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寒がりさんは試してみて!モンベル「サーマラップ スカート」が防寒アイテムとして超優秀

寒がりさんは試してみて!モンベル「サーマラップ スカート」が防寒アイテムとして超優秀

寒がりさんにぜひ試して欲しい防寒アイテムを発見しました!モンベル「サーマラップ スカート」と「サーマラップ トレールスカート」です。

一見ファッションアイテムとして人気のあるトレッキングスカートですが......実はこちら、寒さ対策として大活躍。なぜなら保温材がしっかりはいっているから。女性にとってつらーい腰回りの冷えもこれがあれば軽減されそう。

今回は「冬山ではお腹が冷えて辛い」と悩む寒がりの筆者が、実際に12月の登山でその実力を検証してきました

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目次

アイキャッチ画像撮影:まつだしなこ

冬山でスカートが防寒アイテムとして活躍中!

防寒アイテムとして着用してる人を見かけることが増えたスカート
撮影:まつだしなこ

寒さが厳しい冬山登山。手足の先に次いで、特に冷えを感じやすい部位なのがお腹やお尻まわりと言われています。お腹が冷えると、トイレが近くなったりお腹の調子が悪くなったり……辛いですよね。

そこで活躍するのが、中綿入りのスカート

最近トレッキングパンツの上からスカートを着用している方を山でよく見かけます。夏山では、足さばきが楽になるという点から好んで着用する方も多いトレッキングスカート。冬山では防寒対策として注目されているのです。

防寒用のスカートが冬山登山で活躍する4つの理由

冬山の防寒対策としてスカートを穿いている人
撮影:まつだしなこ

「冬山でスカート?」と意外に思われるかたもいるでしょう。防寒アイテムとしてなぜスカートが便利と言えるのか、その理由をご紹介します。

防寒性|保温材入りでしっかり暖かい

防寒用のスカートは生地に保温材が入っているので、保温性が高いことが特徴。行動中はもちろん、座って休憩する時にお尻から冷えが伝わってくるのを防ぎます

使い勝手のよさ|寒さが気になるポイントだけ保温

防寒性の高いトレッキングパンツは厚手なものが多く、人によっては大きく足をあげる時などに突っ張り感を感じることも。中厚手のトレッキングパンツとスカートを組み合わせることで機動力を損なわず、防寒することができます

また、ダウンパンツほど下半身全体を温めなくてもいいときに部分的に保温できる使い勝手の良さが魅力です。

ファッション性|ヒップラインをカバー

スカートでヒップラインをカバーすることができる
撮影:まつだしなこ

トレッキングパンツはスリムデザインのモデルが多いですよね。ヒップラインが気になる女性も多いのではないでしょうか。スカートをはけばヒップラインがカバーできます

汎用性|気分やシーンで使い分け可能

トレッキングパンツの上から重ねて着用し防寒対策を強化することも、タイツの上から着用して足さばきの良さを重視することもできます。ラップスカートであれば、ブランケット代わりにも。さまざまな使い方ができる汎用性の高さも魅力です。

保温力抜群!モンベル「サーマラップ スカート」

モンベル「サーマラップスカート」キルト面
撮影:まつだしなこ

なかでも今回注目したのが、モンベルの「サーマラップ スカート」。保温力抜群なことはもちろん、細部まで登山での使い勝手のよさにこだわっています。

保温性・撥水性・速乾性がそろった高機能素材

エクセロフトの特徴は「保温性」「撥水性」「速乾性」の3つ
作成:まつだしなこ

中に入っている保温材はモンベル独自開発の高機能中綿「エクセロフト®」。3種類の糸を複雑に絡める特殊な構造が暖かい空気をたっぷり溜め込みます。

保温性に非常に優れていることはもちろん撥水性や速乾性も兼ね備えているので、汗や水で濡れても保水せず暖かさを維持します

しかもふんわりとした触り心地で、重量を感じさせないことも魅力です。

気分で選べるリバーシブル仕様

生地の特徴がことなるリバーシブル・デザイン
撮影:まつだしなこ

機能性が異なる生地のリバーシブル構造になっており、着用シーンによって使いわけることができます。

フラット面(オレンジ色)は撥水加工がされているので、お天気が不安定なときに向いているでしょう。

キルト面は引き裂きに強いバリスティックナイロン。薮こぎなど、ハードなコンディションの道でも安心です。また帯電防止加工がされているので、不快な静電気を軽減してくれます。

