御前山から目指すピークは、チーズたっぷりの牛100%ハンバーグ!

撮影:はらぺこworks
奥多摩三山のひとつとして知られる、御前山(標高1,405m)。スタート地点である奥多摩湖から山頂まではひたすら登りが続き、それなりの体力を求められるのがこのコースの特徴です。
だからこそ、下山後の「いただきます!」はがっつりやるのがおすすめ。
今回は御前山×ヤナギコージの「メリケンハンバーグ」という、下山飯とそれを食べるのにピッタリなルートの、2つの”いただき”を紹介します。
チーズたっぷりハンバーグへの道!

イラスト:はらぺこworks
コース概要
奥多摩湖バス停~御前山~境橋バス停
▼参考コースタイム:約6時間30分(休憩を除く)
▼合計距離:10.1㎞
▼累積標高(上り):約935m
▼累積標高(下り):約1,082m
▼主な山頂:御前山 標高1,405m
※コースタイムや累積標高などは、らくルートを参考にしています。
※歩く時の注意点:登山道は整備され歩きやすいですが、上りの累積標高が1,000mを越えるため、ある程度の体力が必要です。また、冬場から春にかけては積雪や凍結等もあり、アイゼンやチェーンスパイクなどを用意しておくといいでしょう。
急登後のご褒美は、奥多摩湖越しに見る奥秩父の山並み

撮影:はらぺこworks
奥多摩湖バス停をスタートして最初の見どころは、小河内ダム。奥多摩湖を右手に眺めながら登り口を目指します。
序盤からガツンと急登を登る

撮影:はらぺこworks
登山口からサス沢山展望台までは、林の中を急登がひたすら続きます。
奥多摩湖を望む展望

撮影:はらぺこworks
標高940mのサス沢山には展望デッキがあり、山々に囲まれた奥多摩湖の風景を楽しむことができます。
広々とした御前山の山頂エリア

撮影:はらぺこworks
奥秩父の山並みを見ることができる、広々とした山頂。ベンチもいくつかあり、山ごはんを楽しむのもおすすめです。まず、1つ目のいただきをゲットです。

撮影:はらぺこworks
御前山山頂から5分ほど下ると、トイレが併設された避難小屋があります。下山も気を抜かずに歩いていきましょう。
2つ目の「いただき」は、奥多摩駅近くの飲食処ヤナギコージ

撮影:はらぺこworks
飲食処ヤナギコージ
- ▼住所:西多摩郡奥多摩町氷川206-9
- ▼下山後のルート例:境橋バス停から奥多摩駅行きバスにて約10分。奥多摩駅バス停より徒歩約1分。
▼営業時間:7:00〜14:00・16:00〜19:00(土・日・祝のみ営業)
※都合により営業日時等は変更となる場合があります。営業情報に関しては、下記SNSからも発信されています。
▼Instagram:@yanagicozy
▼X(旧Twitter):@ahnx2Vm67sTxyHR
▼電話:080-9038-5680
まるで、定食版ダブルチーズバーガー!

撮影:はらぺこworks
メリケンハンバーグ定食(ダブル)
けんすけ
下山後のはらぺこニーズをがっつり満たすなら、ハンバーガーの中身を定食のメインに据えたと言う、メリケンハンバーグ定食がおすすめ。
ビーフ100%の力強い味わいに、チーズとケチャップの組み合わせ。これがなんと白いご飯にぴったり!ハンバーグを2枚乗せた「ダブル」という、わんぱく感倍増の注文も可能です。
食べ応え抜群!ヤナギコージ式わさび丼

撮影:はらぺこworks
ヤナギコージ式わさび丼
ちゅみん
実は奥多摩は、わさび産地としても有名。そこでぜひ食べてほしいのが、わさび丼。
ヤナギコージ式は見た目のインパクトにまずびっくり!
かつお節、海苔、ねぎがたっぷりと乗った贅沢なTKG(卵かけごはん)に、おろしたてのわさびをオン。たっぷりのうま味+さわやかな辛みにからむ生卵の組み合わせで、口の中を幸せ一色にしてくれます。ボリュームもたっぷりなので、山帰りにおすすめです!
飲食処ヤナギコージは、こんなお店

撮影:はらぺこworks
注文は鹿の角が目印のカウンターで行う、前払い制のセルフサービス形式。お店は一人で切り盛りされているので、混雑時はお茶でも飲みながらのんびりと料理が出てくるのを待ちましょう。

撮影:はらぺこworks
ご飯ものだけではなく、うどんも人気メニューのひとつ。取材をしたこの日(2024年5月)は、地元のわさびを使った「海苔わさび入り冷やしうどん」が、期間限定でメニューにラインナップされていました。

撮影:はらぺこworks
店内はテーブル席が2つと小上がりの座敷席が2つ。朝7:00から開店しているため、登山前に朝ごはんを食べるために利用する方も。

撮影:はらぺこworks
「つねにいくつか考えてるメニューがあるんだよね」と語る店主の春田さん。定番のメニューだけではなく、季節や仕入れの状況に応じて新メニューが登場することも。地元の野菜を使ったメニューや、ジビエを使った料理など、何がでてくるかは店主春田さんの気分次第!?
※ご紹介した内容は、取材当時の情報です。営業状況やメニューなどは、現在とは異なる可能性もあります。
飲食処ヤナギコージで、ゲザン道

撮影:はらぺこworks
空腹を抱えて下山したとき、はらぺこニーズにがっつりと応えてくれる飲食処ヤナギコージは本当にありがたい存在。常連となっている登山者の方々も多く、取材当日も多くのお客様が訪れ、このお店が本当に愛されていることを実感しました。
山のまわりには人の営みがあり、まだまだ出会ったことのない素敵なお店がきっとほかにもあると思います。ぜひ皆様もご自身で、ゲザン道の奥深き世界をお楽しみください!
今回のゲザン道 都々逸
※都々逸とは、七七七五からなる定型詩のひとつです。

山との付き合い方はさまざまですが、下山後を含めて楽しんでみると、登ってきた山やその麓の町がもっと愛おしく感じることも。下山後はすぐに帰る方も、たまにはふらりと麓のお店に寄ってみてもおもしろいかもしれませんね。もし、おすすめの「ゲザン道」がありましたら、ぜひ、InstagramやX(旧twitter)に「#ゲザン道のススメ」で投稿してみてください。
「ゲザン道ノススメ」におすすめしたいお店を募集中!

ロゴデザイン:はらぺこworks
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