アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部
登山にサコッシュがオススメの理由
登山用サコッシュの選び方5つのポイント
さまざまなサコッシュが世に出ていますが、一見すると形も似ていてイマイチ違いがわからない……。
そんな悩みを解消するため、ここでは登山用サコッシュの選び方を解説します。
サコッシュの選び方5ポイント
- サイズ|収納アイテムに見合ったものを
- 素材|代表的な4種をチェック
- ストラップ|形状と操作性をチェック
- 開口部|アクセスのしやすさに注目
- ポケット|仕切りがあると小物収納に便利
①サイズ|収納アイテムに見合ったものを

使いやすいサイズは「横幅25cm前後・高さ20cm前後」
小さすぎず大きすぎず、バランスの取れた絶妙なサイズは、おおよそ【高さ20cm前後×横幅25cm前後】のサコッシュ。
スマートフォン、紙の登山地図、グローブ、サングラス、日焼け止め、財布、行動食、虫よけスプレーなど、頻繁に取り出しそうなアイテムは一通り収納できます。
サコッシュの中身一例
撮影:筆者(サコッシュは「カンパラパックミニ」W22cm x H15cm x D5cm)
まずは大前提として、重さのある物をサコッシュに入れるのはNG。ペットボトルや水筒も適していません。
なぜかというとサコッシュの重みでストラップが食い込み、首や肩に負担をかけてしまうからです。長時間そのままにしておくと痛みが生じる場合もあり、疲労の原因にもなります。
サコッシュに収納するアイテムは、「頻繁に出し入れするもの」「すぐに取り出せると便利なもの」という2つの観点から絞っていき、収納するアイテムを厳選していきましょう。
<サコッシュの中身一例>
ハンカチ替わりの手ぬぐい・水に流せるティッシュ・日焼け止め・行動食・小銭入れ・スマートフォン・グローブなど。
②素材|代表的な3種をチェック
③ストラップ|形状と操作性をチェック
④開口部|アクセスのしやすさに注目

どのようなタイプの開口部でも、登山中グローブをした状態でスムーズに開閉できるのかが重要なポイントです。
ファスナータイプの場合、写真上のようにジッパータグのような引き手やコードが付いていると開閉も容易。
ファスナー以外だと、スナップボタンやべロクロテープで留めて前に折り畳んで使うタイプ、巾着のように絞って使うタイプもあります。
この仕様であればポールを持っていたり、グローブをしたままでもアクセスしやすくて便利です。
⑤ポケット|仕切りがあると小物収納に便利

ポケットや仕切りがあると、リップクリームや鍵、飴などの行動食やそのゴミなど、細かい物を整理できるので便利。また、物の取り出しもスムーズに行えます。
中にはサコッシュの外側に、二つ折りにしたA4サイズの紙地図が収まるメッシュポケットを配した製品もあります。
収納アイテムに応じたポケットの数や配置を考えると、登山中も使い勝手に不自由がなく、とても便利です。
登山におすすめのサコッシュ20モデル

アウトドアブランドやガレージブランドをメインに、登山向けのサコッシュ21モデルを厳選。
軽さはもちろん、登山で使える耐久性を備えたモデルのみをピックアップしました。
おすすめの21モデルから、選び方のポイントでも紹介した【使い勝手の良いサイズ】と【小物収納に便利なサイズ】の2項目に分けて紹介します。下記より確認してください。
【スタンダードなサイズ】サコッシュおすすめ15モデル
はじめに、横幅25cm前後、縦幅20cm前後の使い勝手の良いスタンダードなサイズをピックアップ。中には上部にマチを設けて、サイズを拡張できるサコッシュもあります。
下記では【スタンダードなサイズ】の16モデルから、さらに開口部のファスナーの有無でアイテムを分けて紹介しています。
【ファスナーありの10モデル】
開口部がファスナータイプのサコッシュを紹介します。物を落としてしまいそうで不安、という方におすすめです。
ザ・ノース・フェイス ウォータープルーフショルダーポケット
素材 | 100Dジオリップストップナイロン |
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外ポケット | × |
サイズ | H21×W25×D4cm |
仕切り | ○ |
重量 | 約80g |
防水サコッシュ
止水ファスナーを採用し、縫い目にはシームシーリング処理を施した防水サコッシュです。完全防水ではありませんが、雨が降りそうな日や梅雨期のアクティビティに最適。
