強みがあります。また、従来の素材に比べ圧倒的に速乾性に優れ、軽量でコンパクトな性質も備えています。ファイントラック ポリゴンネスト イエロー
収納サイズ:Φ17cm×30cm
生地:(表地・裏地)ナイロン、(中間層)ファインポリゴン
リミット温度:3℃
コンフォート温度:7
ファイントラック ポリゴンネスト オレンジ
収納サイズ:φ19.5cm×36cm
生地:(表地・裏地)ナイロン、(中間層)ファインポリゴン
リミット温度:-2℃
重量:780g
収納サイズ:φ18×32cm
生地:(表地・裏地)ナイロン、(中間層)ファインポリゴン
リミット温度:-7℃
3シーズン寝袋を使ってフィールドで心地良く眠ろう!
これからはじめて小屋泊やテント泊で1泊2日以上の登山にトライしてみようと考えている人には、やはり汎用性が高い3シーズン用の寝袋が一押し!各メーカー、高性能なものを出しているので、今回紹介したモデルでもマットを用意したり着込むことで秋の高山や冬のキャンプなど低温環境下でもかなり快適に過ごせるはずです。是非参考に最初の寝袋をゲットして下さい!Schlaf for 3 seasons is the primary must-buy item !!
3シーズン用は最初のマストバイ寝袋 !!
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