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Goal Zero microとGoal zero Flash

あえての”登山にランタン”で充実時間を!ゴールゼロの「Lighthouse Micro」シリーズがもたらす格別な山の夜

人工的なあかりがほとんどない夜の山。暗闇の中で行動するためになくてはならないアイテムがヘッドライトですね。

山中泊時にテント内で過ごすときの光源としても使えるヘッドライトですが、テント内で過ごす時間をより快適でリラックスするものにしたいのであればランタンが断然おすすめ!荷物が一つ増えてしまうけれど、ランタンの優しいあかりにすっぽりと包まれたテント内で過ごす時間は格別です。

今回は、軽量化が求められる登山でも負担が少ない、超コンパクト・超軽量なランタンGoal Zero(ゴールゼロ)Lighthouse(ライトハウス マイクロ)をご紹介したいと思います。

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目次

ランタンだからこそ体験できる、快適なテント時間

山のテント
出典:pixta

登山では、ヘッドライトは必須アイテムですが、ランタンは必須アイテムではありません。しかし、ランタンのあかりだからこそ体験できる特別な山の夜があるのです。
さらに、いざという時にも役立つこともあるので、実はとっても便利なアイテムなのです。

登山にランタンをぜひ連れて行って欲しい理由を、まずはご紹介します。

テント内を広範囲で明るくしてくれる

ヘッドライトのテント内使用時の様子
撮影:まつだしなこ

ヘッドライトは、前方を集中的に照射するように作られています。
そのため、ヘッドライトをテントの天井から吊るす方法ではテントの中心部が強く照らし出され、テントの四隅は薄暗いままという状態が多くなります。

ゴールゼロをテントにつるした状態
撮影:まつだしなこ

その点、四方に光が拡散するように作られているのがランタンの特徴。テント内を満遍なく明るく照らすことができます。

「とりあえず手元が見えていればテント内の行動には支障がない」という考え方もありますが、仲間とテント内でお酒を飲みながら語り合う時に相手の顔がよく見えないと寂しいもの。

また、地図を眺めながら明日の行程を思い描いたり、静寂の中で本をじっくり読んだりするにもランタンの方が明るく断然読みやすいのです。

テント内でランタンの明かりの元、地図を読む
撮影:まつだしなこ

とくに春や晩夏・冬山ではテント内で過ごす時間が長くなるため、テント内で心身ともにリラックスすることが山の楽しみの一つにもなります。
ランタンがあることで、山の長い夜をさまざまな過ごし方で満喫することができるでしょう。

予備の光源としても心強い

撮影:まつだしなこ

数日に及ぶ縦走の場合、ヘッドライトの電池やバッテリーが切れると致命的。テント内ではなるべく電池やバッテリーを消耗しないように節約している人もいるでしょう。また、突然故障することもあるため、万が一の場合に備え、光源はもう一つあると安心です。

予備のヘッドライトを持ち歩く方法もありますが、代わりに予備の光源を軽量ランタンにすればテント滞在中にヘッドライトのあかりとはまた違った暖かい光を楽しむことができます。

イチオシのランタンがこれ!Goal Zero 「Lighthouse Micro」シリーズ

Goal Zero MicroとGoal zero Flash
撮影:まつだしなこ

そんなランタンですが、中でも今回ご紹介したいのが、Goal Zero(ゴールゼロ)が販売しているこの「Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)」シリーズ。
キャンプのイメージの強いゴールゼロですが、実は登山にもおすすめなんです。

ではここからは、この「Goal Zero / Lighthouse Micro」の魅力について、順番に紹介していきたいと思います。

圧倒的な軽さと、小さいながらタフなボディ

Goal Zero Lighthouse Miro商品画像
撮影:まつだしなこ

この、登山に連れて行っても負担にならない超コンパクトなランタンを開発したのは、アメリカのGoal Zero社。
登山愛好家たちにはともすると聞き慣れないかもしれないメーカーですが、ソーラーパネルやポータブル電源の開発を強みとするアメリカの企業です。