肩掛けのほかに、ストラップを外して登山ザックへ取り付けることも可能です。
グレゴリー サコッシュAL
素材 | - |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H21×W27×D2cm |
仕切り | ○ |
重量 | 115g |
ポケットが豊富で整理整頓しやすい
正面と背面のそれぞれ1箇所のポケット、内側に1個所のスリーブポケットがあり、荷物が迷子になりにくく整理整頓できるサコッシュ。
表のファスナーポケットにはデイジーチェーンも付いて、小物などが掛けられます。ショルダーベルトを外すとバッグインポーチにもなり、登山を始めとしたアウトドア、旅行などにも活躍。
アンドワンダー シルサコッシュ
素材 | ナイロン100% 別布部分:ポリエステル100% |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H23×W33×D3cm |
仕切り | × |
重量 | - |
軽くて強い、撥水性もある
軽量で耐久性のある、アンドワンダーのsil(シル)シリーズサコッシュ。コーデュラナイロン素材にシリコンコーティングを施し、撥水性・耐摩耗性・引き裂き強度の高い生地に仕上げています。
肩掛けで使うほか、ベルトループにミニカラビナを付けてウエストバッグとして使うことも可能です。
チャムス スプリングデールサコッシュ
素材 | 210Dダブルリップストップナイロン100% 柄デザイン:ポリエステル100% |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H19XW24cm |
仕切り | ○ |
重量 | - |
ポケットが多くて小物収納に便利
スマホやコンパクトなお財布を持ち歩くのに丁度良いサイズです。小物が整理しやすいポケットや仕切りが、内外あわせて4箇所もあります。
ストラップを外し登山ザックに取り付けて、フロントバッグとしても使用可能です。
ナンガ オーロラサコッシュ
素材 | 表地:オーロラテックス® 裏地:ポリエステル100% |
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外ポケット | × |
サイズ | H20×W30×D4cm |
仕切り | ○ |
重量 | - |
防水透湿性素材のオーロラテックス®を採用
ナンガのシュラフに採用されている、防水透湿性素材のオーロラテックス®をサコッシュにも採用。開口部にも止水ファスナーを使い、防水性の向上を図っています。
フロントの上下2本のデイジーチェーンが便利で、サングラスを掛けたり、カラビナやドローコードを引っ掛ければ使い勝手も広がります。
マムート エクセロン サコッシュ
素材 | 840DナイロンJRバリスティック |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H22.5×W28.8×D1cm |
仕切り | × |
重量 | 120g |
カラビナとキークリップが付属して便利
耐久性と耐摩耗性に優れた、840デニールのバリスティックナイロンを採用。ブランドカラーのセーフティオレンジのタブが、ミニカラビナのコードとともにアクセントに。
フロントのファスナーポケットはフラップ付きで開閉しやすく、メインコンパートメントにはキークリップも付属。メインコンパートメントの裏地には山が描かれ、登山者の遊び心をくすぐります。
口コミ・レビュー
ナイロンなので雨も汚れも気にしなくていいので楽です。
大きさも丁度良く、バッグ本体もしっかりした作りです。
外ポケットが1つ。カラビナ付きで可愛いです。
バッグ内側には引っ掛けるような物がついていました。ただ肩紐が、ほんとの紐です。
直径3.5mm位。寒い時期は厚着で気になりませんが、薄着になったら紐なので余程軽い物しか入れない限り、食い込みそうで痛そうな気はします。
出典: 楽天市場
ロウロウマウンテンワークス タビチビトート
素材 | 本体:ナイロン、ダイニーマ ショルダー:牛革 |
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外ポケット | × |
サイズ | H19.5×W27×D2cm |
仕切り | × |
重量 | 120g |
