新しい山の楽しみ方を発見!?“ハンモック登山”のススメ
ひそかにブームになりつつあるハンモック。興味を持って調べてみると、山の中で寝泊まりしている人を発見!しかし、いくらネットで調べても、そのノウハウが分からない・・・。そこで今回、ハンモック登山の第一人者である二宮さんにノウハウを詳しく教えて頂きました。テント泊登山とは異なる新たな魅力を一緒に学びましょう!
2022/12/27 更新
本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。
監修者
Hiker's Depot
二宮勇太郎
2012年にアメリカの「パシフィック・クレスト・トレイル」を踏破した後に、下山先の街中で憧れのハンモックに出会ったことをきっかけに、ハンモック登山を始める。それから魅力にどっぷりはまり、企画立案に携わりながらイベントを通してハンモック登山の楽しみを多くの人に伝えている。
二宮勇太郎のプロフィール
編集者
YAMA HACK編集部
月間350万人が訪れる日本最大級の登山メディア『YAMA HACK』の運営&記事編集担当。山や登山に関する幅広い情報(登山用品、山の情報、山ごはん、登山知識、最新ニュースなど)を専門家や読者の皆さんと協力しながら日々発信しています。
登山者が「安全に」「自分らしく」山や自然を楽しむサポートをするため、登山、トレイルランニング、ボルダリングなどさまざまなアクティビティに挑戦しています。
YAMA HACK編集部のプロフィール
制作者
山岳ライター
吉澤英晃
群馬県出身。大学時代に所属した探検部で登山を開始。以降、沢登り、クライミング、雪山、アイスクライミング、山スキーなど、オールジャンルで山を楽しむ。登山用品の営業職を経て、現在はフリーの編集・ライターとして活動中。
吉澤英晃のプロフィール
アイキャッチ画像撮影:吉澤英晃
どうやらハンモックを使った登山があるらしい
突然ですが、皆さんはこちらの記事を読んだことがありますか?
ハンモックに揺られ、風のそよぎや雲の流れ、空間のゆったりさを感じる。なんだかとっても楽しそう。
山とハンモックの繋がりに興味が湧いたのでさらにネットで検索してみると、なんとハンモックをつかって“山泊登山”をしている人を発見しました!?
キャンプのイメージが強いかもしれませんが、実はアメリカのロングトレイル・ハイカーも愛用している立派な登山アイテムなんです。
でも、やり方が分からない・・・

出典:PIXTA(ハンモックを使って山で一晩を明かせたら楽しそう)
ネット上で見つけたハンモック登山を紹介している記事の著者たちは、1泊2日以上の登山シーンで山の中にハンモックを設置してキャンプを楽しんでいました。ハンモックを利用して山の中で泊まることができたら面白そうですよね!
しかし、それから色々と調べてみたのですが「どんな装備が必要なのか?」「どんなことに注意したらいいのか?」など、詳しい情報を見つけることができませんでした・・・。
その道のプロに聞いてみた

撮影:吉澤英晃
そこで今回、ハンモック登山のプロとして自身でもイベントの企画に関わりながらハンモック登山の普及に努めている「Hiker’s Depot」の二宮さんに詳しくノウハウを聞いてきました!
Hiker’s Depot 二宮勇太郎さん
2012年にアメリカの「パシフィック・クレスト・トレイル」を踏破した後に、下山先の街中で憧れのハンモックに出会ったことをきっかけに、ハンモック登山を始める。それから魅力にどっぷりはまり、企画立案に携わりながらイベントを通してハンモック登山の楽しみを多くの人に伝えている。
意外と手軽?必要な特殊装備は4つのみ!

撮影:吉澤英晃
ハンモック登山で必要になる装備は、テント泊登山で使う道具とさほど変わりません。大きく異るのは、テントとマットの代わりに、「ハンモック」と「タープ」を使うということ。さらにハンモックを設置するための「ツリーストラップ」と「ハンモック専用シュラフ」が必要です。
見せてもらった道具はどれもこれもコンパクト。圧倒的な荷物の軽さがハンモック登山の魅力でもあります。それでは一つ一つ詳しく見ていきましょう!