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レインウェアとして十分な耐水性と透湿性

今回紹介する「サンダーパス」は、モンベル独自の防水透湿素材「ドライテック」を使用。この素材はモンベルの入門クラスのレインウェアに採用されていますが、そのラインナップ中でも、価格と快適性のバランスが抜群。高いコスパは維持しながらも、快適性も犠牲にしないその作りが特徴です。
レインウェアとしての機能は文句なし!

サンダーパスは、登山向けのレインウェアに最低限求められているといわれる基準(耐水圧:20,000mm以上、透湿性:10,000g/m2/24h)をしっかりとクリアしています。
リーズナブルだからと言って、山での使用を心配する必要は全くありません!
ハードな登山を楽しむ方にもおすすめ!

快適性を高めるポイント
コスパ抜群を謳うのは、そのレインウェアとしての最低限の機能だけが理由ではありません。その安さの中に、生地のカッティングや小さなパーツへの気遣いなど、快適性や使い心地への配慮が隠されているんです。サラリとした肌触りで濡れても快適!「ドライテック3レイヤー」

ポケットには止水ジッパー採用
ポケットに一般的なジッパーを採用したレインウェアの場合、水の侵入を防ぐためにはフラップが付いている事が普通です。しかし、サンダーパスは止水ジッパーを採用。これにより、ジッパー部分からの水の侵入を防止し、フラップを省くことが可能に。ポケットからの小物の出し入れのストレスが軽減されました。
ショルダーハーネスが擦れにくいラグランデザイン

モンベルの他のレインウェアとの違いは?
モンベルのレインウェアのラインナップ非常に多様。それぞれの価格差と性能差を見極めるのは初心者には難しいですよね。そこで、サンダーパスと同じくドライテック素材を採用した、「レインハイカー」と「レイントレッカー」を取り上げ、それぞれの性能の違いを比較します。
製品名※ | 価格 (税抜) | 重量(g) | 収納サイズ(cm) | 耐水圧(mm) | 透湿性(g/m2/24h) | 素材 |
サンダーパス | 10,560 | 325 | Φ9×18 | 20,000 | 20,000 | ドライテック3レイヤー[表:40デニール・ナイロン・リップストップ] |
レインハイカー | 7,920 | 260 | Φ8×18 | 20,000 | 8,000 | ドライテック2レイヤー[表:50デニール・ナイロン・リップストップ] |
レイントレッカー | 11,880 | 255 | Φ8×15 | 20,000 | 20,000 | ドライテック3レイヤー[表:20デニール・ナイロン・リップストップ] |
他の性能との兼ね合いもあるので一概には言えませんが、
・安さや耐久性を重視するのであればレインハイカー。
・軽量・コンパクト性を重視するのであれば、レイントレッカー。
・耐水圧や透湿性、価格や耐久性のバランスを重視するのであればサンダーパス。
を選択するのが良いでしょう。
豊富なカラーとサイズ!別売りのパンツとの組み合わせを楽しもう

また、ジャケット・パンツともにカラーバリエーションが豊富なので、その組み合わせも楽しめます。
サンダーパス ジャケット Men’s

平均重量:325g
カラー:6色
サイズ:S~XL
価格:10,560円(税込)
サンダーパス ジャケット Men’s
サンダーパス ジャケット Women’s

平均重量:292g
カラー:5色
サイズ:XS~XL
価格:10,560円(税込)
サンダーパス ジャケット Women’s
サンダーパス パンツ Men’s

平均重量:242g
カラー:3色
サイズ:S~XL、M-S(ショート)~XL-S(ショート)、S-L(ロング)~XL-L(ロング)、U/S(海外モデル)~U/L(海外モデル)
価格:6,930円(税込)
サンダーパス パンツ Men’s
サンダーパス パンツ Women’s

平均重量:220g
カラー:2色
サイズ:XS~XL、M-S(ショート)~XXL-S(ショート)、S-L(ロング)~L-L(ロング)、U/L(海外モデル)~U/XL(海外モデル)
価格:6,930円(税込)
サンダーパス パンツ Women’s
価格と快適性の両立!入門者からハードユーザーまで全ての人に

価格を抑えながらも、快適性への細かな配慮や耐久性も重視。とりあえずレインウェアを揃えたいという入門者から、日々レインウェアを酷使するようなハードユーザーまで、すべての人におすすめです。使ってみればわかる、そのバランスの良さは間違いありません!