登山におすすめのハイドレーション10選!長く使うための注意点は?

ハイドレーションは登山中に水分補給をするためのおすすめのアイテム。ザックを下ろさなくても水が飲めるのでとても便利です。ただ、洗うのが面倒だったり、ゴムの臭いが気になるというデメリットも。実は正しいお手入れをすれば、ゴムの臭いが気になって使えないなんてこともないんです。登山におすすめのハイドレーションと、長く使うための注意点、洗い方をまとめました。冬にハイドレーションを使いたいときの対策法もご紹介します。


アイキャッチ画像出典:Facebook/Geigerrig Hydration Packs Mexico

ハイドレーションとは?使うときのメリットとデメリット

ハイドレーションを登山で使っている画像 ハイドレーションとはソフトボトルに吸引チューブが取り付けられた給水システムで、歩きながらこまめに水分補給をすることができる便利なアイテムです。主に、ハイドレーションは背中に背負ったカバンの中に入れておき、飲み口を口元に出しておいて水を飲みたいときに使います。

ハイドレーションを使うメリットは?

登山でハイドレーションを使用している人
出典:CAMELBAK
アクティビティを中断せず、給水を行いたいときにハイドレーションを使うと便利です。登山やトレラン、自転車などのアクティビティでよく利用されています。

・荷物やザックをおろさずに水分補給ができるので楽であり、給水時間の短縮にもつながる。
・飲み終わったら丸めてコンパクトに収納することができ、荷物がかさばらない。
・チューブから吸って飲むため一口で飲みすぎることを防ぎ、こまめな給水でバテにくくなる。

デメリットはある?

登山用の水筒とハイドレーション
出典:Amazon/Amazon
水筒と比較して、ハイドレーションならではのデメリットもあります。

・チューブや吸い口が洗いづらく、乾かすのが面倒。しっかりと水洗いし乾燥させないとカビの繁殖にもつながる。
・水にゴム臭さが移って気になる人もいる。
・水の残量がわかりにくいので、給水ペースを誤ると水が足りなくなることがある。

登山には2Lのハイドレーションがおすすめ!

ハイドレーションの容量は1L~3Lほどまで様々な種類がありますが、2Lのハイドレーションが凡庸性が高くおすすめ。山行によって入れていく水の量を変えれば、日帰り~宿泊を伴う登山まで幅広く使用できます。

ドイター ストリーマー 2.0L

登山用のザックで定番のドイター社のハイドレーション。チューブがソフトボトルから取り外せるので洗いやすく便利です。同じデザインで容量が3Lの商品もあります。
ITEM
ドイター ストリーマー 2.0L
容量:2L
サイズ:H39×W19cm
重量:175g

少ないながら他製品使用歴との比較では、価格と対比して優れていると感じます。耐圧的に破れたり、簡単に傷ついて破裂することも無いかと思え、耐久性には満足できそうです。


オスプレー レザヴォア 2.0L

こちらもザックが人気のメーカー、オスプレーのハイドレーション。MPEフィルムを採用しており、カビや細菌が増殖しにくくなっています。他に3.0Lや軽量なLT レザヴォアというモデルもあります。
ITEM
オスプレー レザヴォア 2.0L
容量:2L
サイズ:H35xW15xD6.5cm
重量:209g

キャメルバック アンチドートリザーバー 2.0L

アメリカのハイドレーション・システムのパイオニアとも称されるキャメルバック。軽く噛んで吸うだけで水分補給ができ、給水口も大きく使いやすいので人気です。1.5L、3.0L、ザックに外付けできるモデルもあります。
ITEM
キャメルバック アンチドートリザーバー 2.0L
容量:2L
サイズ:H34.3×W20.3cm
重量:140g

プラティパスのビックジップを使用していましたが、ジップ部の汚れが取れなくなります。その点、本製品であれば、その心配はありません。また、乾燥時も考慮されており、さすがキャメルと感じました。



グレゴリー 3D HYDRO 2.0L

グレゴリーのハイドレーションは、特許出願中の「ソフト成形3D設計」が特徴。水筒と同じように素早く乾燥するので、細菌の増殖が抑えられイヤな臭いも気になりません。背中へのフィット感も抜群で安定して水が持ち運べます。
ITEM
グレゴリー 3D HYDRO 2.0L
容量:2L

5回ほど使いました、ザックがグレゴリーなので合わせて購入。廉価なモデルもいろいろありますが、磁石付きはやはり便利です!


