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北八ヶ岳の山小屋「しらびそ小屋」とは?

八ヶ岳の東側、稲子湯からカラマツの林を抜ける気持ちいい道のりを2時間ほど歩くと、みどり池という小さな池があります。そのほとりに建つのが「しらびそ小屋」です。天狗岳への頂上まで約3時間ということもあり、登山の通過地点として休憩に利用する人も多いです。
静謐な森に囲まれ、どこか懐かしい雰囲気の漂う外観の山小屋ですが、実は天狗岳への登山だけでなく、この小屋を目的にする人がいるほど人気があります。今回の記事ではその魅力を紹介します。
宿泊者限定!薪ストーブで焼く「厚切りトースト」の朝食

人気のため、朝食にトーストを希望する場合は宿泊予約時に伝えましょう。
しらびそ小屋に立ち寄りたくなる3つの魅力とは?
特に有名なのは「厚切りトースト」ですが、この小屋で時間を過ごしたくなる理由はそれだけではありません。ほかにどんな魅力があるのかを見ていきましょう。トーストだけじゃない!おいしい食事やデザート

森のリスが挨拶に来てくれるかも?

天狗岳を眺める、最高のロケーション

小屋泊とテント泊、どちらがおすすめ?
しらびそ小屋での宿泊は「小屋泊」「テント泊」のどちらも可能です。通年で営業しているので、夏は森の中で気持ちのいいテント泊、雪の積もる寒い冬は小屋泊など、季節に合わせて選ぶことができますよ。冬でも暖かい、小屋での宿泊

収容できる人数は個室と相部屋で合わせて60人程度。メインの大部屋は雑魚寝スタイルになりますが、1名あたりのスペースはそれほど窮屈ではないようです。
※新型コロナウイルス感染症対策期間中は、個室利用は中止中です。大部屋をグループごとに仕切っての簡易個室での利用のみです。
静かな森で楽しむ、テント泊

しらびそ小屋へのアクセス
しらびそ小屋へは稲子湯登山口から向かうことが最もポピュラー。ここでは稲子湯までのアクセスを紹介します。クルマの場合
・中央道「須玉」IC−国道141号−稲子湯駐車場またはみどり池駐車場・中部横断自動車道「八千穂高原」IC−国道141号−稲子湯駐車場またはみどり池駐車場
公共交通の場合
JR小海線「小渕沢」駅−小海町営バス松原湖線「小海駅前」バス停より乗車−「稲子湯」または「みどり池入り口」バス停下車※冬季はみどり池入口・稲子湯までのバスの運行はありません
小海町|町営路線バス
しらびそ小屋の基本情報

※新型コロナウイルス感染症対策として、1名につき1,000円の協力金の負担があります。また必須携行品や予約方法に関しては公式サイトを確認してください。
しらびそ小屋|公式サイト
1年中楽しめる、しらびそ小屋へ行こう

冬季ならばスノーシューで周辺の森の散策、春から秋にかけては小屋の付近で見かけることができる野鳥やカモシカの観察。季節ごとに違った魅力があるのがしらびそ小屋なのです。