日本にはまだ直営店がありませんが、Goal Zero / Lighthouse Microはその脅威の携行性や、小さいボディからは想像できない機能性が話題になり、一時は購入が困難になるほどキャンパーの間で人気になりました。

Goal Zero / Lighthouse Micro の特徴

登山ではできるだけ軽量化したいもの。ランタンを持っていくとなると、やはり気になるのは大きさや重さです。
しかしGoal Zero / Lighthouse Microならそんな心配はいりません!
手のひらサイズなのに超優秀な高機能ランタンGoal Zero / Lighthouse Mircoが登山用のギアとしても一流である理由を詳しくご紹介していきます。

おにぎりより軽い、驚きの軽さ

おにぎりとGoal zero Ligfhthouse micro
撮影:まつだしなこ

最大の特徴と言えるのがコンパクトさ軽さです。

本体サイズは最もコンパクトな商品で約93×37.75mmと、手のひらに収まるサイズ。しかも重量は同じく最軽量の商品で約68gと、コンビニおにぎりより軽いのです(コンビニおにぎりは約110g)。
軽量化が求められる登山においても負担にならない携行性と言えるでしょう。

それでいて最大150〜170ルーメンもの明るさを出すことができる、小さいながらもタフなランタンなのです。(※最大出力は商品によって異なります)

野外での使用も安心できる防水性

悪天候時の山行
出典:pixta

登山用のギアを選ぶときに重要なのが、悪天候時の使用にも耐えうるかということ。山に連れて行くなら、防水機能は見落とすことができないポイントです。

Goal Zero / Lighthouse Microの防水等級は、なんとIPX6
防水等級IPX6とは、あらゆる方向から水を強く吹き付けても故障しないハイグレードであることを保証しています。

mont-bellの高機能ヘッドライト「EXパワーヘッドランプ」がIPX6なので、過酷な環境下で外気に晒されるヘッドライトと同じレベルの防水性があるという安心感がありますね。

最長170時間」という照射時間

4段階で表示されるバッテリー残量
撮影:まつだしなこ

Goal Zero / Lighthouse Microの明るさは、商品によって2〜3段階で調整可能です。最大出力の場合、最長照射時間は7時間。23泊程度のテント泊なら十分バッテリーを維持することができます。

しかもヘッドライトではわかりにくいバッテリー残量が、このランタンなら一目瞭然。あとどれくらいバッテリーが残っているかが4段階で確認できるので、いつ突然あかりが切れるかビクビクする必要はありません。

本体付属のUSBで充電が楽々

本体に付属したUSBポート
撮影:まつだしなこ

多くの充電式のヘッドライトやランタンは、別添のコードを使用し電源に接続しますが、Goal Zero / Lighthouse Microは充電用のUBSコネクタが本体に付属しているのでそのまま差し込むだけで充電できます。

コードが不要で充電が楽なことも魅力の一つです。

実際に使用していて気になる点

重装備の縦走から、ULハイキングなどさまざまなスタイルの山行にGoal Zero / Lighthouse Microを連れていった筆者が気になった点をいくつかご紹介します。

吊り下げにカラビナが必要

テント内の天井ループとカラビナ
撮影:まつだしなこ

Goal Zero / Lighthouse Microはハンガーはついていますが、そのままではテント内の天井ループに吊り下げることはできません。天井ループに適した小型のカラビナを別途購入する必要があります。

参考までに、筆者はハンガーにストラップもつけ、テントの外で持ち歩きたい時は落とさないように首から下げています。

ロック機能がない

メガネケースとランタン
撮影:まつだしなこ

一般的なヘッドライトはザックの中で不用意にライトの電源が入らないように電源のロック機能がありますが、Goal Zero / Lighthouse Microには現状ありません。

