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「それ、どこの?」って聞かれまくった。帆布×ダイニーマの新感覚サコッシュが心地よすぎる理由(2ページ目)

小さなこだわり、つくり手のやさしさという「味」も

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
撮影:ポンチョ

アクセスしやすい前面ポケット

本体の前面には、ウルトラ・ストレッチにYKKの止水ファスナーを装備したメッシュポケットと、開口部オープンのポケットが装備されています。ウルトラ・ストレッチは伸びがよく、光沢感が帆布とDCFの組み合わせをつなぐ役割を果たしているように感じます。

オープンポケットは、スマホや行動食を入れておくと、アクセスしやすくて便利でした。収納物の脱落を防ぐために、スナップボタンや面テープで留められると安心かなぁとも思いましたが、本体に荷物が入っていれば大きく開くこともないので、アクセス性を優先させたのだと思います。

指を掛けやすいS字ファスナー。ダブルスライダー採用も嬉しい

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
撮影:ポンチョ

メッシュポケットに装備された止水ファスナーの持ち手は、指を掛けやすいS字状のツマミになっています。ストラップやコード、棒状のツマミ等々、さまざまな選択肢からコレを選んだことに、つくり手のやさしさを感じます。

それはダブルスライダーを採用していることかも、感じられます。シングルスライダーよりも、間違いなく使いやすいです。

余ったベルトが垂れない工夫

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
撮影:ポンチョ

ショルダーベルトも、長さ調節をして余ったベルトがだらんと下がってしまわないように、スライド式になっています。小さな機能ですが、使ってみれば、ストレスのないものです。

山の帆布工房は、素材の味わいだけでなく、つくり手の想いから感じる、機能的な味わいにもこだわっているようです。

「そのパーツ、そう使うの!?」な隠し機能も

ロールトップ部分を留めるストラップ。軽さを重視したサコッシュであれば伸縮コードとフックを選択すると思いますが、NOBISHIROサコッシュにはナイロンテープとバックルを採用しています。

それは少し大げさにも思えましたが、長く使うことを考えると劣化しやすい伸縮コードではなく、ナイロンテープなんだろう……と想像していたのですが、公式HPにあった画像を見て、「なるほど!」と思いました。

ストラップはポール固定にも使えた!

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
撮影:ポンチョ

このストラップ、簡易的にトレッキングポールを留めるのに使うこともできるものだったのです!上画像では、モンベルの4本継ぎで収納サイズの短いカーボンポールを留めてみましたが、邪魔にならず、ちょっとした岩場を登るのに重宝しました。

アイウエアホルダーが地味に便利

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
撮影:ポンチョ

「コレ、なんだろう?」と思ったパーツもあります。
上画像、黄色矢印のメッシュポケットのサイドにあった伸縮バンドの輪が、それです。

ペンを留めるならメッシュポケット内だし、1カ所しか装備されていないので、バンジーコードを配するためでもないし……。

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
撮影:ポンチョ

その答えも、公式HPにありました。
なんと、アイウエアのツルを通して留めておく、ホルダーでした!

小屋やテント、室内に入ってアイウエアを外して、テーブルの上に置いたり、胸ポケットに入れたり、ケースに入れてサコッシュに収納したり……の後に起きるのが「あれ、どこいった?」問題。

たぶん、きっと、山の帆布工房氏も、そうなったことが一度や二度ではないのだと想像します。ケースに入れる面倒がなく、そのままサコッシュ内に入れるよりもレンズが傷つきにくい。一時収納場所として、なかなか最適です。

3ヶ月使って、何度も聞かれた。「それ、どこの?」

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
提供:山の帆布工房

ここまで記事を読んで、「イエローは……」と思っていた方、安心してください。

このNOBISHIROサコッシュ。今回私が使ったカラーはレモンイエローでしたが、他にブラック(上画像左上)、ライトブルー(右上)、オリーブ(左下)、ブラウン(右下)という、落ち着いたカラーもあります。

いずれも仕様は同じ、富士金梅のパラフィン加工された帆布の本体に、DCF製のロールトップです。

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
撮影:ポンチョ

今回、レモンイエローという、目立つカラーを身に付けていたこともあるのかもしれませんが、見慣れぬデザインのサコッシュを見たハイカーや、友人、私が主宰する低山ツアーイベントの参加者さんの何人もから、同じ質問を受けました。

「それ、どこのサコッシュですか?」

「山の帆布工房のNOBISHIROサコッシュで、本体は帆布、この開口部がDCFっていう、ちょっと変わった組み合わせなんですよ」

と答えると、これまたみなさん同じように

「っていうことは、変化を楽しめるモノ?」
「黄色だと、汚れが目立つように思うけれど、それが味になるんですね!」

目新しいモノには躊躇しがちだけれど、これきっと定番になります!

山の帆布工房 NOBISHIROサコッシュ
撮影:ポンチョ

登山用のサコッシュは、実はこの10年ちょっとで定番になった道具です。それ以前は、ウエストバッグやチェストバッグが主流でした。だから、ペラペラで無機質なUL素材のサコッシュが、絶対ではないんです。

きっとUL素材のサコッシュに、「なんだか、ちょっと味気ないんだよなぁ」と感じている人もいるでしょう。

そんな人にオススメなのが、今回紹介した、山の帆布工房のNOBISHIROサコッシュです。ナイロン等の化繊がバックパックに使われる以前、帆布製リュックサックはヒマラヤ登山でも使われていた歴史もある素材です。

当時よりもはるかに軽く、品質も高い富士金梅製の帆布とUL素材DCFを使ったNOBISHIROサコッシュは、その丈夫さゆえに、長く使え、変化を楽しめることは間違いありません。そして、多くの登山者にとって、山道具の定番になる予感がしました!!

それではみなさん、よい山旅を!

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