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最新・個性派シェルジャケット

山と街をクロスオーバー。今季話題のシェルジャケットは個性派ぞろい!

時に防寒着、時にレインウェアとして、1年中欠かすことのできないアウトドアズマンの相棒ウェアといえばシェル。この春もたくさんの新作シェルが登場しています。どうせ新調するなら街着もしたくないですか? というワケで2021年新作シェルの中からユニークな仕掛けを持つ個性派シェル3着をピックアップしてご紹介。パンツのシルエットで街と山を着分けちゃう超簡単“ものぐさコーディネート術”も一緒にご参照ください!

目次

記事中画像撮影:烏頭尾 拓磨

ファッション感度も高めな個性派シェルが豊作!

最新個性派シェルジャケット

激しい風雨を防いでくれて、高耐久かつ衣服内環境を快適に保ってくれるシェルは、アウトドアなスタイリングの象徴とも言えるアイテムです。ファッション好きのハイカーとしたら、ストイックでハイスペックなモノもいいけど、街とフィールドをシームレスに使えるファッションコンシャスなシェルも押さえておきたいですよね。

ファッションもファンクションも最前線をいくコラボウェア

WHITE MOUNTAINEERING × MILLET 「SAITOS 3L MOUNTAIN PARKA」 ¥105,600(税込)

まず最初は防水透湿性に優れる“サイトス®”の3レイヤー素材を使った、ホワイトマウンテニアリング(以下WM)とミレーのコラボとなる1着です。

最大の特徴は前身頃に大量に配されたジップワーク。実に15個にものぼるジップポケットを落とし込みながら、機能性も損なわずきっちりシェルとして成立させた緻密なデザイン力に脱帽です。

ハイスペックな機能を感じさせるディテールワーク

 

ダブルネームタグやWMのおなじみデザインである背部首元に付けられた三角フラップなど、コラボの証となるデザインもさりげなく落とし込まれています。またジップは全て止水ジップ、裏地もフルシーム処理が施されるなど防水性も抜かりなし。

WHITE MOUNTAINEERING × MILLET 「SAITOS 3L MOUNTAIN PARKA」
ポケットにアイテムを入れた姿は圧巻の一言です!

太パン⇄細パン で 街⇄フィールド

WHITE MOUNTAINEERING × MILLET 「SAITOS 3L MOUNTAIN PARKA」
まずは太めのパンツで街的なコーディネート。毎度のことながらモデル体型とは程遠いメタボ体型(177cm)の筆者が着ています。

ジャケット(サイズMを着用)のデザインがもともとビッグシルエットを採用しているので、太めのパンツとの相性は非常にいいですね。全体的にルーズシルエットとなり、いまのストリートファッションっぽく着ることができます。

WHITE MOUNTAINEERING × MILLET 「SAITOS 3L MOUNTAIN PARKA」
細身のパンツでは一転して下半身に締まりが出るので、ビッグシルエットがよりはっきりします。山で着る時は中にフリースを着込んでも余裕で着られるサイズ感。レイヤードするにも使いやすい1着と言えます。

WHITE MOUNTAINEERING × MILLET 「SAITOS 3L MOUNTAIN PARKA」
全てのジップを開けました。着る人のクセや体型でメインとして実際に使うポケットはそれなりに限られてくると思います。どこに何を入れるか決めておけばよりシステマチックにシェルを着ることができそうですね。

WM × MILLET SAITOS 3L MOUNTAIN PARKA

老舗アウトドアブランドの変化球3WAYシェル

Marmot 「3Way Attachment Jacket Onibegie」 ¥53,900(税込)

左半身のみを覆う半ベスト型のアタッチメントパーツを脱着できる個性派シェル。それぞれ単体でも着用可能な3WAY仕様となっています。1970年代にゴアテックスをアウトドア業界の中でもいち早く取り入れたマーモットらしく、チャレンジ精神とクリエイティブに富んだ1着。

単体でも複合でも着用できるエポックメイキングなデザイン

シェル単体としてはシンプルなデザイン、半身のベスト単体だとそれなりの個性が引き立つ1着となります。こちらも素材には透湿性、防水性に優れる2.5レイヤーの“ダーミザクス®”を採用。

 

また独特なフェード感を持つカラーリングには、天然由来成分のオニベジを使うなどこだわりの高さをうかがわせます。

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