お手入れ簡単!自宅での洗濯が簡単

家で洗濯する様子
出典:PIXTA

ベンチや地面に座ることもあり汚れやすいアイテムですが、家庭で洗濯が可能なので安心です。汚れを気にせず思いっきり使用できるのが嬉しいですね。

便利な大きめサイズのポケット付き

右側にポケットがある
撮影:まつだしなこ

キルト面が表になるように着用した場合、右側にポケットがあります。スマホがすっぽり入る大きめサイズです。

寒がりな筆者がフィールドで着用!その実力は?!

冬山の低山ハイクで暖かさや使い勝手を確認
撮影:まつだしなこ

冬山では腰回りの冷えが悩みで、時々お腹が痛くなることも…..。そんな寒がりな筆者が、さっそく12月の低山ハイキングで着用してみました。行き先は南高尾・草戸山。最も寒い時で5℃前後、最高気温はおよそ16℃まであがる寒暖差の大きい日でした。

暖かさ|着用した瞬間に暖かさがわかる

サーマラップスカートを巻いた人の後ろ姿
撮影:まつだしなこ

朝7時過ぎに登山口で待ち合わせ。じっとしていると相当寒いので、さっそくトレッキングパンツの上から着用します。着用した瞬間から、暖かさをしっかり感じます!
腰回りが暖められるだけで、これほど寒さが軽減されるとは驚きです。

休憩時に腰回りを冷えから守る
撮影:まつだしなこ

いつもなら冷え切ったベンチに座ることを躊躇しますが、このスカートをはいているとお尻に冷えが伝わりにくく寒さに震えることなく休憩できます。

歩き始めは体が冷えているので、着用したまま歩き出しました。

動きやすさ|着用していることを忘れる軽さ

軽くて非常に動きやすい
撮影:まつだしなこ

ももの動きが制約されることを懸念していたのですが、ラップタイプなので裾は広がりやすく、足の上げ下げの妨げにもなりません。着用感もとても軽く、着用してることが全く気になりません。

使い勝手のよさ|着脱がスムーズ

靴を履いたままの着脱が可能
撮影:まつだしなこ

上り坂が続くと、体が温まり暑くなってきました。体温調節したいときは、スナップボタンを外すだけで簡単に着脱できます。ダウンパンツで防寒していると着脱の際に靴を脱ぐ必要がありますが、スカートなら立ったまま10秒で着脱完了です。

気温の変化によってトレッキングパンツの上から簡単に着脱できる使い勝手のよさが、このアイテムの大きな魅力です。

スナップボタンでウエスト調整が簡単
撮影:まつだしなこ

三列のスナップボタンでウエスト周りのサイズ調整も可能です。私は156cm・標準体型でMサイズを着用。ウエストを最小サイズにするとトレッキングパンツの上から着用してちょうどよいサイズ感になりました。

優れた携行性|コンパクトに収納可能

ポケットに本体を収納可能
撮影:まつだしなこ

脱いだスカートはポケッタブル収納で携行性も抜群

かなりコンパクトになりますが、取り出してもすぐかさ高さが回復します。

高い汎用性|工夫次第でいろいろ使える

スナップボタンを全て外せば長方形になり膝掛けとして使用できる
撮影:まつだしなこ

スナップボタンを全て外して広げると長方形になります。
休憩中にひざかけとして使用しても十分暖かく、工夫次第でいろいろな使い方ができそうです。

また、スカートは山行中の“お花摘み”の時にお尻を隠すことができます。これは持っていって損はないアイテムと言えるでしょう。

はきこみタイプ「サーマラップ トレールスカート」との違いは?