ザックの中にそのまま詰め込んでしまうと、ふとした衝撃で電源が入ったままになる可能性もあるため、収納方法に工夫が必要です。

参考までに、筆者はメガネケースに一緒に入れています。それくらいコンパクトなのです。

周りに配慮した使い方を

暗闇での最大出力時
撮影:まつだしなこ

テント内を満遍なく明るく照らしてくれるランタンですが、その分明かりがテント外にも届いていることに配慮しなくてはなりません。

Goal Zero / Lighthouse Microは小さいながらも光量が多いので、深夜や早朝など使用する時間には気をつける必要があります。明るさの段階を落としてもまだ明るいと感じる時は、布をかけるなど光量を調整する心遣いを忘れないようにしたいです。

類似品に要注意

本体に記されたシリアル番号
撮影:まつだしなこ

人気製品なだけに、類似品が多く出回っています。類似品だと照射時間や防水等級が正規品ほど保証されていないリスクもありますので、よく確認してから購入しましょう。

正規品は写真のようなシリアル番号がふってあります。

Goal Zero / Lighthouse Microは3つのタイプが発売中

Goal Zero / Lighthouse Microは、大きさや重量はそのままで、照射機能や外部接続などの機能の違いにより3つのタイプが発売されています。

ゴールゼロ Goal Zero / Lighthouse Micro

入力充電用ポート(最大5W、1A)
出力LEDライト(最大150ルーメン)
連続使用時間の目安7〜170時間
充電時間の目安約3.5時間(USB充電時)
本体重量約68g
本体サイズ約93cm x 37.7mm
推奨使用温度域0〜40℃
発売時期2016年9月中旬

2つの点灯モードの切り替えができる、ミニマムタイプ。最大150ルーメン。ローモードで最大170時間の点灯が可能です。カラーはBlackのみ。(本製品は現在メーカーでの生産遅延が生じており、時期納期が未定となっているため日本のオンラインショップでの取り扱いがほとんどない状態)

 

ゴールゼロ Goal Zero / Lighthouse Micro Flash

入力充電用ポート(最大5W)
出力LEDライト(最大150ルーメン)
連続使用時間の目安7〜170時間
充電時間の目安約3.5時間(USB充電時)
本体重量約68g
本体サイズ約93 x 37.75mm
推奨使用温度域0〜40℃
発売時期ブラック:2016年9月中旬
カーキ:2022年11月2日
ベージュ:2022年11月2日
グレー:2023年11月3日

フラッシュライトを含めた3つの点灯モードの切り替えが可能。懐中電灯のように前方を集中的に照射したい時に便利です。最大150ルーメン。ローモードで最大170時間の点灯が可能です。定番のブラックに加え、カーキ、ベージュ、グレーの3色のカラーバリエーションがあります。

ゴールゼロ Goal Zero / Lighthouse Micro Charge

入力USB Type-Aポート(最大5W)
出力最大150ルーメン
連続使用時間の目安7〜170時間
充電時間の目安約3.5時間(USB充電時)
本体重量87g
本体サイズ約112 x 37.75mm
推奨使用温度域0〜40℃
発売時期2023年6月末

コンパクトな本体に、USBの出力ポート(Type-A)を搭載。スマートフォンやワイヤレスイヤホンといった外部デバイスを充電することができサブバッテリーとして活躍します。

点灯モードは3つ。最大150ルーメン。ローモードで最大170時間の点灯が可能です。こちらの商品には、「気になる点」でご紹介したカラビナが付属しています。

ランタンの明るさに包まれて、格別な夜を体験しよう

山の夜空と明るいテント
出典:pixta

街に比べて早く暗くなる山の夜は長く感じるもの。

しかしそんな山の夜こそが、重い装備を担いでここまで登ってきた人だけが過ごすことできる山中泊の醍醐味でもあります。せっかくそんな特別な時間を手にいれるのだから、照射範囲の広いランタンを活用して、より快適な空間を作って本を読んだり仲間とお酒を片手に語らったりと、じっくり楽しんでみませんか。

よりリラックスし、快適に過ごすのであればぜひ一度ランタンを試してみてください。おにぎり一つより軽いランタン一つで、仲間と語り明かす一夜や、読書に没頭する時間が一段と楽しくなるかもしれません。

Goal Zeroが気になる人にはこちらもおすすめ