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飯盒 ご飯

【完全版】飯盒でほかほかご飯を炊こう!基本の使い方と料理まとめ

飯盒の使い方を特集! 水の量や火加減、炊飯時間など、飯盒炊爨(飯盒炊飯)のやり方や飯盒を使った料理レシピ例をご紹介します。飯盒を使うのはキャンプをはじめアウトドアならではの醍醐味。せっかく調理をするなら、飯盒で炊き立ての美味しいご飯を味わってみませんか?

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目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

「飯盒」を使ってみよう!

飯盒の仕組み

撮影:YAMAHACK編集部

飯盒(はんごう)は、もともと食料を携行したり食事をするときの器として使う、軍隊の装備品としてヨーロッパで誕生しました。お米を主食とする日本で、屋外炊飯を行えるよう改良したものが兵式飯盒と呼ばれ、現在でも大きく変わることなく、軍用にとどまらず幅広く屋外レジャーで使われています。

兵式飯盒は、曲がった扁平形が一般的で、炊飯をするためのさまざまな工夫が施されています。今回はこの一般的な兵式飯盒の使い方をご紹介します。

飯盒の使いかた|基本編(ごはんを炊く)

飯盒

撮影:YAMA HACK編集部

標準的な兵式飯盒は4合炊きとなっています。内蓋のすり切り1杯が2合、外蓋のすり切り1杯が3合となっていますので、必要な分を計量しましょう。

飯盒 お米を研ぐ

撮影:YAMA HACK編集部

飯盒の中で水の濁りが薄くなるまでお米を研ぎます。

飯盒 お水を入れる飯盒にお米と水をいれます

撮影:YAMA HACK編集部

飯盒の内側側面には、水量の目盛りが2合と4号の位置に刻んであります。これを目安に水を入れてください。お米をふっくら美味しく炊くために、そのままお米を水に浸してしばらく置きます。
夏は約30分、冬は約1〜2時間程度は浸しておきましょう。
お米 火にかける

撮影:YAMAHACK編集部

飯盒を火にかけていきます。
沸騰するまでは弱火〜中火で炊きます。水分が吹きこぼれ出したら強火にしましょう。

飯盒 炊飯の様子

吹きこぼれの勢いが強くなりますので、蓋の上に重石などをしましょう。吹きこぼれる量が少なくなってきたら、火力を徐々に弱くしていきます。蒸気の量も少しずつ減っていきますので、このとき匂いに注意してください。
ほのかにご飯の焦げる匂いがしてきたら炊きあがりの合図です。
飯盒でご飯

撮影:YAMAHACK編集部

火から下ろした飯盒を、蓋が開かないよう注意しながら逆さまにして置きます。そのまま10〜20分程度蒸らしたら完成です!
飯盒 できあがり

撮影:YAMAHACK編集部

飯盒 焚き火

出典:PIXTA

釜戸や焚き火台で炊く場合、火力の目安は下記の通りです。

弱火:飯盒の底に炎が届かない程度
中火:飯盒の底に炎が触れる程度
強火:飯盒の側面に炎が上がってくる程度

飯盒の使いかた|応用編(料理など)

飯盒 お芋ごはん

出典:Photo AC

ご飯を炊くときに刻んださつまいもを入れるだけのお芋ご飯。仕上げにバターとお塩で味をつけたら、ほんのり甘いサツマイモがたまらない美味しさ。

飯盒 ごはん とうもろこし

出典:PIXTA

ご飯を炊くと同時に上の蓋で食材を温めることもできます。お味噌汁などを入れておけば時短メニューの出来上がり。

ごはん 飯盒

出典:PIXTA

もともとは食事を携行するための容器であった「飯盒」。内蓋におかず入れて本体にご飯を詰めれば、ボリュームたっぷりの弁当箱に。これこそ本来の使い方ともいえます。

お気に入りを探そう!

ロゴス ハンドル付ハンゴウ

総重量約365g
容量4合炊き
本体:約2.2L、ふた:約0.5L、皿(なかご):約0.3L
サイズサイズ:[本体](約)20.5×11.5×14cm     [ふた](約)18×11×3.5cm      [皿(なかご)](約)17×10×2.5cm
収納サイズ(約)20.5×13×15cm
表面加工本体内側、ふた内側、皿:アルマイト加工 、本体外側、ふた外側:メラミン樹脂塗装
主素材アルミ

キャプテンスタッグ 林間兵式ハンゴー4合炊き

総重量約340g
容量4合炊き
サイズ約幅180×奥行110×高さ135mm(本体のみ)
表面加工表面加工:アルマイト加工、エポキシ樹脂塗装、フックハンドル:エポキシ樹脂塗装
主素材本体:アルミニウム、フックハンドル:鉄

muraco RICE COOKER BLACK

総重量338g
容量4合炊き
サイズW105 × D180 × H145 mm
表面加工
主素材

muraco RICE COOKER GREY

総重量338g
容量4合炊き
サイズW105 × D180 × H145 mm
素材アルミニウム、外側:耐熱塗装,、内側:アルマイト処理
表面加工
主素材

ロゴス 丸型ハンゴウ5合

総重量約380g
容量5合炊き
本体:約2.67L 、ふた:約0.6L、皿(なかご):約0.5L
サイズ本体:約18×15.5×15.7cm、ふた:約16×16×3.5cm、皿(なかご):約15×15×3cm
収納サイズ収納サイズ:(約)18×17×15.7cm
表面加工本体内側、ふた内側、皿:アルマイト加工、本体外側、ふた外側:メラミン樹脂塗装
素材アルミ

形は違うけど…こんな変わり種もおすすめ!

ユニフレーム fanライスクッカーDX

総重量約770g
容量2~5合炊き
約3.2L
サイズ約φ210×115mm
表面加工
主素材本体:アルミニウムフッ素加工(板厚2mm) 、フタ:アルミニウム 、ハンドル:ステンレス鋼、ツマミ:天然木

ユニフレーム キャンプ羽釜 5合炊き

総重量約1.75kg
容量5合炊き
約2.8L
サイズ約Φ226(内径φ168)×(高さ)165mm
素材材質:本体:アルミ鋳造 ハンドル:ステンレス鋼 フタ:ステンレス鋼 ツマミ:天然木

コールマン アルミライスクッカー

総重量920g
容量3合炊き
サイズ約φ19×18(h)cm ストレーナー/約φ17.5×12(h)cm 内蓋/約φ17.5cm 
素材ライスクッカー/アルミニウム、ステンレス、内蓋/アルミニウム、ストレーナー/ステンレス、メジャーカップ/ポリプロピレン
表面加工
主素材


▼少量を炊きたい時は、メスティンもおすすめ!

「飯盒」はこれからも現役続投! アウトドアで美味しいごはんを

飯盒 子供

撮影:YAMAHACK編集部

飯盒は、アウトドア調理器具の中でも比較的手ごろな価格で手に入り、多少乱暴に扱ってもへこたれない“丈夫さ”を兼ね備えています。子どものころに林間学校で使った人も多いかもしれません。
そんな懐かしくも頼もしい飯盒を使って、野外でも炊き立てホカホカのごはんを楽しみましょう!

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