実話を元にした映画、『イントゥ・ザ・ワイルド』
『イントゥ・ザ・ワイルド』は2007年に公開されたアメリカ映画です。ある青年が放浪の後、アラスカにて死体で発見されたという実際の事件を描いたノンフィクション作品『荒野へ』を映画化した作品で、第80回アカデミー賞で助演男優賞と編集賞にノミネートされました。
『イントゥ・ザ・ワイルド』のあらすじ
裕福な家庭に生まれ、恵まれた環境で育った主人公“クリス・マッキャンドレス”は、エモリー大学を優秀な成績で卒業します。
両親はハーバードのロースクールへ進学することを望んでいましたが、幼い頃から仲の悪さを見せつけられ、金で物ばかりを与えようとする両親に嫌気が差していたクリスは、学費預金を全額寄付し、家族や友達に何も告げずアラスカへと旅に出ます。
クリスは身分証を切り捨て、自らを“アレグザンダー・スーパートランプ”と名乗り、ヒッピーの夫婦や歌を歌う少女など様々な人と交流を深めながら旅をします。そして、革を彫る仕事をして一人で暮らす老人“ロン・フランツ”に出会い、ロンの仕事を手伝いながら一緒に過ごします。
ロンはクリスに養子にならないかと提案をしますが、クリスはアラスカへ行き、戻ってきたら話をすると言って再び旅立ちます。アラスカに辿り着いたクリスは、打ち捨てられたバスを発見し拠点として生活します。
クリスは日記をつけたり、本を読みながら生活しますが、徐々に食料は減っていきます。アラスカでは生きられないと判断し街へ戻ろうとしますが、解けた氷で川が増水しており帰ることができず、閉じ込められてしまいます。
イントゥ・ザ・ワイルドで語られる「名言」とは
一人の青年の生き様を描いた本作は、視聴者の心に残る『名言』が印象的です。下記のものはほんの一部ですが、その言葉をどう捉えるかもまた、楽しみ方のひとつかもしれません。
『人生において必要なのは、実際の強さより、強いと感じる心だ。』
『幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ。』
イントゥ・ザ・ワイルドを見た人の感想は?
まさしく傑作
まずこの映画の映像美には圧倒された。大自然の素晴らしさ、壮大さ、偉大さを感じることができた。そしてその映像と共に流れる音楽によってどんどん作品の中に引き込まれていった。
また妹が語りとなる構成もはまっていたし、所々で監督のセンスを感じる表現がみられた。
主演のエミール・ハーシュの演技も心に影と強い信念をもった青臭いがまっすぐな青年を好演しており、道中で会う人達も良い味を出していた。
要は非のうち所がない作品。
自分も一人旅などをよくする分この作品に惹かれたのだろうが、それを考慮しても素晴らしい作品だったといえる。ホントに見て良かった。
人生のバイブル
これほど引き込まれた作品は自分史上ない!
主人公が極限の自分探しの旅で紡ぎだした数々の言葉
一人旅をしながら出会う様々な人々!
すべてがリアル!
ショーンペンの最高傑作!
イントゥ・ザ・ワイルドは音楽も素晴らしい!
イントゥ・ザ・ワイルドは、劇中で使われている音楽も素晴らしいと評判です。映画のラストに流れる「Guaranteed」はゴールデングローブ賞の歌曲賞を受賞し、グラミー賞の最優秀主題歌賞にもノミネートされました。映画を見て気になった方は、サウンドトラックも要チェックです。
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心に残る名作イントゥ・ザ・ワイルド
イントゥ・ザ・ワイルドを見ると人生観が変わる・・・。そう話す人も少なくはありません。本当の意味の自由な旅とはいったいどのようなものなのでしょうか。心に残る名作イントゥ・ザ・ワイルドをぜひご覧下さい。
Philosophy of life will change with INTO THE WILD!
イントゥ・ザ・ワイルドで人生観が変わる!