ソース ハイドレーションパック ワイドパック 2.0L

ソースは雨が降らない地域もあるイスラエルで設立されたアウトドアブランド。グラスライクフィルムという飲み水に触れる部分に汚れが付きにくい特殊フィルムを用いているので、水を清潔に保つことができます。
ITEM
ソース ハイドレーションパック ワイドパック 2.0L
容量:2L
サイズ:H35.5xW19.5cm
重量:170g

登山初心者ですが、非常に楽に水分補給できました。今までザックの脇のポッケにペットボトルを入れていたんですが、いちいち手をまわして取る仕舞うが手間ですし疲れますし。容量も十分で、洗いやすい。

プラティパス Big Zip LP 2.0L

ソフトボトルで有名なプラティパスのハイドレーションは、ザックにフィットする形状をしているのが特徴。無味のBPAフリー素材を採用しており、ゴムの臭いも抑えられています。
ITEM
プラティパス Big Zip LP 2.0L
容量:2L
サイズ:H39.5xW20.0cm
重量:160g

富士登山で使用しました。2Lのこの容量が丁度良いです。口が広いので内部の洗浄も簡単です。


ガイガーリグ ハイドレーション エンジン 2.0L

一般的なハイドレーションは吸って水を補給しますが、ガイガーリグのハイドレーションはポンプがついており、空気圧で水が出る仕様。スプレーのように水が出るため、体にかけたり様々な使い方ができます。
ITEM
ガイガーリグ ハイドレーション エンジン 2.0L

ハイドレーションはトレランでも活躍!

トレランで使いたい方におすすめのハイドレーションをご紹介します。トレランザックにフィットするスリムタイプが人気です。

サロモン SOFT RESERVOIR 2.0L

トレラン用のギアが人気のサロモンのハイドレーションは、ザックへの収納がしやすい形状に設計されています。簡単に裏返せるので洗うのも楽。容量が1.5Lの商品もあります。
ITEM
サロモン SOFT RESERVOIR 2.0L
容量:2L
サイズ:H35×W17cm
重量:132 g

期待どうりです。ちょっとプラスチック臭いけど、そのうちとれるのかなー


プラティパス ホーサー 2.0L

プラティパスの中でもスリムな形状のハイドレーションです。どんなザックにも装着でき、便利。別売りのキャップに付け替えれば、ソフトボトルとしても利用できます。1.0L~3.0Lまで容量のバリエーションも豊富。
ITEM
プラティパス ホーサー 2.0L
容量:2L
サイズ:H42×W17.5cm
重量:99.8 g

さすが、定番商品で、多少乱暴に扱っても水漏れはなく丈夫です。また口径がペットボトルと同じサイズですので、ペットボトルのキャップが利用可能で、逆にペットボトルにホースを繋いで使うことも可能です。たまにサイズが異なるペットボトルがあり、水漏れしますので注意が必要。私はサントリーのウーロン茶のキャップを利用しています。


アルティメイトディレクション 2.0L RESERVIOR

トレラン専用アイテムを多数販売しているアルティメイトディレクションのハイドレーションです。肩の上からかけやすくねじれにくい設計。チューブは取り外し可能で洗浄も簡単にできます。
ITEM
アルティメイトディレクション 2.0L RESERVIOR
容量:2L
サイズ:H22.5xW20.3cm
重量:123g

長く使うための使い方&洗い方

ハイドレーションを洗うために分解している画像
出典:Amazon
せっかく購入したハイドレーションはなるべく長持ちさせたいもの。長く使うためには正しい使用とお手入れが大切です。

使うときの注意点は?

ハイドレーションを登山で使っている人
出典:Amazon
ハイドレーションを使用する際には、以下のことを気を付けると早期の劣化が防げます。
・指定量以上に水を入れると破けやすいので、容量以上の水を入れないようにする。
・他のギアや鋭利なものが当たって破れないように収納場所に注意。ハイドレーション用のポケットがついているザックを利用するのがおすすめ。
・折り目が付くとそこから劣化して破けやすいので、畳まず丸めて保管する。

ハイドレーションの洗い方は?

