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コレは買い!ワークマン「熱中症対策 新製品発表会 2025」潜入レポート(2ページ目)

ワークマン新技術! 「XShelter 超透放湿」もスペックが半端ない……

「XShelter 超透放湿」はワークマンが開発した新テクノロジーで、衣服内のムレを大幅に低減できる快適機能素材。強力な透過性を持つ網目状の立体的な多層微多孔構造のメンブレンが、ムレの原因となる水分子を外側へ放出します。

ワークマン エックスシェルター超透放湿 スペック

2レイヤー生地(背中・袖下・脇下)の場合、その透湿度はなんと最大70,000g/m2/24h

3レイヤー生地(フード・肩・前身頃・袖上)は透湿度50,000g/m2/24h。耐水圧は2レイヤーで10,000mm(大雨)、3レイヤーで20,000mm(嵐)です。

登山など運動量の多いアクティビティでは、透湿度は10,000g/m2/24h以上が好ましいとされており、例えばモンベルの主要レインウェアで20,000~30,000g/m2/24h、高いもので50,000g/m2/24h程度。圧倒的な透湿度を誇るミレー「ティフォンファントム」が60,000g/m2/24hなので、「XShelter 超透放湿」のスペックの高さが伺えます。

X Shelter 超透放湿

今季は「XShelter 超透放湿」を採用したレインジャケット&パンツを展開。ジャケットは登山仕様のトレックモデルと釣り仕様のオーシャンモデルがあります。

【5,800円】 XShelter 超透放湿レインジャケット(トレックモデル)

X Shelter 超透放湿レインジャケット(トレックモデル)正面

トレックモデルは、アウトドア情報WEBマガジン「OUTDOOR GEARZINE(アウトドアギアジン)」を運営する久冨保史さんが開発協力。トレッキングで使いやすい一着に仕上がっています。

3Dパターンを駆使した動きやすい設計で、裾はアジャスターで防風性・通気性の調節が可能。後ろ身頃はラウンドヘムで、屈んでも背中が出にくい仕様です。

X Shelter 超透放湿レインジャケット(トレックモデル) チンガードとフロントジップ部分のフラップ

フロントはダブルジップは仕様で、ジップ上部にはチンガードを装備。上側の引き手にホイッスルが付いています。

X Shelter 超透放湿レイン ジャケット(トレックモデル)フロントスナップタブ

ジップを開けたまま着用した際のバタつきを抑えるスナップボタンタブ付き。

エックスシェルター超透放湿レインジャケット トレックモデル 脇下ベンチレーション

脇下にはダブルジップのベンチレーションあり。

X Shelter 超透放湿レイン
ジャケット(トレックモデル)ベンチレーション兼用ポケット

両サイドの大容量ポケットは、ベンチレーション機能付き。

X Shelter 超透放湿レイン ジャケット(トレックモデル) 袖口

袖は面ファスナーでフィット感を調整。

X Shelter 超透放湿レイン ジャケット(トレックモデル)袖の反射プリント

袖口には擦れ強い反射プリントが施されています。

X Shelter 超透放湿レイン ジャケット(トレックモデル)フード

フードはツバ付き。顔周りの調節はフードアジャスターで、フィット感の調節は後頭部のダイヤルで行ないます。グローブをしていてもスムーズに操作ができます。

【5,800円】 XShelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル)

X Shelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル) 正面

オーシャンモデルは釣りブロガーのスズキシゲハルさんが開発協力。釣りを楽しむための機能が盛り込まています。

フロントには大容量のジップポケットが2つ。左ポケットは二重構造になっており、インナーポケットは防水仕様。貴重品の収納に便利です。

X Shelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル) フロントジップのホイッスルとチンガード