マチ付きで容量を3段階に変化できる
本体底と上部の2ヵ所にマチを設け、荷物の量に合わせてスタイルを変化できるサコッシュ。
荷物が少なめの行動編(約1L)のサコッシュ型、少し荷物が増えた時のテント場編のトート型、さらに荷物が増えた時の拡張編(最大5L)と、場面に応じて使い分けられるのが便利です。
肩に掛けるストラップのほか、手持ちもできるハンドル付き。1つのサコッシュで何役もこなせるマルチなタビチビトートです。
口コミ・レビュー
人気の登山YouTuberさんが使っているのを見て、こちらを購入しました。マチ付きで、マチを広げるとかなりの量が入るし、マチを閉じると薄くなり動きやすくて、使いやすいショルダーです。
また、手持ちの紐も付いているので、ショルダーを外してミニトートとしても使えるので、旅行時にミニトートを使うワタシとしては、とても嬉しい機能です。唯一、内ポケットがないのが残念。インナーポーチを入れて、小さなものを分けていれていますが、鍵を入れられる程度の小さな内ポケットがあると最高です。
出典: 楽天市場
ワイルドシングス X-PACナイロン サコッシュ
素材 | メイン素材:ナイロン 表地:X-PACナイロン |
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外ポケット | ○ |
サイズ | 約H21×W25×D1cm |
仕切り | × |
重量 | 92g |
デザイン・カラーバリエーションも豊富
X-PACと止水ファスナーを採用し、防水性を高めたサコッシュ。ストラップにはベルトの末端が遊ばないよう、固定するコードホルダーが付属し見た目もスタイリッシュに。
フロントには仕切りのあるメッシュポケット、背面にはスマートフォンが入る広めのポケットがあります。シックな色からバイカラーを楽しめる明るい色まで、カラーバリエーションも豊富です。
口コミ・レビュー
大きすぎず小さすぎずサイズは理想どおりで登山のお供にちょうどいい。普段も長財布が無理せず入るので使いやすい。ゆとりはなくなるけど一緒に大判の御朱印帳も入ります。
色は山専用ならマルチがよかったけど無難な黒を選びました。正解かな。
出典: 楽天市場
Shoebill スワッグサコッシュ
素材 | メイン素材:メッシュ ナイロン、表地:ナイロン |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H22×W26×D2cm |
仕切り | ○ |
重量 | 92g |
外内ポケット+内部に仕切りあり!整理整頓しやすい
92gという軽さと、リーズナブルな価格が魅力のサコッシュ。軽量で強度もあるナイロン生地を採用し、破れにくく耐久性も備えています。
正面にファスナーポケット、背面にマグネットボタン式のポケットを配し、内側にもメッシュの仕切りが2箇所。さらにキークリップまであり整理整頓しやすい作りです。
メインコンパートメントは止水ファスナーを採用しています。
口コミ・レビュー
山登りをするときに使おうと思い購入しました。登ると汗だらけになるので防水タイプを探していました。これなら、電車の切符やスマホも濡れずにサッと出せると思っています。使うのが楽しみです。
出典: 楽天市場
キャプテンスタッグ ターポリンサコッシュ
素材 | ターポリン |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H20×W25×D3cm |
仕切り | - |
重量 | 160g |
リーズナブルな価格が魅力
ターポリンを使用した防水仕様のサコッシュ。汚れも弾きやすい性質を持ち、サコッシュのメンテナンスもイージーケア。
ストラップのコードロックは左右に付いているので、左肩と右肩のどちらの肩掛けも可能です。
【ファスナー無しの5モデル】
開口部を、スナップボタンやべロクロテープで閉じ前折りするタイプ、巾着袋のように口を絞るモデルなどを紹介します。
ポールを持っていたり、グローブをしたままでも内部にアクセスしやすいのがメリット。
マーモット リバーシブル ボア サコッシュ
素材 | 素材:表地A/ポリエステル100%、表地B/ナイロン100%、底部/ナイロン100% |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H20xW17cm |
仕切り | × |
重量 | 平均101g |
四角友里コラボレーションモデル
