登山をしていると…あ、あれは何だろう?
登山の途中に「あ、あれ何だろう?何か落ちてる…」そんな経験ありませんか。家に帰ってから「あれ、持っていたはずのもの、どこにいったんだろう?」そんな経験の方が多い人もいるかもしれません。そう、今回のテーマは「登山中の落とし物」。先日実施した山での落とし物についてのアンケートの結果から、山での落とし物の分析と対策を考えてみました。
山での落とし物について、YAMA HACK読者にアンケート!
先日YAMA HACKのLINE読者に実施した「山での落とし物に関するアンケート」では1166件(一部無回答含む)の回答をいただきました。それでは、さっそく結果を見ていきましょう。
①落とし物って意外に…多い?少ない?
およそ半分の方が、山で実際に「落とし物をした」「落とし物を拾った」経験があるという結果になりました!多いのか少ないのかは人によって感じ方が変わるでしょうが、山での落とし物は、落とした、拾ったに関わらず2人に1人は経験があるということは事実のようです。山での相棒とどこかでお別れしている事実が…と考えると、やっぱり多いのでしょうか!?
②落とし物のベスト(ワースト?)1は、どっちも〇〇!
落とし物の中身は第5位までは、なんと落とし物をした方も拾った方もどちらも同じ。そして栄えある(?)第1位は…「手袋・グローブ」でした!やはり小さいもの、着脱したり取り出したりするもので、ついついうっかり…というものが多いようです。中には「ザック」「登山靴」という落とし物も。どうやって下山したのでしょう?また、「ひと夏の恋」を落とした方も。こちらはちょっと詳しく聞いてみたい気もします(笑)
③ カムバッ~ク、マイ落とし物!
一度離れてしまうと再び出会うのは、ひと夏の恋と同じでなかなか難しいようです。実際に忘れ物に気づいて戻って再会することができた、という方もいました。しかし、気づいたときには、かなり下山(場合によっては帰宅)していたり、どこで落としたか分からなかったりすることがほとんどではないでしょうか。一度落としてしまうと手元には戻りにくいことは心がけておく必要がありそうですね。
④落とし物拾っちゃった!さて、どうしよう?
では逆に、落とし物を見つけた人はどのような行動を取るのでしょうか。拾った落とし物は山小屋に届ける人が多く、それと同じくらいの数でそのままにしておく人も多いようです。山小屋が近くにあれば届ける、近くにない場合はそのままにしておくということかもしれません。「落とし物は交番に届ける」というイメージがありますが、今回は少数でした。その他では「木にくくりつけた」「もっと見つけてもらいやすそうなところに移動させた」などの回答が目立ちました。完全にそのままではないですが、見つけた場所付近に置いてきたという意見が多かったです。