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最後のピークは、牛うすぎり丼!魅惑の奥高尾縦走路へ《ゲザン道ノススメ #11 景信山》(2ページ目)

下山後の「いただき」は、藤野駅駅前に位置するレストラン風里

レストラン風里
撮影:はらぺこworks

レストラン風里

  • ▼住所:神奈川県相模原市緑区小渕170
  • 下山後のルート例:藤野駅より徒歩0分
  • 営業時間:平日:11:30~13:30 L.O.・16:00~21:00 L.O.  休日:11:30~21:00 L.O. 月曜定休日
  • 電話番号:042-687-5753
  • Instagram:@restaurantfuri

ごはんの上に厚く盛られた、牛うすぎり肉の地層に感動

牛うすぎり丼
撮影:はらぺこworks

牛うすぎり丼

けんすけ

登り始めたときから恋する乙女かというほど牛うすぎり丼に想いを馳せ、ようやく出会えたこの感動。箸を持ったときに伝わってくる牛肉の重みは、これが最後のピークにふさわしい一杯であることを確信させてくれます。
 
味付けは登山帰りにうれしい濃いめの醤油ベースでありながら、牛肉の上にのった大根おろしとごはんとの間にある千切りキャベツによってしつこさを感じさせません。添えられたサラダも量がしっかりとあって、肉、米、野菜のトータルバランスが絶妙。気が付けば、ほぼ無言でがつがつと食べ進めていました。人気メニューのひとつとのことですが、納得感が半端ありません。もう、大好きです。

思わず気になって注文したけれど隠れファンが多いのも納得!

サラダクラッカー
撮影:はらぺこworks
ゆずワイン
撮影:はらぺこworks

サラダクラッカー&ゆずワイン

ちゅみん

ロースカツとかの揚げ物もいいよね、でも、麺類も捨てがたい、なんてメニューを見て悩んでいたらピザ生地が自家製なんだとか!ちょっと気になったけれど、さらに気になったのはピザメニューの下にあったサラダクラッカーの文字。一体なんだろう、と疑問に思ったら頼まずにいられないので注文してみることに。
 
するとカリッと焼かれたピザ生地の上に、キュウリとハムのマヨネーズサラダが。食べてみるとこれがおもしろいのです。昭和のサラダ的な味わいと、ピザ生地の相性がこんなにいいとは!温かい生地と、ひんやりとしたサラダの組み合わせも新鮮。ここにあわせたのが、地元藤野のゆずを使ったゆずワイン。これは思わずニンマリしてしまうマリアージュですね。レストラン風里、こんな楽しみ方もあるなんてステキです!

レストラン風里は、こんなお店

レストラン風里の内観
撮影:はらぺこworks
レストラン風里の内観
撮影:はらぺこworks

お店に入ると目に入るのは、カウンター席と大きめのテーブル席がひとつ。実は、お店の奥にはさらに広いスペースがあり、団体で利用されるお客様も多いのだとか。

レストラン風里の豊富なメニュー
撮影:はらぺこworks

定食などのがっつりしたメニューだけではなく、居酒屋メニューも充実。あれも食べたい、これもいいなと悩ましいところですが、こうやって迷えることに幸せを感じてしまいますね。

にんにく3粒
撮影:はらぺこworks

にんにく3粒が餃子の皮と大葉で包まれたメニュー「にんにく3粒」。小さいながらもパンチがあって、クセになります。

キャベツメンチ
撮影:はらぺこworks

こちらは、キャベツメンチ。千切りキャベツが肉のうまみを吸い込んでいて、ジューシーな一品。ビールやハイボール、サワー系との相性は抜群です。

豆腐のメンタイ焼き
撮影:はらぺこworks

看板メニューの、豆腐のメンタイ焼き。これが、本当にふわっふわのとろとろ!豆腐、メンタイ、チーズの境界線があいまいになるくらいの柔らかさに驚きです。日本酒に合わせて、ちびちびやるのもおすすめ。

日本酒の数々
撮影:はらぺこworks

登山をする常連客からのおすすめを聞いているうちに、ラインナップが増えていったという日本酒の数々。日本各地からいいお酒が集まっていて、思わず目移りしてしまいます。

レストラン風里の外観
撮影:はらぺこworks

お店の手書き看板は、店主の清水さんが自ら描いたもの。鶏、豚、牛が織りなすかわいらしくも、シュールなイラストはお店に足を運びたくなる楽しみのひとつです。Instagramでも公開されているので、気になる方はぜひフォローを。

自家製ハンバーグ
撮影:はらぺこworks

ちなみに、こちらが手描き看板で宣伝されていた、自家製の手ごねハンバーグ。これがまた、本当においしいんです!

レストラン風里で、ゲザン道

レストラン風里の店主清水さん
撮影:はらぺこworks

1992年の開店以来、30年以上にわたって山帰りのお客様が数多く訪れているレストラン風里。地元の方もよく利用され、地域の学校の同窓会が開かれることも。料理は一品一品に手作りの温かみが感じられ、長きにわたって愛される理由がよくわかります。

そんなお店のもうひとつの魅力は、店主の清水さんの気さくな雰囲気。山帰りにホッとできる、そんな藤野の名店でした。

※都々逸とは、七七七五からなる定型詩のひとつです。

ゲザン道都々逸

いろいろな峰々を歩いて楽しむ縦走路のように、さまざまなメニューを味わい楽しむ魅力がレストラン風里にはありました。

山との付き合い方はさまざまですが、時には下山後も含めて楽しんでみるなんていかがでしょうか。もし、あなた自身が見つけたおすすめの「ゲザン道」がありましたら、ぜひ、InstagramやX(旧twitter)に「#ゲザン道ノススメ」で投稿してみてください。

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ゲザン道のロゴ
ロゴデザイン:はらぺこworks

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