四角友里さんとのコラボモデルで、もこもことした愛らしい表情のボアフリースを使った人気のサコッシュ。
片面は、ナイロンタフタと底にX-Pacを採用しており、軽量でいて耐摩耗性にも強い逸品に仕上げています。
リバーシブルで使えるのが嬉しいポイント。開口部は巾着式、ころんとした丸みのあるフォルムがキュートです。
カリマー TC サコッシュ M
素材 | 100D R/S NY (Nylon 100%) |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H21×W22×D3.5cm |
仕切り | × |
重量 | 90g |
フロントには面ファスナーとファスナー付きポケットの2つを配置
メインコンパートメントはスナップボタンの開閉で、開口部を前折にして使うタイプです。
フロントには面ファスナーのポケットと、ファスナー付きポケットの2つを配置。メッシュ部分はカラー問わずブラックで統一。カラーによりメッシュポケットと本体のバイカラーを楽しめます。
アライテント マップサコッシュ
素材 | 40dnナイロンタフタ+メッシュ |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H30.5×W26cm(広げた状態) |
仕切り | × |
重量 | 55g |
テント布のシート布地を採用
山岳テントブランドらしさが溢れるユニークなサコッシュで、テントのグランドシートと同じ生地を採用しています。
ストラップの調整は、テントの張り綱を調整する自在です。手に取りやすい価格設定も魅力。
口コミ・レビュー
作りがたいへん良い。大きさは、A5が入る大きさ。
めっちゃ軽い。正直なところ、同じ機能をもつものなら100均でも入手できるだろう。
送料あわせて¥1200-は、ちよっち高いと思ったが、シンプルでとても上質な『道具』を手に入れたと満足しています。
出典: 楽天市場
フリーライト スピンサコッシュ
素材 | 1.5ozスピンネーカーファブリック、ポリエステルメッシュ |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H210(最小)38(最大)×W24.5×D3cm |
仕切り | × |
重量 | 38g |
重さ38gで、最大38cmのサイズに拡張する
ヨットの帆の生地をつかったA5サイズのサコッシュ。サイズは最大38cmまで拡張し、1リットルのペットボトルも余裕で収納できます。
フロントにメッシュポケットが配置され、とくに使用頻度の高いものを入れておくのに便利です。
ストラップの調整もシンプルで、短くしたい時はコードを下に引く、長くするならコードロックロック部分を傾けるだけ。
トレイルバム タートル サコッシュ
素材 | ポリエステル100% |
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外ポケット | ○ |
サイズ | 23×W28×D5cm |
仕切り | × |
重量 | 44g |
シンプルだけど使い勝手は幅広い
無駄をそぎ落としたシンプルかつ多用途なサコッシュ。開口部は巾着タイプで、スタッフザック代わりにもなって便利です。
吹き流しを表と裏のどちらに倒しても使えるほか、フロントのメッシュ部分に折り込めばフタになり、物が落下する心配もなくなります。
【ミニサイズ】サコッシュおすすめ5モデル
続いて横幅20cm前後、縦幅17cm前後の、ミニサイズのサコッシュをピックアップ。スマホや行動食、財布やリップクリームなど、必要最低限のアイテムのみを入れたい時に便利なサイズです。
グラナイトギア ハイカーサチェル
素材 | 30Dシルナイロンコーデュラ® |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H17.5×W20×D4cm |
仕切り | ○ |
重量 | 65g |
ストラップの取り出し可能
フロントポケットに、仕切りのあるメインコンパートメントを備えたハイカーサチェル。
フロントポケットはベルクロ開閉で、地図以外のアイテムを入れても落ちにくい仕様に。ストラップの替わりにコードを付けられるDカン付きで、軽量化したい時にはストラップを変えられます。
口コミ・レビュー
登山用に購入しました。
