「水の確保」は最重要!だけれども・・・

登山をする人なら誰もが守りたい原則ですが、いざ準備してみると意外に大変です。
例えば2Lくらいの水を持っていこうとしたとき、ハードタイプのボトルだとかさばってザックに入れるのも一苦労・・・。つい水の量を減らしたくなってしまいます。
そんなときに活躍してくれるのがこのプラティパス。

そんなたくさんの魅力をもったプラティパスを写真を交えながら詳しくご紹介します。
基本サイズは2.5Lと1L



プラティパスの魅力
①自在に変わる形

水が減れば減るほど、上記の写真のように薄く・小さくなっていきます。

②ハードな使用に耐える高い耐久性

実際触ってみるとわかりますが、プラティパスはかなりしっかりとした分厚いプラスチックで作られています。
私自身使い始めたときは心配でしたが、山で連続して使っても破ける予兆は全くなく、安心して使えています。
中には数年間同じボトルを愛用し続けている方もいるようで、実際YAMAHACK編集部にも8年使い続けている人がいました。そのボトルがこちら。

もちろんどれくらい使い続けられるかは、使い方や状況によって大きく変わってきますが、それでも8年使えているのはすごいですね。
③匂いが移りにくいのでおいしい

ただニオイについては個人差があり、人によっては多少違和感を感じてしまう方もいるよう(私個人としては気にならない範囲ですが、若干いつもの水と味が違うかな?と感じるときはあります)。
よりニオイを抑えるための方法はないか、と思い公式販売店である株式会社モチヅキに問い合わせしてみたところ、
「感じ方には個人差があるため、僅かなニオイまですべて取れるかはわかりませんが、洗剤と漂白剤を使った洗浄方法を試してみてください!」
とのことでした。気になる人は一度試してみてくださいね!
platypus|ソフトボトルの消毒方法
①外側を柔らかいスポンジで中性洗剤を使用して洗浄します。
②中に水を満たし数滴の漂白剤を入れます。
③ソフトボトルを振って漂白剤が全体に行き渡るようにします。
④30分置きます。その後、中身をすべて捨て、数回すすぎ洗をして洗浄の完了です。
④凍らせたり、お湯を入れてもOK

暑い夏山に凍らせて持っていけば、食料の保冷剤にもなりますし、一部溶かせば冷たい水を飲むことも。ただ溶けないと水も飲めなくなってしまうため、凍らせすぎにはご注意ください。

ただ持っているクッカーによっては、沸かしたお湯をボトルに詰める作業が難しく、難易度は少し高めかもしれません・・・・・・。
プラティパス使いこなし術 3選
①ゴムバンドをつければ収納もラクラク

収納の際はボトルを丸めるようにしてください。折る様に畳むと折り目によるシワから亀裂が生じ水漏れの原因となります。
※引用:公式販売店Webページより
そこで一つのアイデアが、ゴムバンドで縛ること。折り目をつけずに収納することができますし、注ぎ口にゴムを巻きつけておけばなくす心配もありません。

②乾かすときは「上向きで立てる」


下記の記事では、「下向きで乾かす」「手ぬぐいを入れてみる」など色々な乾かし方にチャレンジしていますが、結果としては上向きでたてて乾かす方法が一番良いようでした。
③ちょっとだけ凍らせて、あとは水を入れる

そんなときには少しだけ凍らせて、あとは水を入れて持っていくのがおすすめ。そうすれば山で全く飲めないということを防げますし、冷たい温度もキープしやすくなります。
プラティパスの種類
プラティパスは今回ご紹介した2つだけでなく、注ぎやすい口がついたタイプや、ハイドレーションタイプも販売されています。ご自身の目的に一番あった商品を選んでみてください!①ソフトボトル 1.0L ※今回ご紹介したもの
コンパクトで手軽な1.0Lタイプ。日帰り登山が中心の方におすすめですが、複数持ちをすれば宿泊を伴う登山にも対応が可能です。●サイズ:15×28cm
●重 量:24g
●材 質:(本体)PE・ナイロン、(注ぎ口)PE、(キャップ)PP
●品 質:無味、BPAフリー素材
●生産国:Made in USA
登山のテント泊用として購入しました。今まで2リットルのプラティパスを使っていましたが、一人用としては1リットルで十分かと思い購入することにしました。プラティパスは水を入れていないときには、くるくると巻いてザックのポケットに入れておけるので、テント泊には欠かせません。特に1リットル用はデザインもシンプルで美しいですね。
出典: 楽天みんなのレビュー
②プラティ 2.0L ボトル ※今回ご紹介したもの
日帰り登山や縦走登山、さらには山の中での料理まで幅広く対応可能なのが2.0Lタイプです。水の量を柔軟に調整できるため、迷ったらまずはこのサイズを選択してみても良いかもしれません。●サイズ:19×35cm
●重 量:36g
●材 質:(本体)PE・ナイロン、(注ぎ口)PE、(キャップ)PP
●品 質:無味、BPAフリー素材
●生産国:Made in USA
この2Lボトルはハイドレーション、1Lボトルはバーナーで使う料理用として使ってます。
丈夫だし、飲み終わったら薄くペラペラになるので邪魔になりません。
これを使うようになってからペットボトルは使わなくなりました。
出典: 楽天みんなのレビュー
③デュオロックソフトボトル
注ぎ口とワンタッチで開けられるキャップが付いているため、行動中の水分補給も簡単なのがこのタイプ。さらに注ぎ口は外すことができるため、通常のプラティパスよりも乾きやすいのも特徴です。●サイズ:14.5×24cm
●重 量:42g
●材 質:(本体)PE・ナイロン、(注ぎ口・キャップ)PE・TPE、(ハンドル)PE
●品 質:無味、BPAフリー素材
●生産国:Made in USA
ちょっと飲みずらいですが、コンパクトにまとめられて大変良いです。
出典: 楽天みんなのレビュー
④ホーサー
プラティパスの中でも比較的細身の形状をしている「ホーサー」。どんなリュックにも入れやすく軽量なため、登山はもちろんトレランでも使いたいという方におすすめです。●サイズ:15×28cm
●重 量:91g
●材 質:(本体)PE・PU、(ドリンキングチューブ)PU、(バイトバルブ)シリコン
●品 質:無味、BPAフリー素材
●生産国:Made in USA
国産のハイドレーションシステムの流量に不満があったので購入してみました。流路が約6mmと大きく、パックの口が下を向いているデザインなので水の自重も加わり格段に飲みやすいです。パックは冷凍にも対応しているとの事。
セットの構成は最小限で欲しいパーツを買い足していく感じですが、飲み口のバルブを始め完成度が高くこれだけでも十分実用的な感じです。まずは衛生上、飲み口用のバルブカバーだけ買い足そうと思います。
出典: 楽天みんなのレビュー
⑤ビッグジップEVO
ビッグジップLPから2019年にモデルチェンジされたのがこの「ビッグジップEVO」。過去モデルよりもチューブが太くなったため、短時間で多くの水を吸い上げることができます。本格的な縦走登山をする方におすすめです。●サイズ:21×33cm
●重 量:160g
●材 質:(本体)PE・PU、(ドリンキングチューブ)PU、(バイトバルブ)シリコン
●品 質:無味、BPAフリー素材
●生産国:Made in USA
ホースが全部外せるので、1日外に干しておけば中まで乾くので衛生的に使えそうです。
以前購入した同メーカーの物はホース内部がなかなか乾燥しないので
出典: 楽天みんなのレビュー
プラティパスを活用して安心の登山を!

運ぶ水の問題にお悩みの方はぜひ一度試してみてください!
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