登山だけじゃもったいない!ザ・ノース・フェイス「テルス25」は普段使いもOKなデイパック

<ザ・ノース・フェイス>のテルス25は、体にしっかりフィットする背面構造とショルダーハーネスが背負いやすく、日帰りトレッキングに人気のバックパック。その機能性と優れたデザインは、通勤や通学、普段使いや旅行にも使え、10年以上のロングセラーです。

2022年、4年ぶりにリニューアルしたテルス25。環境に配慮したリサイクル素材を一部使用するなど、アップデートした最新作をじっくり深堀してみました。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

山でも街でも使えるデイパック「テルス25」

テルス25

撮影:筆者

テルスシリーズが誕生したのは2010年秋。当時はアメリカで企画開発されたザックが多い中、日本の山、日本人に合ったザックというコンセプトでスタートしました。

ロゴ

撮影:筆者

現在のテルスシリーズの中では一番小さなサイズであるテルス25。日帰りトレッキング用に特化したデザインと機能を備え、パネルローディング(ファスナー式開閉)を採用。軽量で手軽に使える、いわゆるデイパックです。

ハイドレーション対応などトレッキングに便利な機能が満載でありながら、ウエストハーネスが取り外し可能で、普段使いを想定したモデルでもあります。

ラインナップ

【テルス25 スペック】
素材260Dリサイクルドビーナイロン、315Dリサイクルスモールドビーナイロン
重量約910g
サイズH50.5×W30×D18cm
容量26L
カラーブラック、ミネラルゴールド、シェイディーブルー
価格18,150(税込)
提供:GOLDWIN

この大人気モデルが2022年春、4年ぶりにリニューアル。前作より約100gも軽量化しています。環境に配慮したリサイクル素材を採用した他、複数の機能がアップデート。より使い勝手が良いバックパックになりました。

見た目や使いやすさは?様々な角度からチェック

テルス25

撮影:筆者

今回使ってみたカラーはシェイディーブルー。落ち着いたキレイなブルーです。

その特徴について、デザイン背負いやすさ収納ポケット登山に役立つ便利機能の観点から細かくチェックしてみました。

ゴタゴタ感が無いスッキリとしたデザイン

後ろ姿

撮影:筆者

本体とコンプレッションベルトなどの小物はすべて同じ色。それぞれのパーツに統一感があり、背中から見ると全体的にスッキリしています。

この“山のアイテム”的ではないデザインが街歩きでも使える一番の要因なのかも。

軽快に背負えるポイントは背面パネルとショルダーハーネスに

背面

撮影:筆者

背中にあたる部分はマットレスによく使われるEVAフォームとメッシュの組み合わせ。EVAフォームは肉抜きし空洞を作っているので、通気性が高く蒸れにくい構造です。ここがリニューアルしたポイントのひとつ。

肉厚でとてもしっかりとした作りで、筆者が今回一番感心したポイントです。

ショルダー

撮影:筆者

ショルダーハーネスは肩にしっかりとフィット。少し荷物の増える小屋泊まりなど、多少重い荷物を背負ってもバランスよく背負えます。

通勤通学で使う場合、たくさん教材を入れたり、重いパソコンや書類を入れたりしても快適に使えそうです。

サイドストラップ

撮影:筆者

サイドストラップは上部に1か所と、サイドポケットのコンプレッションを兼ねたベルトの計2か所で、荷物の量に応じ細かく調整できます。荷室のファスナーを全開にする際には、上部ストラップのバックルを外すと大きく開くので、荷物全体の整理をするときに便利です。

ヒップベルト

撮影:筆者

ヒップベルトを締めれば腰に固定できるので、歩くときのザックの揺れを抑えられて快適。

簡単に外せるヒップベルト

撮影:筆者

荷物が少ないときや街歩きなどヒップベルトが必要ないときは外せるので邪魔になりません。前モデルではパッド入りポケット付でしたが、今作はナイロンベルトのみのシンプルな構造になっています。

