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おすすめのハイドレーション

登山におすすめの「ハイドレーション」10選!長く使うための注意点や使い方も紹介

登山中に水分補給をするためのおすすめのアイテム「ハイドレーション」。ザックを下ろさなくても水が飲めるのでとても便利です。

ただ、洗うのが面倒だったり、ゴムの臭いが気になったりというデメリットも。実は正しいお手入れをすれば、ゴムの臭いが気になって使えないなんてこともないんです。登山におすすめのハイドレーションと、長く使うための注意点、洗い方をまとめました。冬にハイドレーションを使いたいときの対策法もご紹介します。

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目次

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

ハイドレーションとは?使うときのメリットとデメリット

ハイドレーションとは
撮影:YAMA HACK編集部

ハイドレーションとはソフトボトルに吸引チューブが取り付けられた給水システムで、歩きながらこまめに水分補給をすることができる便利なアイテム。

主に、ハイドレーションは背中に背負ったカバンの中に入れておき、飲み口を口元に出しておいて水を飲みたいときに使います。

ハイドレーションを使うメリットは?

アクティビティを中断せず、給水を行いたいときに便利なハイドレーション。登山やトレラン、自転車などのアクティビティでよく利用されています。

・荷物やザックをおろさずに水分補給ができるので楽であり、給水時間の短縮にもつながる。
・飲み終わったら丸めてコンパクトに収納することができ、荷物がかさばらない。
・チューブから吸って飲むため一口で飲みすぎることを防ぎ、こまめな給水でバテにくくなる。

デメリットはある?

登山用の水筒とハイドレーション
出典:Amazon/Amazon

水筒と比較したときに、ハイドレーションならではのデメリットもあります。

・チューブや吸い口が洗いづらく、乾かすのが面倒。しっかりと水洗いし乾燥させないとカビの繁殖にもつながる。
・水にゴム臭さが移って気になる人もいる。
・水の残量がわかりにくいので、給水ペースを誤ると水が足りなくなることがある。

登山には「2L」のハイドレーションがおすすめ!

ハイドレーションの容量は1L~3Lほどまで様々な種類がありますが、2Lのハイドレーションが凡庸性が高くおすすめ。山行によって入れていく水の量を変えれば、日帰り~宿泊を伴う登山まで幅広く使用できます。

ハイドラパック|コンツアー 2L

ハイドラパック コンツアー 2L

容量 2L
サイズ 37×19.1cm
重量 142g

米国カリフォルニア州オークランド発のハイドレーションリザーバーとソフトボトルのメーカー・ハイドラパックのフラグシップモデル。軽量性、コンパクトさ、丈夫さを兼備しています。吸水時の使い勝手はもちろん、簡単に裏返して洗いやすい構造も◎です。「コンツアー 3L」も展開。

オスプレー|レザヴォア 2L

オスプレー レザヴォア2L

容量 2L
サイズ H35xW15xD6.5cm
重量 209g

ザックが人気のメーカー・オスプレーのハイドレーション。直観的かつ片手で操作ができるこだわりの仕様で、スムーズな吸水をサポートしてくれます。「レザヴォア 3L」、小型パックに適した軽量な「LTレザヴォア2.5L」、「LTレザヴォア1.5L」も展開。

キャメルバック|フュージョン リザーバー 2L

キャメルバック フュージョン リザーバー 2L

容量 2L
サイズ H34.9×W 29.9cm
重量 144g

アメリカのハイドレーション・システムのパイオニアとも称されるキャメルバック。なかでもフュージョン リザーバーは、最高クラスの防塵防水性能(IPX67)を備えたタフなモデルです。給水口も大きく使いやすいところも人気。「フュージョン リザーバー 3L」も展開しています。

ソース|ハイドレーションパック ワイドパック 2.0L

ソース ワイドパック 2.0L

容量 2L
サイズ 19.2×35.5cm  
重量 180g

ソースは雨が降らない地域もあるイスラエルで設立されたアウトドアブランド。グラスライクフィルムという飲み水に触れる部分に汚れが付きにくい特殊フィルムを用いているので、水を清潔に保つことができます。「ワイドパック 1.5L」と「ワイドパック 3.0L」も展開。

プラティパス|ビッグジップ EVO 2.0L 

プラティパス ビッグジップ EVO 2.0L 

容量 2L
サイズ 22×38cm
重量 171g

ソフトボトルで有名なプラティパスのハイドレーションは、ザックにフィットする形状をしているのが特徴。無味のBPAフリー素材を採用しており、ゴムの臭いも抑えられています。「ビッグジップ EVO 1.5L」と「ビッグジップ EVO 3.0L」も展開。

ハイドレーションはトレランでも活躍!

