土足OKな空間がものすごくラク
床がないので空間の使い方がとても自由。ガスを使えたり、基本的に靴を履いたまま過ごすことができるので、トイレの時など出入りがとてもラクでした。
橋爪
軽さは文句なし!もしものときはツェルト代わりにも
今回使用したシェルターは重量510g。一般的な2人用ダブルウォールテントの半分近い軽さです。ストックをテントポールとして代用できるのも魅力。
シェルターは緊急時のツェルトとしても活躍するので、アイテムを一石二鳥でまかなえるのもULらしいメリットだと感じました。
気になるポイントは?
使っていて不便に感じることはありませんでしたが、あえて言うならばサイズが大きいのでテント場によっては場所取りが大変かも?というところ。
混雑した時期や狭いテント場よりも、ゆったりと過ごせる空間にマッチすると感じました。
それぞれシェルターによって作り分けされているので、ご自身のニーズに合ったモデルを選ぶことも大切です。
【結論】自然に近い感覚がたまらない!ワイルドに山を楽しみたい人におすすめ
結論として、当初気にしていた【雨・虫・風】などのデメリットはカバーできるもので、それ以上に刺激的な魅力があることがわかりました。
橋爪
また、テント場でもプライベート空間を守りながらも自然を間近に感じることができます。
橋爪
ビビイサックがあればさらに快適に!
タープやツェルトとはどう違うの?
従来の登山でもテント以外に、タープやツェルトという軽量での宿泊ギアがありました。感覚的にはタープ泊やツェルト泊に似ている部分もあり、スペックや設営方法だけで単純に区別できるかというと難しいところがあります。「メーカーがどのようなコンセプトを持ってつくっているか」がフロアレスシェルターやタープ、ツェルトの分類分けとなります。
自然をより間近に、ダイナミックに感じられるテントスタイル
今回フロアレスシェルター泊を体験し、そのワイルドなスタイルにすっかり魅了されてしまいました。たしかに山岳用テントに比べて不都合な部分もありますが、その不便さも楽しみのひとつと思えば、まったく苦になりません。
ただし、やはりテント泊に慣れた上級者向け。「山でちょっと違った夜を楽しみたいな」そんな方におすすめしたいです。
自然が間近に感じられるような開放感はフロアレスシェルターならでは。これからの夏の時期にピッタリですよ。
フロアレスシェルターを見つけるならここ!
アドバイスをくださった服部さんが店長を務める「ムーンライトギア」では、フロアレスシェルターなどのULアウトドアギアをはじめ、ユニークな厳選されたアイテムを取り揃えています。
今回紹介したシェルターも取り扱いがあるので、気になる方はぜひショップに足を運んでみてください!、