11月中旬まで楽しめる!?九州の紅葉スポット

九州の山は緯度的な位置や、標高が高くても2000m以下ということもあり、本州の山と比べて比較的遅くまで紅葉を楽しむことができます。今回は九州の中でも特に紅葉が有名な山を7スポットご紹介します!
福岡県・古処山

福岡県朝倉市と嘉麻市の境にある古処山(859m)は、古より山伏が集う霊山として知られ、秋になるとモミジが赤々と色づきます。秋には紅葉谷コースを歩くのがおすすめです。また、麓には県内の観光客にも人気の紅葉スポット、秋月城址があります。
※古処山は平成29年7月の水害の影響で登山道があれている箇所があります。気を付けて通行するようにしてください。
福岡県朝倉市・古処山の情報福岡県・宝満山(竈門神社)

常に多くの登山者でにぎわう宝満山は、福岡県で最も人気のある山のひとつです。麓にある竈門神社は縁結びの神様としても有名で、下山後は美しい紅葉を観ながらお参りすることができます。中心市街からのアクセスがいいのもポイントです。
福岡県/大分県・英彦山

古くから修験道として有名だった英彦山(1199m)は、日本三大修験山として、全国的に知られています。福岡県と大分県の県境に位置し、例年10月中旬から11月中旬にかけて頂上からモミジやカエデが色づきます。
大分県・九重山

九重山は最高峰の中岳(1791)や久住山(1787m)等の火山群の総称で、九重連山とも呼ばれています。中岳は九州本土最高峰で、春はミヤマキリシマ、秋は紅葉と、様々な姿を見せてくれます。

撮影:YAMA HACK編集部
九重の中心部にある広大な「坊ガツル」は、一面がススキに覆われ、こちらもまた絶景です。
大分県/宮崎県・祖母山

大分県と宮崎県の境にある祖母山(1756m)は、日本百名山にも数えられており、10月中旬から11月中旬にかけてブナや栂の原生林が一斉に紅葉します。
長崎県・雲仙

長崎県にある雲仙は、日本で最初に国立公園に指定されたエリア。「雲仙」とは、平成新山(1483m)や普賢岳(1359.3m)、妙見岳(1333m)等の総称で、秋になると色とりどりの紅葉を観ることができます。妙見岳にはロープウェイが出ており、空中散歩しながら秋を満喫することができます。
宮崎県/鹿児島県・霧島山

撮影:YAMA HACK編集部
宮崎県と鹿児島県の境界に位置する霧島山は、韓国岳(1700m)や新燃岳(1420.8m)、高千穂峰(1574m)などの火山群の総称です。韓国岳の麓にある大浪池は韓国岳や周辺の木々を鏡のように映し、特に紅葉の時期は美しい光景が広がります。
※霧島山は10月に発生した新燃岳の噴火の影響で立ち入り区域が制限されています。気象庁のサイトなどを参考にするようにしてください。
気象庁・火山活動の状況 山での紅葉狩りは、服装にも気を付けて!

出典:PIXTA
秋になると山の中での気温も10度を下回り、市街地と比べると真冬のような気候になります。必ず十分な防寒対策をしていくようにしましょう!
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