ハピテント

担いで軽い、見て美しい、寝て広々! ULハイカー憧れのローカスギア「ハピ」をレビュー

2022/11/09 更新

ULハイカー憧れの国産メーカー<ローカスギア>から発売されている、軽く、デザイン性に定評がある「ハピ」。軽量性だけではなく耐久性・フォルムの美しさ・居住面積の広さを兼ね備えた良いことづくめのシェルターです。そんなハピと共に一味違うワンランク上のテント泊を目指してみませんか? モノポールテントに不安がある方も、実際に様々な気象条件で使った筆者のレビューを参考に、ぜひ検討してみてください。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

軽く、美しく、使い勝手バツグンの「ハピ」でテント泊に差をつける!

ハピテント

撮影:筆者

ULハイカー憧れの国産メーカー<LOCUS GEAR(ローカスギア)>から発売されている、軽く、デザイン性に定評があるモノポールシェルター「ハピ」。軽いだけではなく耐久性・フォルムの美しさ・居住面積の広さを兼ね備えた、良いことづくめのシェルターです。

最大の魅力は、なんといっても一味違ったワンランク上のテント泊を楽しめること。

今回は、実際に愛用している筆者が、「ハピ」の特徴や様々な気象条件で使ったレビューを紹介。モノポールシェルターに不安がある人も、ぜひ参考にしてみてください。

使えば使うほど好きになる「ハピ」の特徴

ハピテント・シェルター

ハピは軽量な2人用のピラミッド型モノポールシェルター。フロアレスですが、フロアシェルター(メッシュのインナーテント)を併用することでテントと変わらぬ快適さに。居住性の良さはもちろん、素材や色を選択できるため、自分好みのテントを作れるのがいいところ。

非常に軽くてコンパクト

ハピが軽量化されている大きなポイントは、テントポールがないこと。

トレッキングポール

手持ちのトレッキングポールを130cmの長さに伸ばして真ん中に立てるだけで設営できます。トレッキングポールをテントのポールとして利用することで、荷物を軽量・コンパクト化できる優れた設計です。ポールは歩行のサポートや緊急事態にも使えるので一石二鳥。

重さの写真

撮影:筆者[上]ハピ・シル[下]ハピ・メッシュ(フロアシェルター)

実際に筆者が愛用している「ハピ・シル」と「ハピ・メッシュ(フロアシェルター/15D)」の重量は、合わせて932g(ペグ・ポール除く、スタッフサック込み)。修理などで布を足しているため購入時よりも多少増えていますが、それでも1kgを切る軽さです。

収納時のサイズ写真

撮影:筆者[上]ハピ・メッシュ(フロアシェルター)[下]ハピ・シル

「ハピ・シル」が長さ22.5cm×直径10cm、「ハピ・メッシュ」が長さ30cm×直径10cmとサイズもコンパクト。直径も小さく荷物の隙間にスルッと入り、無駄なく収納が可能です。

設営・撤収がとても簡単!

撮影:筆者

ペグで8〜12箇所を固定した後、トレッキングポールを真ん中に立てるだけの簡単設営。急な雨の時、疲れている時、ワンタッチで建てられるのはとても便利です。

また、撤収時もポールを倒してペグを抜くだけ。とても簡単で、テント撤収時間が短縮できます。早朝から行動する場合には非常に助かりますよね。

快適な居住空間

テントの中で実際に寝てるシーン

撮影:筆者

コンパクトに畳めるのに、居住空間はとても広く、2人の荷物をテントの中に入れても、足元ではなく横に置いてのびのびと足を伸ばして寝ることができます。158cmの筆者がこのまま腕を真っ直ぐあげる事ができるほどの広さです。

また、足元が出口になるためテントを出るときに人をまたがず気軽に出入りができます。

この快適な設計は、ハピの一つ前のモデルである「クフ」の難点を改良して誕生したもの。

ローカスギアのクフとハピ

提供:ローカスギア[左]クフ[右]ハピ

クフの短辺は160cmなのに対し、ハピは180cmと面積が広くなり、2人でもより過ごしやすい居住環境となりました。入口も長辺側から短辺側に変更されています。

自分好みの素材と色が選べる

シェルターの素材は、耐久性の異なる3種類の中から選べます。

ローカスギアハピシリーズ

出典:ローカスギア[左]ハピ・シル[中]ハピ・DCF-B[右]ハピ DCF-eVent
Hapi Sil/ハピ・シル
30デニールのリップストップナイロンにシリコンコーティングを施したシルナイロン素材。

 

特徴:シルナイロンの色が選べ、自分なりの好きな色でカスタマイズできる。ただし、色が選べる分このシリーズのみ使用前に自分でシーム処理が必要となる。
耐久性・強度:★★★
重さ:480g
(スタッフサック込、ペグ、ポール除く)

 

※色を選ぶカスタマイズの場合は耐久性など劣る、サイズが限られる、値段が上がるなど注意事項があるので公式サイトでご確認ください

 

Hapi DCF-B/ハピ・DCF-B
世界でも最も軽い防水素材と言われているDCF素材。通称キューベンファイバーと呼ばれている。

 

特徴:シリーズの中では1番軽い。
耐久性・強度:★★★
重さ:350g
(スタッフサック込、ペグ、ポール除く)

 

Hapi DCF-eVent/ハピ・DCF-eVent
軽量で防水性と透湿性を兼ね備えたDCF-eVent素材。DCF素材と比較すると引き裂き強度は劣る。

 

特徴:透湿性により、結露しにくいのが最大のメリット。
耐久性・強度:★★☆
重さ:470g
(スタッフサック込、ペグ、ポール除く)

 

※耐久性(同じ環境で比較してどれだけ長く使えるか)・強度(耐風性)についての評価は、結露やシームからの雨漏りの可能性は含まず

 

hapi_mesh-1
提供:ローカスギア(ハピ・メッシュ。ハピ・シリーズのシェルターにフィット)
フロアレスが心配な人は、ピラミッド型モノポール・メッシュ・バスタブフロア・シェルター「ハピ・メッシュ」も合わせて使用するのが◎。雨に強い素材で、バスタブ型に床がつけられているため雨水の跳ね返りも心配ありません。

 

「ハピ・メッシュ」は3種類の素材から選べます。

 

①15Dリップストップ・ハイブリッド

(シリコンとポリウレタンでコーティングされている)
カラー:ブラック
シームテープ:あり
重量:400g
(ペグ、ポール除く、スタッフサック込み)

 

②シルナイロン・フロア
(シリコンを染み込ませている)

カラー:ブロンズ・ミスト、アスペンゴールド、アルパイン・グリーン
シームテープ:なし
重量:470g
(ペグ、ポール除く、スタッフサック込み)

 

③PU リップストップ・フロア

(ポリウレタンを染み込ませている)
カラー:ブラック
シームテープ:あり
重量:670g
(ペグ、ポール除く、スタッフサック込み)

筆者は、色をカスタマイズできる「ハピ・シル(カスタム·コレクションでの特注カラー)」と軽さを重視した①15Dのメッシュシェルターを選択しました。

耐風・耐雨性は大丈夫? 購入時に心配だった点をチェック

モノポールのフロアレスシェルターは軽くてかっこいいですが、「耐風・耐雨性は大丈夫?」「建てられる場所が限られるの?」「破損した時の修理って対応してもらえるの?」など、心配な点も多いですよね。

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