防水性があるので、雨が降っても中のものは濡れませんでした。また、思ったより収納力が高いので、山財布・手拭い・スマホ・ミックスナッツなどが余裕で入りました。
モノとしては十分ですが、肩紐のパーツが背中に当たる感覚が時々気になるくらいです。
出典: 楽天市場
カリマー TC サコッシュポーチ
素材 | 100D R/S NY(Nylon 100%) |
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外ポケット | 〇 |
サイズ | H16×W25cm |
仕切り | × |
重量 | 100g |
ストラップがデイジーチェーン仕様
横長のスリムなボディが特徴的な、TCサコッシュポーチ。ストラップを外してバッグインバッグで使ったり、手持ちのポーチにもなるオールラウンドなサコッシュ。
ストラップがデイジーチェーンにもなっているので、軽い小物などが掛けられます。フロントポケットもメインコンパートメントもファスナー開閉です。
Shoebill エアー サコッシュ
素材 | メイン素材:メッシュ、ナイロン 表地:ナイロン |
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外ポケット | ○ |
サイズ | H18×W20×D2cm |
仕切り | ○ |
重量 | 40グラム(ストラップ込みで69g) |
小さいながらもポケットと仕切りが充実
コンパクトなサイズでも、小雨程度なら耐えられる撥水加工が施されていたり、ポケットや仕切りも充実しています。
フロントのポケットは、横向きで山と高原地図がピッタリ入るサイズ感で便利。
またサコッシュ本体のみで40gの超軽量。折りたたみもできて、携帯性も優れています。
ピークハント サコッシュ
素材 | メイン素材:コーデュラナイロン |
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外ポケット | 〇 |
サイズ | 約H17×W23cm |
仕切り | 〇 |
重量 | 約45g(本体のみ) |
ストラップのパッドは取り外し可能
軽さと機能性を追求した、シンプルな作りのサコッシュ。強度の優れたコーデュラナイロンを採用し、薄く軽いながらもアウトドアフィールドで使える耐久性を備えています。
ストラップは肩にかかる負荷を軽減するパッド付きで、不要なときは外すことも可能です。
メインコンパートメントには止水ファスナーを採用し、引き手には指が掛けやすいよう半円型を採用しています。
サコッシュが邪魔になる場面も…?使い方と注意点

メリットの多いサコッシュですが、ただ首や肩から下げた使い方をしていると、サコッシュがブラブラ揺れて邪魔に感じることも出てきます。
とくに階段などは、一段登るたびに膝にサコッシュが当たって痛い……なんてことも。
そんな事態を避けるために、サコッシュをブラブラさせない使い方を紹介します!
サコッシュをブラブラさせない使い方

サコッシュをブラブラせない付け方3ステップ
- サコッシュを肩から掛ける
- ザックを背負う
- ショルダーハーネスとサコッシュのストラップがクロスする側を、カラビナなどで固定する
- サコッシュのストラップを短く調節する
※ザックを下ろす際は、カラビナを外して固定を解除する必要がある
岩稜帯や梯子など、危険な箇所ではザック内に収納しよう!

上記で紹介した方法でサコッシュを使っていても、梯子や岩登りなど上体を屈めるような場面で、サコッシュを使うのは危険です。必ずザックに収納しましょう。
なぜかというと岩稜帯のような足場の狭いところでは、サコッシュで足元の視界が妨げられる恐れがあり、大変危険だからです。
また岩場では、足だけでなく両手も使う場面もあり、体の前でサコッシュが揺れてしまうと、手に干渉して動きの妨げになります。さらに岩や梯子にひっかかると、転倒や滑落の危険性が高まり、かなり危険です。
事前に歩くルート状況を確認したうえで、サコッシュを使う使わないの判断をしましょう。
もっと便利に快適に!登山にベストマッチのサコッシュ

サコッシュは登山を楽しむためにも、とても便利なアイテムの1つ。頻繁に出し入れする小物はサコッシュに収納し、必要な時にすぐ使えると便利ですよね。
1度使うと便利で、使わずにはいられない使い勝手の良さを体感しますよ!次はサコッシュを相棒に、山に出掛けてみませんか?
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