履き込みタイプのモンベル「サーマラップトレールスカート」
撮影:まつだしなこ

同じくモンベルから、はきこみ(ラップタイプではない)タイプの「サーマラップ トレールスカート」も発売されています。

保温材にエクセロフト®を使用していることは一緒です。サーマラップ スカートとの違いを比較してみましょう。

違い① |スカート丈

トレールスカートは、ラップスカートより約10cm短い
撮影:まつだしなこ(左:サーマラップ トレールスカート、右:サーマラップ スカート)

<スカート丈(Mサイズ)>
・サーマラップ スカート:55cm
・サーマラップ トレールスカート:42cm

サーマラップ トレールスカートの方が10cm以上、丈が短いです。 

着用時の丈の長さ。156cmの筆者が着用し、腿が半分出る感じ。
撮影:まつだしなこ

サーマラップ トレールスカートは運動量が多く、ダイナミックな動きをするときに足上げしやすいようデザインされています。Mサイズ着用時、ももが半分くらい出る短さです。

違い②|フィット感

サーマラップトレールスカートの両サイドはストレッチ性あり
撮影:まつだしなこ

サーマラップ スカートの生地にはストレッチ性はありませんでした。
サーマラップ トレールスカートは、両サイドにストレッチ性のあるフリース生地(ストレッチクリマプラス®)を採用し、フィット感が高いながらも機動性を損なわないようになっています。

腰回りにしっかりフィットするので、基本的にはタイツの上から着用の方がスッキリします

違い③|生地の構造と軽量性

<重量(Mサイズ)>
・サーマラップ スカート:182g
・サーマラップ トレールスカート:105g

サーマラップ スカートは保温性を高めるため、サーマラップ トレールスカートの生地にもう1枚生地を重ねた「三枚差し構造」を採用。サーマラップ トレールスカートはより軽量性を重視したモデルです。

登山以外でも活躍!日常の防寒対策にも便利

デスクワーク時の防寒アイテムとしても優秀
撮影:まつだしなこ

防寒用のスカートは、登山以外のシーンでも活躍しそうです!筆者は、デスクワーク時に着用してみました。いつも膝掛けを使用していましたが腰回りが360度保温されるので、一層暖かく感じました。

防寒スカートの活躍シーン

・自宅でのデスクワーク時
・キャンプ
・朝晩の冷えが気になる山中泊

着用したまま自転車にも乗りやすいです。近所のスーパーに買い物に自転車で出かける時などにもよさそう!

冬山登山の“冷え”の悩みは防寒スカートで解決!

冬山の冷えの悩みは防寒スカートで解決
撮影:まつだしなこ

冬山登山で腰回りの冷えに悩んでいた人には、抜群の保温力をもった防寒スカートがおすすめです!

サーマラップ スカートは汎用性が高く、必要に応じてトレッキングパンツの上からはいて体温調整をすることができます。もちろんタイツの上からはくことも可能。
はきこみタイプであるサーマラップ トレールスカートは、より制約のない足さばきを重視する人におすすめです。

登山以外にも活躍するシーンが多いアイテムなので、寒さが苦手な人はぜひ試してみてくださいね。

今回ご紹介した商品はこちら

    モンベル サーマラップ スカート

    生地表地:【キルト面】20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ(帯電防止加工)/【フラット面】40デニール・フルダル・ナイロン・タフタ(撥水加工)
    保温材エクセロフト®(ポリエステル)
    平均重量182g
    カラーブラック、カーキ、ワインレッド
    サイズS、M、L、XL
    スカート丈55cm(Mサイズ)
    機能三枚差し構造/リバーシブル・デザイン/ポケッタブル仕様/ジッパー付きポケット1個

      モンベル サーマラップ トレールスカート

      生地表地:20デニール・ナイロン・リップストップ(撥水加工)
      裏地:20デニール・バリスティック®ナイロン・タフタ(帯電防止加工)
      サイド:ストレッチクリマプラス®
      保温材エクセロフト®(ポリエステル)
      平均重量105g
      カラーブラック、グレー
      サイズS、M、L、XL
      スカート丈42cm(Mサイズ)
      機能1WAYストレッチ/シングルキルト構造/ジッパー付きポケット

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