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SOTO「スチームライスクッカー ITADAKI」をレビュー!焦げ付き・吹きこぼれなし&火力調整不要は本当?使ってわかったコツ(2ページ目)

実際に炊飯してみて学んだコツを伝授!

しかし、簡単にご飯を炊けるスチームクッカーITADAKIですが、実際に使ってみると「ん? これどうするんだ?」と戸惑う場面がありました。

そこで今回は、テストしたからこそ気づくことができた、スチームライスクッカーITADAKIの使い方のコツを4つ紹介していきます!

コツ1|一瞬戸惑う、水の量の測り方

SOTO スチームライスクッカーITADAKI マグ350 目盛り

スチームライスクッカーITADAKIで炊くことができるお米の量は、0.5合と0.8合と決まっています。それぞれに対応する水の量も決まっており、0.5合では100ml、0.8合だと160mlが必要です。

ここで「ムムム!?」と思いました。お米と水を入れるマグ350に、100mlの目盛りはあるのですが、160mlの刻印が見当たらないのです。0.8合を炊きたいとき、160mlの水はどうやって量ればいいの……?

SOTO スチームライスクッカーITADAKI マグ650 目盛り

不便だなぁと思ってメーカーの担当者に聞いてみると「マグ650に160mlの目盛りがあります」とのこと。

0.8合を炊くときはマグ350に160mlの目盛りが見当たらなくても落ち着いて、マグ650を利用して必要な水を計量しましょう(マグ350に160mlの目盛りもつけてくれればいいのにという不満はグッと飲み込んでください)。

コツ2|火力は「弱火」より「中火」がベター

SOTO スチームライスクッカーITADAKI 火力調整

マグ350に必要な水を入れてお米を浸水させたら、さっそく全体を火にかけます。炊飯方法が書かれた紙を見ると「弱火沸騰10分間」の文字。これは「弱火で沸騰してから10分間火にかける」という意味です。ここで、またしも「ムムム!?」と思いました。

弱火の火力ってどれくらい?

弱火とは一般的に「鍋底に炎の先端が当たらないくらいの火力」といわれています。ただし、明るい日中だと炎がまったく見えず、目視での調整はほぼ不可能。さらに、ちゃんと鍋底に炎の先端が当たらないくらいの弱火に調整できたとしても、火の勢いが弱すぎて、何分経っても沸騰する気配がありません。

SOTO スチームライスクッカーITADAKI 沸騰
ちゃんと沸騰するとリッドの隙間から湯気が上がります

実際に使ってみた経験から、ちょうどいいと思われる火力は、弱火よりもちょっと強いくらい。鍋底に炎の先端はガッツリ当たるので、一般的な弱火の概念は無視していいように思います。この件についてもメーカーの担当者に質問すると、以下の答えが返ってきました。

「弱火は、鍋底に炎の先が触れていない状態で間違いありません。目視での調整が難しい場合の目安としては、適正な弱火で加熱した場合、沸騰までに常温(外気温25℃程度)で約4分前後かかります。こちらの時間を目安にして、環境によって沸騰しない場合は少しずつ火力を強めて調整していただくのが良いと思います」

火力調整に触れられていますが、弱火の定義は気にせず、「常温で約4分前後で沸騰する火力に調整する」と覚えておくといいように思います。

コツ3|各パーツの持ち方まとめ

スチームライスクッカーITADAKIは、一般的なクッカーよりパーツが多いです。そのため扱いが煩雑になりがち。特に加熱中は注意が必要と感じたので、安全な取り扱い方を紹介します。

SOTO スチームライスクッカーITADAKI リッド 扱い方

まず、マグ350の上に乗せるリッドについて。加熱中、リッドを開けたいと思ったとき、直接触れると熱さで火傷する危険があります。

実際、テスト中に持ち上げようと思って素手のまま掴んだら「熱っ!!」となりました。どうしてもリッドを持ち上げたいときは、付属のハンドルを使うか、手ぬぐいなどをあいだに挟むようにしましょう。

  • SOTO スチームライスクッカーITADAKI マグ350 扱い方
  • SOTO スチームライスクッカーITADAKI マグ350  スペーサー 扱い方

お米と水を入れるマグ350は、付属のハンドルで縁を掴むと持ち上げることができます。また、スペーサーと呼ばれている黒いパーツといっしょに持ち上げることも可能。スペーサーを掴むときは表面が十分冷めていることを確認してください。

SOTO スチームライスクッカーITADAKI マグ650 扱い方

マグ650は少々クセモノでした。炊飯を終えたスチームライスクッカーITADAKIをまるごと動かしたいと思い、側面に付いている銀色のバーをハンドルで掴んで持ち上げると、掴んだ横棒を中心にクッカーが斜めに傾いてめちゃくちゃバランスが悪くなったのです。

「これ、不良品なのでは?」と疑いを持ってメーカーの担当者に質問すると、「扱い方は間違っていません。ただし、補助的な役割として配置しているので、通常のクッカーとして使用される際は、通常通りクッカーのフチを掴んで持ち上げていただくのがおすすめです」とのこと。

  • SOTO スチームライスクッカーITADAKI マグ650 扱い方
  • SOTO スチームライスクッカーITADAKI マグ650 扱い方

いろいろ試してみた末、バーを掴むときはハンドルを逆さまにするとクッカーの傾きが抑えられることを発見。気になる人は試してみてください。

コツ4|蒸し料理の作り方

SOTO スチームライスクッカーITADAKI 蒸し料理

スチームライスクッカーITADAKIの商品パッケージには「蒸し料理」の写真が載っています。でも、調理法についてはどこにも記載がありません。

テスト当日は、マグ350とマグ650に水を少し入れてウインナーを投入。しばらく火にかけて、沸騰状態で数分加熱するとしっかり食材が温まっていました。でも、やり方はこれで本当に合ってるの? これについても正しい調理方法をメーカー担当者に尋ねました。

「マグ650に水を350ml入れ、マグ350には食材だけ入れて加熱してください。その際、弱火で沸騰後、15分以上の連続加熱を行わないようお願いします」

ご飯を炊いて美味い食事をいただきましょう!

SOTO スチームライスクッカーITADAKI 食事
炊飯調理で使ったマグ650のお湯は再利用可能。テスト当日はスープを作って飲み干しました

スチームライスクッカーITADAKIは、屋外でだれでも簡単にご飯を炊くことができる便利グッズ。お米の量、水の量、沸騰時間、蒸らし時間など、規定の炊飯方法をきっちり守れば、ほぼ失敗することなく美味しいご飯が炊きあがります

でも、強いて言うなら、調理方法が決まりすぎていてちょっと窮屈に感じることも。普段、水の量や火力についても感覚を頼りに調整していて、それで問題なく炊飯できている身からすると、柔軟性の乏しさは気になる点です(あと、よく食べる人からすると、最大で0.8合までしか炊くことができない容量は物足りなく感じるかも……)。

とはいえ、すべて感覚でお米を炊く方法を身につけるのはちょっと大変。失敗することもありえます。そんなことを考えると、経験ゼロからほぼ失敗せずにご飯を炊けるスチームライスクッカーITADAKIは、屋外でご飯を炊きたい万人におすすめできる強い味方

山での食事が豊かになること間違いなしです!

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