背負った姿

撮影:筆者

上の写真は背面、ショルダーハーネス、ヒップベルトをそれぞれ体にフィットさせた状態(筆者は身長175cm)。重い荷物も苦にならない背負い心地です。

小物の収納もバッチリ!使い勝手の良いポケット

フロントポケット テルス25

撮影:筆者

フロントポケットは上から開くダブルファスナー方式にリニューアル。手袋や小物を入れておくのに便利です。

サイドポケット テルス25

撮影:筆者

サイドポケットは大きめで深いので、太めのボトルでも対応可能。ステンレスボトルも余裕で保持できます。

ちょっと変わっているのは、差込口にゴムが使われておらず、ストラップで締め付けるようになっている点。ここは好みが分かれるところですが、ゴムは経年劣化で伸びることを考慮すると、このタイプの方が長く愛用できていいかもしれませんね。

急な雨でも安心!ザックカバーも内蔵

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撮影:筆者

ザックカバーはフロントポケットの上部に内蔵。ファスナーを開けるとすぐ取り出せる位置にあります。一番アクセスしやすい場所なので、急な雨でもサッと取り出せて便利。

トレッキングに便利な機能も十分

そのほかトレッキングで便利な機能が。これらが安全で快適な登山を支えています。

■トレッキングポールを携行可能

テルス25 トレッキングポール装着

撮影:YAMA HACK編集部

ポールループとコードロックを利用すれば、トレッキングポールを取り付けることができ、持ち運びに便利。

ただし、公共交通機関を利用する際など周囲に人がいる場所では危険なので、取り外して移動しましょう。

 

■ハイドレーション対応で水分補給が簡単

ハイドレーション

撮影:筆者

ハイドレーションパックの使用に対応しており、バックパック上部にチューブの通し口が備わっています。

ザックを下ろさず歩きながら水分補給ができるので便利。

 

■チェストストラップは上下移動可能で緊急用のホイッスル付

チェストストラップ

撮影:筆者

チェストストラップは上下に移動させることができるので、体型に合わせて調整可能。また、バックルには緊急時に使用できるホイッスルが付いています。

荷物はどのくらい入る?気になる「収納力」をチェック

大きく開く荷室 テルス25

撮影:筆者

ザックとしては必須のチェックポイントが荷室の収納力。「日帰りトレッキング」と「普段使い」の荷物を想定し、それぞれ実際に入れて確認してみました。

「日帰りトレッキング」の収納力をチェック

日帰りトレッキングの荷物 テルス25

撮影:筆者

上の画像は秋冬のちょっと長めの日帰りトレッキングを想定した荷物。コンパクトなダウンジャケットも含めました。

日帰りトレッキングの荷物を収納した状態 テルス25

撮影:筆者

全てメインの荷室内に収納し、フロントポケットには何も入れていない状態。メインの荷室も1日分の食料なら追加で入りそうです。寝袋が必要ない1泊程度の小屋泊りなら対応可能でしょう。

「通勤通学・普段使い」の収納力をチェック

通勤通学の荷物 テルス25

撮影:筆者
普段使いの持ち物として、15インチのノートパソコンやバインダーファイル、ノートや防寒の上着を準備しました。
通勤通学の荷物を収納した状態 テルス25
撮影:筆者

全て収納してもまだまだ余裕があります。背面側のパソコン専用スリーブは、メーカー説明では16インチのノートパソコンが入るサイズ。出張や旅行にも使えそうです。

テルス25はたくさん収納できて快適な背負い心地

ベンチに置いたテルス25

撮影:筆者

筆者の第一印象としては、ザ・ノース・フェイスらしく、とても洗練されたデザインという事でした。実際に荷物を収納してみると、予想を超えた収納力。

こんなに荷物を入れると重くて背負うのが辛いではないかと不安がありましたが、しっかりとした背面やショルダーによって重さを感じさせない快適性。一般的なデイパックの常識を覆されるザックでした。

今回実際に使ってみて、テルスシリーズが長く愛される理由が分かったような気がします。