ハイドレーションを洗っている画像
撮影:YAMA HACK編集部
ハイドレーションの一般的な洗い方をご紹介します。
1.ホースを本体から取り外し、チューブの中にぬるま湯を流し入れて洗浄・乾燥させます。(商品によってはホースが外せるものと外せないものがあるので、外せるもののみホースを外して洗浄してください。)
2.本体のフタを外し、残っている水をすべて捨てます。
3.容器の中に手を入れ、底をつかむようにして裏返します。
4.洗剤を使って丁寧に洗います。洗剤の流し忘れがないよう気をつけましょう。
5.口に紙を詰めて水分を吸収させ、完全に乾ききるまで乾燥させます。しっかり乾かさないとカビの原因になるのでしっかり乾燥させましょう。
ハイドレーション洗浄用の専用グッズも販売されているので、そういった道具を活用するのも便利でおすすめです。
ITEM
プラティパス ハイドレーション クリーニングキット 25831
セット内容:チューブ・ブラシ、リザーバー・ブラシ

プラティパス持ってる人は、買うべきです。使ってるうちにチューブの中が白っぽくなってきますが、これを2、3回通すと綺麗になりました。


ゴム臭さを取るには?

ハイドレーション
 
出典:Amazon
ハイドレーションに入れた水は素材のにおいが移ってゴム臭くなる場合もあります。ゴム臭さが気になる人は以下の方法で洗浄しましょう。
・お湯と中性洗剤を使用して臭いが取れるまで洗う。
・ハイドレーション専用の洗剤を使用して洗う。
※商品によっては上記の方法が使用できない場合もあります。事前に説明書をよく読み、適切な洗浄方法を確認しておきましょう。
ITEM
キャメルバック クリーニングタブレット
個数:8コ

冬に使うと凍結しちゃう?

出典:PIXTA
冬にハイドレーションを使うと、ホースに残った水が凍って飲めない状態になってしまうことがあります。対策を行った上で使用しましょう。

対策①冬はハイドレーションを使用しない

冬山登山では冷たい水を飲むことで体温の低下につながります。そのため、冬場はハイドレーションを使用せず、保温力の高いサーモスボトル等で水を持ち運ぶことをおすすめします。
ITEM
サーモス 山専用 ステンレスボトル
容量:0.5L
サイズ:約7×7×23.5cm
保温効力:50度以上(24時間)、77度以上(6時間)
保冷効力:10度以下(6時間)
カラー:バーガンディー、ブラック、ライムグリーン

冬季登山用に大容量の保温ポットが欲しくて買ってみた。やっぱりサーモスだな!としか言い様がない。約16時間経っても70度以上を保ちました。ペットボトルをザックの中に入れてても凍ってしまう環境下での水分補給に、もう困りません!ライムグリーンを購入しましたが、見た目はブラッシュで落ち着きがあり、大変気に入っております。


対策②断熱カバーのついたチューブを使用する

ハイドレーションに断熱素材のカバーを付けることで、ホース内の水分が凍結しにくくなります。ホースカバーを自作して使用する人もいるようです。
ITEM
キャメルバック バッグパーツ アンチドート インシュレーテッドチューブディレクター

対策③飲む度にホース内に息を吹き戻す

ホースに水を残さないよう、息を吹きこんで水をバッグ内に戻して飲むと凍結しにくくなります。②の断熱カバーによる保温と③の吹き戻しを合わせて行うとより効果的。

ハイドレーションを活用して登山をもっと快適に!

ハイドレーションをトレランで使う人 登山やトレランなど、アクティビティ時の水分補給にとても役立つハイドレーション。一度使ったらその便利さに手放せなくなる人も多いほど。正しく使用、お手入れをすれば、ゴムの臭いや早期の破損も防げます。ハイドレーションを使ってもっと快適な登山を!

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yuji.tuna
yuji.tuna

学生時代は子どもと自然体験活動をしており、社会人になってから一人登山にはまっています。登山の魅力は何でしょう…?言語化しないと分からないこと、体験しないと分からないこと、何事もバランスよく経験して考えながら生きていきたいと思っています。

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