フロントジップの引き手にはホイッスルが付いています。

X Shelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル) 胸の切り替えしたのフラップポケット

左側にはフラップポケットを装備。

X Shelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル)背中側

背中にベンチレーションあり。

X Shelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル)背中のベンチレーション

生地自体の透湿度の高さに加え、ベンチレーションでしっかりとムレを放出できます。

X Shelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル) 背中右下のポケット

後ろ身頃の右裾にも、小物の収納に便利なポケットを装備。

X Shelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル)裾のドローコード

裾はアジャスターで防風性・通気性の調節ができます。

X Shelter 超透放湿レインジャケット(オーシャンモデル)袖口と二重袖

袖口は面ファスナーで調節可能。防風性を高めるインナーリブ仕様です。

ワークマン エックスシェルター超透放湿レインジャケット オーシャンモデル フードのダイヤル

フードはツバ付き。顔周りの調節はフードアジャスターで、フィット感の調節は後頭部のダイヤルで行ないます。グローブをしていてもスムーズに操作ができます

【4,900円】 XShelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ

X Shelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ 正面
X Shelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ バックスタイル

レインパンツは一種類。両サイドとヒップにポケットを装備したワークマンらしい仕様です。

X Shelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ サイドジップをフルオープンにした様子

最大のポイントはサイドジップを全開にできること。靴を履いたままでも着用でき、急な雨にもスムーズに対応できます。

X Shelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ サイドジップ上のスナップボタンとフラップ

サイドジップの上部は、フラップが付いたスナップボタン式。

X Shelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ フロントのスナップボタンと、サイドのサイズ調整用の面ファスナー

ウエストはジップ&スナップボタンの仕様。両サイドの面ファスナーでサイズ感を調節できます。

X Shelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ 裾のドローコードと靴に固定する用のループ

裾にはフィット感を調節するためのアジャスターと、裾を靴に固定できるループが付いています。

X Shelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ 裾の面ファスナー

表側の面ファスナー付きの裾。

ワークマン|X Shelter 超透放湿サイドフルジップレインパンツ パッカブル仕様

パンツはパッカブル仕様。左ポケットに収納して、コンパクトに持ち歩けます。

熱中症リスクを見える化!活用したい対策グッズ

ワークマンにはもともと、熱中症予防や対策に取り入れたい便利グッズが揃っています。「XShelter」シリーズと併せて活用してみては!

【2,900円】 暑熱バンド プロ[5月発売予定]

暑熱バンドPRO パッケージ

暑熱リスクを検知し、4段階のアラートで知らせてくれることで昨年話題になった「暑熱バンド」。2025年モデルは「暑熱バンド プロ」の名で、パワーアップして登場します。

暑熱バンドPRO 本体

▲暑熱バンド プロ(スマートウォッチのようなスタイリッシュなデザイン)

本体裏側のセンサーで、脈波をもとにした深部の体温上昇の変化を独自のアルゴリズムで推定し、暑熱環境下における作業や運動時のリスクを算出。フラッシュライト(緑で低リスク、黄色で注意、赤で警告)と、バイブレーションで危険を知らせてくれます。休憩や水分補給の目安としても大活躍。

2025年モデルのポイント

  1. 既存モデルは生活防水(IPX4)に対し、プロは防塵・防水機能(IP67)にレベルアップ
  2. 本体取り付け部分を改良し、汗を拭き取りやすい仕様に変更
  3. ベルトが装着しやすい&外れにくい仕様に変更
旧モデルの暑熱バンドと新モデルの暑熱バンドPRO

左が既存の「暑熱バンド(1,900円)」、右が新作の「暑熱バンド プロ(2,900円)」です。

既存モデルは本体表面も覆われたベルトでしたが、人によっては汗が溜まってしまうという問題がありました。そこで2025年モデルは本体表面を覆わず、汗を拭き取りやすい仕様に。本体がむき出しになってしまったぶん、防塵・防水性をレベル上げることで、故障のリスクを軽減しています。

ユーザーからの声をすぐに活かすところも、さすがワークマンです。

暑熱バンドPRO ベルトを外した様子

簡単に本体を外せるので、ベルトのお手入れもラク。

暑熱バンドPROの充電器

充電式のため電池は不要。充電アダプタはUSB Type-Aです。

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