トレランで使いたい方におすすめのハイドレーションをご紹介します。トレランパックにフィットするスリムタイプが人気です。

サロモン|ソフトリザーバー 2L

サロモン ソフトリザーバー 2.0L

容量 2L
サイズ 33×17cm
重量 128g

トレラン用のギアが人気のサロモンのハイドレーションは、柔らかな素材を採用。ザックへの収納がしやすく、背中にも違和感のない形状に設計されています。「ソフトリザーバー 1.5L」も展開。

プラティパス|ホーサー 2.0L

プラティパス ホーサー 2.0L

容量 2L
サイズ 15×40.5cm
重量 102g

プラティパスの中でもスリムな形状のハイドレーションです。どんなザックにも装着できて便利。別売りのキャップに付け替えれば、ソフトボトルとしても利用できます。サイズが豊富で、「1.0L」、「1.8L」、「3.0L」も展開。

アルティメイトディレクション 2.0L RESERVIOR

アルティメイトディレクション 2.0L RESERVIOR

容量 2L
サイズ H22.5xW20.3cm
重量 123g

トレラン専用アイテムを多数販売しているアルティメイトディレクションのハイドレーションです。肩の上からかけやすくねじれにくい設計。チューブは取り外し可能で洗浄も簡単にできます。

ハイドラパック|ベロシティ 2L

ハイドラパック ベロシティ 2L

容量 2L
サイズ 34.3×17cm
重量 121g

ベロシティは、ハイドラパックのハイドレーションの中で最軽量のモデル。軽く噛んで吸うだけで、迅速に水分を補給できます。「ベロシティ 1.5L」、断熱性に優れたチューブと保冷効果を備えた「ベロシティ IT 2L」と「ベロシティ IT 1.5L」も展開。

長く使うための使い方&洗い方

ハイドレーション お手入れ方法
撮影:YAMA HACK編集部

せっかく購入したハイドレーションはなるべく長持ちさせたいもの。そのためには正しい使用とお手入れが大切です。

使うときの注意点は?

ハイドレーションを登山で使っている人
出典:Amazon
ハイドレーションを使用する際には、以下のことを気を付けると早期の劣化が防げます。

・指定量以上に水を入れると破けやすいので、容量以上の水を入れないようにする。
・他のギアや鋭利なものが当たって破れないように収納場所に注意。ハイドレーション用のポケットがついているザックを利用するのがおすすめ。
・折り目が付くとそこから劣化して破けやすいので、畳まず丸めて保管する。

ハイドレーションの洗い方は?

ハイドレーションを洗っている画像
撮影:YAMA HACK編集部

ハイドレーションの一般的な洗い方をご紹介します。

1.ホースを本体から取り外し、チューブの中にぬるま湯を流し入れて洗浄・乾燥させます。(商品によってはホースが外せるものと外せないものがあるので、外せるもののみホースを外して洗浄してください。)
2.本体のフタを外し、残っている水をすべて捨てます。
3.容器の中に手を入れ、底をつかむようにして裏返します。
4.洗剤を使って丁寧に洗います。洗剤の流し忘れがないよう気をつけましょう。
5.口に紙を詰めて水分を吸収させ、完全に乾ききるまで乾燥させます。しっかり乾かさないとカビの原因になるのでしっかり乾燥させましょう。

ハイドレーション洗浄用の専用グッズも販売されているので、そういった道具を活用するのも便利でおすすめです。

プラティパス クリーニングキット

内容 ブラシ2本セット(リザーバー用・ドリンクチューブ用)

ゴム臭さを取るには?

ハイドレーション
出典:Amazon

ハイドレーションに入れた水は素材のにおいが移ってゴム臭くなる場合もあります。ゴム臭さが気になる人は以下の方法で洗浄しましょう。

・お湯と中性洗剤を使用して臭いが取れるまで洗う。
・ハイドレーション専用の洗剤を使用して洗う。
※商品によっては上記の方法が使用できない場合もあります。事前に説明書をよく読み、適切な洗浄方法を確認しておきましょう。

冬に使うと凍結しちゃう?

出典:PIXTA

冬にハイドレーションを使うと、ホースに残った水が凍って飲めない状態になってしまうことがあります。対策を行った上で使用しましょう。

対策①冬はハイドレーションを使用しない

冬山登山では冷たい水を飲むことで体温の低下につながります。そのため、冬場はハイドレーションを使用せず、保温力の高いサーモスボトル等で水を持ち運ぶことをおすすめします。

サーモス 山専用 ステンレスボトル

容量 500ml
保温効力(6時間) 77℃以上
保冷効力(6時間) 10℃以下
本体重量 約280g / 260g(ボディリング・ソコカバーなし)

対策②断熱カバーのついたチューブを使用する

ハイドレーションに断熱素材のカバーを付けることで、ホース内の水分が凍結しにくくなります。ホースカバーを自作して使用する人もいるようです。

対策③飲む度にホース内に息を吹き戻す

ホースに水を残さないよう、息を吹きこんで水をバッグ内に戻して飲むと凍結しにくくなります。②の断熱カバーによる保温と③の吹き戻しを合わせて行うとより効果的。

ハイドレーションを活用して登山をもっと快適に!

登山 ハイドレーション
撮影:YAMA HACK編集部

登山やトレランなど、アクティビティ時の水分補給にとても役立つハイドレーション。一度使ったらその便利さに手放せなくなる人も多いほど。正しく使用、お手入れをすれば、ゴムの臭いや早期の破損も防げます。ハイドレーションを使ってもっと快適な登山を!

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