1300年の祈りが宿る山へ!鬼伝説と巨岩が迎える国東半島の魅力を訪ねて


大分県・国東(くにさき)半島は、神と仏を分けずに祀る「神仏習合」の発祥地。修験僧たちが1000年以上前から歩んできた修験の道は、いま「国東半島峯道ロングトレイル」(全10コース・全長約135km)として整備され、自然と歴史の双方に浸れる「文系登山」として人気を集めています。
▼国東半島峯道ロングトレイルMAP・コース


峯道ロングトレイルを歩けば、鬼伝説が残る磨崖仏や山寺、巨岩がつくる独特の景観に出会えるのも国東半島ならでは。なかでも訪れたいのが、鬼伝説が残る「熊野磨崖仏」と紅葉に彩られる「両子寺」です。
鬼が一晩で積んだ?荒々しい石段の先に立つ「熊野磨崖仏」

「鬼が一晩で築いた」という伝説が残る約100段の乱積み石段。そこを登りきると、岩壁に刻まれた日本最大級の熊野磨崖仏が突如姿を現します。高さ約8mの不動明王像と約7mの大日如来像が放つ荘厳な空気は、一見の価値ありです。
- 所在地:大分県豊後高田市田染平野2546-3
- アクセス:宇佐ICから車で約40分(駐車料金:無料)
- 拝観時間:8:30〜17:00 (冬季11〜3月は8:30〜16:30)
- 拝観料:高校生以上:500円/小中学生:150円
- 連絡先:熊野磨崖仏案内所/0978-26-2070
健脚祈願と紅葉の競演!六郷満山の総本山「両子寺」

国東半島の最高峰・両子山の中腹に佇む両子寺(ふたごじ)。参道の仁王像の足をさすると「健脚」のご利益があると伝わり、ハイカーにも人気のスポットです。「森林浴の森日本100選」の境内は、例年11月中旬から見事な紅葉に包まれます。
- 所在地:大分県国東市安岐町両子1548
- アクセス:安岐ICから車で約30分(駐車料金:無料)
- 拝観時間:8:30〜16:30 ※講堂・奥の院は16:00まで
- 拝観料:300円
- 連絡先:両子寺/0978-65-0253
一般社団法人国東市観光協会/0978-72-5173
黄金色の棚田に映える紅葉!秋しか出会えない絶景スポット
秋の国東半島は、山歩きだけでなく、黄金色に染まる里山や境内を彩る秋景色も大きな見どころです。
奇跡の田園風景が広がる「田染荘」

中世の荘園風景を今に伝える田染荘(たしぶのしょう)は、世界農業遺産にも選定された貴重な場所。9月には黄金色に実る稲穂と畦道の赤い彼岸花が織りなす、ノスタルジックで美しい絶景に出会えます。
- 所在地:大分県豊後高田市田染小崎2596
- アクセス:宇佐ICから車で約40分
- 営業時間:散策自由
- 料金:無料
- 連絡先:荘園の里推進委員会事務局/0978ー26ー2168
学業成就の祈願と岩峰の紅葉「文殊仙寺」

「三人寄れば文殊の知恵」発祥の地とされる文殊仙寺。境内最古の「奥之院文殊堂」をはじめとする史跡と、それを囲む岩峰群「文殊耶馬」が紅葉に染まる景観は圧巻です。
- 所在地:大分県国東市国東町大恩寺2432
- アクセス:安岐ICから車で約40分
- 拝観時間:9:00〜16:30
- 拝観料:無料
- 連絡先:文殊仙寺/0978-74-0820
一般社団法人国東市観光協会/0978-72-5173
色とりどりの秋に包まれる「長安寺」

「花の寺」として愛される長安寺は、11月中旬頃から見頃を迎える紅葉の名所。国指定重要文化財「太郎天像」を安置する静かな境内が、秋の鮮やかな色彩で彩られます。
- 所在地:大分県豊後高田市加礼川635
- アクセス:宇佐ICから車で約40分
- 拝観時間:8:00〜17:00(散策自由)
- 料金:高校生以上:300円/ 小中学生:150円(太郎天像収蔵庫拝観含む)
- 連絡先:長安寺/ 0978-27-3842
山歩きの後は海の恵みを!国東名物グルメと限定お酒スポット
トレイルで心地よく汗を流した後は、豊かな海が育んだ地元グルメと最高の一杯で身体を満たしましょう。
くにさき姫だこ(涛音寮 茶房さんがいや)

激しい潮流で育つ「くにさき姫だこ」は、太く引き締まった足と濃密な旨みが特長。「涛音寮 茶房さんがいや」の「たこめし御膳」なら、心地よい歯ごたえと旨みが染み渡る自慢の味を堪能できます。
- 所在地:大分県国東市国見町伊美2017
- 営業時間:9:00~17:00
- 休館日:火曜日(祝日の場合は開館)
- 電話番号:0978-82-1328(9:00~16:30)
くにさき銀たち(銀たちの郷)

脂の乗りと身の締まりが抜群のブランド太刀魚「くにさき銀たち」。道の駅くにさきの食事処「銀たちの郷」では、人気の「太刀重」をはじめ、刺身やカレーまで多彩な太刀魚料理を楽しめます。
- 所在地:国東市国東町小原2662番地1
- 営業時間:[レストラン]平日11:00~15:00(LO14:30)、土日祝日11:00~16:00(LO15:30)、[売店]平日9:00~16:00、土日祝日9:00~16:30
- 定休日:第4水曜日、12/31、1/1
- 電話番号:0978-73-2170
もう一泊したくなる!国東半島を楽しむ+αの旅
国東半島の魅力は、山歩きやご当地グルメだけではありません。里山を自転車でめぐったり、旅のあとに国東の銘酒を味わったりと、自分のスタイルで旅を楽しめるのも魅力。時間に余裕があれば、こんな+αの楽しみ方もチェックしてみましょう。
自分のペースで里山をめぐる「くにさきサイクリングルート」


海岸線からのどかな田園風景まで、国東半島の景色を自転車で楽しめる「くにさきサイクリングルート」。電動アシスト自転車(E-bike)のレンタルもあるため、体力に合わせて無理なく走れるのがうれしいところです。気になるスポットやグルメ処に立ち寄りながら、山歩きとはひと味違う国東半島の魅力を楽しめます。
- 所在地:国東市国東町小原2662-1(道の駅くにさき内)
- アクセス:安岐ICから車で約20分
- 営業時間:8:30〜17:00
- 料金:レンタサイクル大人:500円/高校生以下:300円
- 連絡先:一般社団法人国東市観光協会/0978-72-5173
大阪で国東の銘酒に出会える!KITTE大阪の期間限定ショップ


旅のあとも国東の余韻を楽しみたいなら、2026年11月1日の「焼酎の日」に合わせてKITTE大阪にオープンする期間限定アンテナショップにも注目。「南酒造」のボタニカルなクラフトジンや、「萱島酒造」の代表銘柄「西の関」など、国東ゆかりの銘酒が一堂に集まります。
国東を訪れる前に立ち寄って旅の予習をしたり、旅から帰ったあとに思い出を振り返ったりするのにもよさそうです。
- 期間:2026年11月1日(日)〜11月30日(月) ※スペシャルデー:11月7日(土)
- 会場:KITTE大阪 2階 ギフトパッドスペース
- 販売予定:焼酎・日本酒・かぼす等リキュール・梅酒/菓子・調味料などの加工食品・ソフトドリンク
南酒造(国東市安岐町/麦焼酎「とっぱい」・クラフトジン「鬼と〜」シリーズ)、萱島酒造(国東市国東町/日本酒「西の関」)等
