①4〜5m間隔で生える立ち木を見つける
まずはハンモックの設置ポイントを探しから。緑の葉を茂らせている生きた立ち木を選びましょう。幹の太さは直径で20〜40cmくらいあると安心です。
次に、木と木の間隔を測ります。必要な距離は約4〜5m。手を水平に広げた状態(右手から左手までの長さがほぼ身長と同じになる)で、落ちている木の枝やストックを活用しておおよその距離を計測しましょう。
②目線の高さにツリーストラップを設置する
設置する場所が決まったら、ツリーストラップを木に巻き付けます。設置する高さの基本は、“目線の高さ”。最後に体重をかけて固定します。
もともとツリーストラップは木に食い込まないように幅が広い作りをしていますが、できるだけ木肌にタオルや手拭いなどを巻いて、その上にツリーストラップを設置しましょう。
③ツリーストラップにハンモックを連結する
木に巻き付けたツリーストラップにハンモックを連結。この時の張り具合は、ハンモックに座った時に“地面からツリーストラップを木に巻き付けたポイントまでの角度が30°くらい”になるようにしましょう。
この角度を基本として、あとは寝心地の好みで張り具合を調整してあげます。
④ツリーストラップにタープを設置する
最後にタープを設置します。この取付位置も基本的に“ハンモックと同じ高さ”で大丈夫です。立ち木に設置したらハンモックを覆うように左右を地面に固定します。
雨が降っている時は吹き込みを防ぐために、タープの生地が地面に近くなるように工夫しましょう。雨の心配がない時は設置しないという選択肢もアリです。
あると便利!吊り下げ紐
あると便利なのが吊り下げ用の紐。10mほどの細引きを準備してハンモックの上に設置すれば、そこに荷物を吊るすことが可能に。
たったこれだけのひと手間で、荷物を落とす心配が無くなり、道具を汚さなくて済むというメリットを得ることができるんです!!
あっという間に完成!
教えていただくまでは難しそうだと思っていたハンモックの設置方法でしたが、実際にやってみるとその手順は意外と簡単。一度、近場の山や公園で練習すれば、後は山の中で実践するだけです!
慣れてくればハンモックから地面に下りずに生活することも可能になるので、是非試してみてください!
設置&生活する上での注意点
設置方法を学んだところで、次にお伝えしたいのが3つの注意点。