スタッフバッグ、どんなの使ってる?

みなさんは、登山の際どんなスタッフバッグを使っていますか? 泊まりなど荷物が多い時はそれだけザックも大きくなりますから、中で荷物が散らばると不便。そんな時にわかりやすく荷物を小分けできるよう、また濡らしたくないものを守るためにもスタッフバッグは欠かせないアイテムですよね。
空気が抜けない。たったこれだけのことだけど…

例えば、着替えや保温着などの濡らしたくないものは、防水のスタッフバッグ(ドライバッグ)に入れていくのが便利。しかし、「空気がうまく抜けてくれない!」こんなシーン、みなさん経験があるのでは?
空気を抜いてぺしゃんこにできればザック内での場所も取らずコンパクトになるので、スタッフバッグの空気はできるだけ抜いてあげるのが◎。しかしロールトップ式のスタッフバッグなどは、この作業が結構大変!

「空気が抜けない」、これって実はけっこうなストレスだったりしますよね。家でのパッキング時はもちろん、テントや小屋で荷物をパッキングしなおす時も早く出発したいのに…きっちり小さくなってくれない! 本当はもっと小さくなるのに、ちょっと空気を残したままパッキングしてしまう方も多いかもしれません。
こんなの欲しかった!キャラバンから出たドライサックが超おすすめ

そこでイチオシなのが、キャラバンから発売されているネオシェル SILICコーデュラ・ドライサックです。このドライサック、実は長年のストレスから解放させてくれる魔法のようなアイテム。その秘密は、底の部分にPolartec® NeoShellという素材を採用している点です。

画期的な防水素材・Polartec® NeoShell®

ネオシェルとは、高機能フリース素材で有名なPolartec®が打ち出している次世代の防水素材。防水でありながらソフトシェルのような柔らかさ、しなやかな生地感が特徴です。中でも従来の防水素材ともっとも異なる点は、通気性があるということ。

…ということは、底にネオシェルを採用しているこのドライサックなら…、みなさんも想像できますよね。
実際に物を入れてみた
実際に、編集部員が今まで使っていたスタッフバッグとSILICコーデュラ・ドライサックを比べてみました。
①まずは従来使っていたドライサックに物を入れると…

タオルや手ぬぐい、Tシャツなどを入れます。

そのままくるくるしていくと…

すぐにパンパンに!

仕方がないので、もう1度戻って…

いったん空気を抜いて、

もう1度くるくる。

それでもこんなに空気が残ってしまい、ぱんぱんに。このロールトップ部分を戻して空気を抜き、また巻いて……を何度か繰り返したことのある方、きっと少なくないはず!
②SILICコーデュラ・ドライサックに物を入れると…

続いて、ネオシェル SILICコーデュラ・ドライサックに同様に物を入れ、くるくると開口部を巻いていきます。

ぱんぱんになるところまで巻いたら、

えいっ!と上から押します。

すると、どうでしょう! 底のネオシェル部分からぷしゅ~っと空気が抜けていきます。

空気が抜けたら、またくるくる。

どんどん空気を抜きながら、小さくしていきます。

くるくるを巻き戻すことなく、素早くこんなに小さくなりました!
もし濡れたものを入れたら、しっかり乾かそう!

通気性があるネオシェルですが、防水素材なのでもちろん濡れたものを入れても問題ナシ! ただし、ボディ部分のSILICONEコーデュラ生地は使用頻度や使用状況によりシームテープの剥離が起こる可能性があります。下山後お風呂に行って、濡れたタオルや手ぬぐいを一時的に入れるなどした場合は帰宅してすぐに内側も外側もしっかり乾かすのをお忘れなく。
基本的には、“濡らしたくないものを入れる”という目的でバリバリ山へ連れていってあげましょう。
キャラバン ネオシェル SILIC コーデュラ・ドライサック
Caravan 公式ホームページ
ちょっとしたことだけど、かなり楽ちん!

「ほんの些細なこと」なんですが、このパッキングに手間取る時間が減ることはかなりのストレス軽減になります! 気になった方は、ぜひ1度試してみてください。今までこの『空気を抜く』という行為に苦戦していた方は、あっという間にコンパクトになる快感が病みつきになるかも!



