6月だけの特別企画 ココヘリ入会金無料キャンペーン 今すぐ申し込み
モンベルのサーマランドパーカ

リバーシブルで山も街も!濡れに強い高コスパ化繊綿ジャケット「サーマランドパーカ」

秋冬登山の必需品である防寒着。とはいえ寒い時期は頻繁に山に行くわけではないし、できれば出費を抑えたい…そんな人におすすめなのが、モンベルの化繊綿ジャケット『サーマランドパーカ』です。防風性と保温性を備えながら、ダウンジャケットよりも手ごろな価格。実際に登山や日常でサーマランドパーカを愛用している筆者の感想と共に、特徴や適した使用シーンを紹介します。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者
※2020年公開の記事です。レビューしている「サーマランドパーカ」は2020年モデルのため、現行モデルとはスペックや仕様が異なる場合がございます

秋冬のトレッキングに便利な「サーマランドパーカ」

季節によって違った表情を見せてくれる山々。これまで夏山にしか行ったことがないけれど、違う景色を求めて秋や冬の山にも登ってみたい。そう思ったときに必要になるのが防寒着です。

とはいえ、ダウンジャケットをはじめ、防寒着は決して安くはない買い物。夏山装備よりもお金がかかってしまうからこそ、どれを選ぶか慎重になりますよね。

モンベルサーマランドパーカ

提供:mont-bell(サーマランドパーカ)

そんな、秋冬トレッキングの防寒着選びで迷っている人におすすめなのが、モンベルの「サーマランドパーカ」です

防寒着として高い防風性と保温性を備えながら、ダウンジャケットよりも低価格な化繊綿ジャケット。ダウンよりもラフに使うことができ、普段使いもできるコストパフォーマンスに優れた一枚なんです。

化繊綿ジャケットって何? ダウンジャケットとどう違う?

化繊ジャケットって何?

出典:PIXTA 提供:mont-bell
見た目がよく似ているダウンジャケットと化繊綿ジャケットの違いは、保温の役割を果たす中綿の部分。ダウンジャケットは天然の羽毛を封入しているのに対し、化繊綿ジャケットはポリエステルなどの化学繊維を中綿として使っています。

 

それぞれの特性を比べてみると以下の通り。注目したいのは、濡れに対する強さです。

 

化繊ジャケットダウンジャケット
保温性◎(△濡れた時)
濡れへの強さ×
防風性
軽さ
収納性
価格〇(ダウンより安い場合が多い)△(比較的高い)

 

ダウンジャケットと化繊ジャケットどちらがいい?

暖かさにおいて、ダウンジャケットは確かに化繊ジャケットよりも高い性能を誇っています。しかしこれは濡れなければの話。ダウンジャケットは羽毛を使っているために吸水性が高く、急な雨や運動で汗をかくなどして濡れてしまえば、あっという間に保温力が落ちてしまいます。

一方吸水性の低い化繊素材を使っている化繊綿ジャケットは、多少濡れたくらいでは保温性がほとんど落ちません。普段の保温性や軽さ、収納性はダウンに劣っていても、安定した保温力をキープしてくれるのが化繊綿ジャケットだとも言えるのです。休憩時だけでなく、行動中にも着用するなら化繊綿ジャケットがおすすめ。

もちろん撥水性能などを高めたダウンジャケットもありますが、数万円台になってしまうのも事実。化繊中綿ジャケットは、1万円前後から買えるコストパフォーマンスの高さにも注目したいところです。

サーマランドパーカのココが魅力!

サーマランドパーカ前後

提供:mont-bell

<モンベル>で展開している化繊綿ジャケットの中でも機能と値段のバランスが良く、幅広いシーンで活躍してくれるのが「サーマランドパーカ」。秋冬の山歩きでも頼れる特長を5つ紹介します。

①濡れても保温力が低下しない、持続性抜群の素材!

サーマランド構造

提供:mont-bell

サーマランドパーカの中綿に使われている“エクセロフト®︎”は、元より吸水性の低いポリエステルにシリコンコーティングを施した、撥水性の高い3種類の繊維を絡み合わせた素材。さらに表地・裏地ともに水をはじく超耐久撥水加工が施されています。

これにより高い耐水性と保温性の維持を実現。行動時に汗をかいた時や急に雨に降られた際にも、濡れてかさが減ってしまうことがなく、空気の層を維持してくれるので、体を暖かく保つことができます。

②インナーにもアウターにもOK!ゆったりサイズで重ね着しやすい

提供:筆者友人(サーマランドパーカ着用/2020年モデル)

登山の際はウェアのレイヤリングが基本。特に寒い時期は、防寒着の下にもすでに何枚か着ていることがほとんどです。そのためあえてワンサイズ大きめを選ばないと、きつくて動きづらくなってしまうということも。

その点サーマランドパーカはゆったりとした作りのため、いつも通りのサイズでもアウターとしても着用しやすくなっています。また、フードもゆとりがあるため、帽子の上からかぶっても違和感なし。

ダウンよりは嵩張って見えるかもしれませんが、中間着としてレイヤリングした際の着心地も問題ありません。

③スタッフバッグ付きで携行しやすい

撮影:筆者(500mlのペットボトルと比較/2020年モデル)

サーマランドパーカにはスタッフバックが付属しており、コンパクトに収納して持ち運ぶことができます。中綿の“エクセロフト®︎”は、復元力が高く小さく畳んだり取り出したりを繰り返しても保温力が落ちないので安心。

重量はメンズで471g、ウィメンズで394gとモンベルで展開しているダウンジャケットに比べおよそ200gほど重くなり、収納サイズもやや大きめですが、缶コーヒー1本ほどの重量差で行動の幅が広がるなら、それほど気にはなりませんよね。

④リバーシブルデザインで普段使いにも

撮影:筆者(サーマランドパーカ/2020年モデル)

山道具の暖かさを知ってしまうと、普段からその性能を生かしたいと思うものです。しかし山用品の派手な色は普段着る時にためらってしまうこともありますよね。

その点リバーシブル構造になっているサーマランドパーカは便利。山にいる間は視認性の高い派手目のカラーで、下山したら落ち着いた色合いで、と使いわけることができます。

④洗濯OKでメンテナンスがラクラク

洗濯機OKでラクラク

出典:PIXTA 洗濯表示提供:mont-bell

中身の片寄りや使う洗剤の種類など…下手に扱えば保温性が落ちてしまうので、何かと手入れに気を使うことの多いダウンジャケット。一方、化繊綿であるサーマランドパーカは細かいことを気にせず、洗濯機でそのまま洗うことができるので、メンテナンスもラクラクです。

何かと汚れることの多い山道具。定期的に綺麗にして長く使っていけるのは嬉しいですね。

サーマランドパーカはどんなシーンで役に立つ?

ではこのサーマランドパーカ、実際にどのような場面で活躍するのでしょう。

1 / 2ページ