風は通すのに光はブロック！？モンベルの「ステンレスメッシュ」が夏山に革命を起こすかも（2ページ目）

2025/07/25 更新

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

風は通すけど光はブロック！「ステンレスメッシュ」の正体に迫る

通気性は抜群なのに太陽光はブロックする……そんな魔法のような“ステンレスメッシュ”って、なにものなのでしょうか？

ステンレスメッシュ生地というと金属っぽい名前ですが、実はポリエステル繊維をベースにしたメッシュ素材。そこに“スパッタリング”という特殊な技術を使って、ステンレスの極薄コーティングを施しています。つまり、金属の“膜”をまとった生地というわけです。

このスパッタリング技術、もともとは半導体の世界で使われている高度なもの。それを登山ウェアに応用するなんて、モンベルの発想力、さすがすぎます！

ステンレスの膜はとても薄いので、生地はびっくりするほど軽くて柔らか。

見た目はしっかりメッシュで、裏側が透けて見えるくらい通気性があるのに、ステンレスの特性で太陽光による熱をしっかり跳ね返してくれます。

ここでひとつ注意ポイント。
ステンレスメッシュは、太陽光そのものをカットして熱を遮ることを重視しているため、UVカット機能はありません。

UVカットは“紫外線”をブロックして日焼けを防ぐものなので、目的がちょっと違うんです。

つまり、熱中症対策はバッチリでも、日焼けは防げないということ。ステンレスメッシュの帽子を使うときは、日焼け止めの併用を忘れずに！

熱中症対策には実は首のまわりのケアが超大事。首には太い血管が通っていて、ここを冷やすと体全体の熱が下がりやすくなるといわれています。

そこで活躍するのが「ステンレスメッシュキャップシェード」。手持ちのキャップに組み合わせて、日差しが強い時だけサッと取り出して使える便利アイテムなんです。

サイズはフリーサイズなので、ドローコードで頭部周りを調整します。

キャップシェードはクリップでキャップ本体に装着するタイプが多いですが、こちらはドローコードをツバの上にひっかけるタイプ。これにより、キャップ本体とシェードの間に隙間ができません。またアクティブに動いてもずれたり、外れたりすることもないので安心です。

キャップシェードで気になるのは首を覆うことによる蒸れ。これまでに色々なシェードを試してきましたが、どうしてもかえって首周りが暑く感じて苦手でした。

ところがこちらは風通しがよくて、着用ストレスがほぼゼロ！首裏がジリジリ焼ける感覚がほとんどない上に、軽くて蒸れないのは最高です。

特殊な生地なので、お手入れ方法は手洗いのみです。
洗濯後は形を整えて、陰干しでしっかり乾かしましょう。丁寧にケアして長持ちさせたいですね。

紫外線対策に特化した帽子やシェードは数あれど、通気性と遮熱性の両方を備えた帽子は、意外と少ないもの。

モンベルの「ステンレスメッシュ」シリーズは、太陽の熱をしっかりカットしつつ、風は通すという絶妙なバランスを実現。さらに、驚くほど軽やかな着予感も魅力です。

夏山の厳しい暑さから身体を守り、登山を快適にしてくれる、“すごい技術”が詰まった一品。
この夏、熱中症対策のアイテム選びに興味があれば、まずはこのステンレスメッシュシリーズを試してみてはいかがでしょうか！？

キャップやシェードのほかにも、あらかじめシェードがセットされたキャップやキッズモデル、ハットやフィンガーレスグローブもラインナップしています。

モンベルステンレスメッシュフィールドキャップ

提供：mont-bell