登山で「足」が痛くなった経験、ありませんか?
登山(特に下山)で膝や足裏の痛みに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
その原因は歩行方法にあると言われていますが、いきなり足の負担が少ない歩き方を実践していくのはそう簡単ではありませんよね。そんな足痛にお悩みの方は、まずは登山靴のインソールを変えてみるのがオススメです。
インソールが変わるだけで疲労が変わる!
インソールには疲労の軽減、歩行の補助、ケガの予防などの機能があります。
しかし登山靴に標準で付いているインソールは薄っぺらで心許なく、本来の機能が備わっているとは言えないのが実状。そのため登山において機能を備えたインソールを選ぶことは、登山靴を選ぶことと同等に大切とも言えます。
今回、編集部のもとに機能とコストに優れたインソールが新たにリリースされたとの情報が!
実際に試してみて、感じたことをレビューしていきたいと思います。
発見!義足メーカー発のスポーツインソール<フュージョンフレキシ ライト>
今回紹介するのはこちらの商品「FUSION-FLEXI LITE(フュージョンフレキシ ライト)」です。
創業100年余りの老舗義足メーカー「松本義肢製作所」のインソールブランド<FUSION-FLEXI>シリーズから新登場したオールユーザーモデル。競技者向けの従来モデルとは異なるユーザーにも使ってもらいたいと考えて開発に着手し、仕様や材料もイチから見直した結果、全てのスポーツに対応する新たなインソールが完成しました。
ブランドコンセプトは”靴と足の一体化”
元競輪選手が開発の主力となっている「FUSION-FLEXI」シリーズは、アスリート自らの経験に基づいた感覚をインソールづくりに応用。義足メーカーとして培ったノウハウが、理屈や数値では表現できない競技者の感覚をインソールに落とし込むことを可能にしました。
プロ向けのオーダーメイドインソールを依頼することもでき、国内や世界を舞台に活躍する数多くのトップアスリートから高い評価を受けています。
実際に履いてわかった<フュージョンフレキシ ライト>の特徴
靴と足の一体感を創出する構造
履いてみてまず驚いたのが足が包まれるようなフィット感。
インソール表面の素材は滑りにくく、足をしっかりグリップ。ヒール部分が高くカール状になっているのが特徴的で、かかとを包んでくれるような感覚があります。
また、足裏アーチ(インソールの土踏まず部分)に荷重を加えるとかかと部分が閉まる構造になっており、足が上がった時も靴がくっついてくるような印象を持ちました。
まさにコンセプトでもある”靴と足の一体化”を感じます。かかとのホールド感は今までにない感覚です!
タフでありながらもソフトで快適!
今回数時間のトレッキングとロードで試してみたところ、歩行を促進させてくれるようなクッション性と数時間履いても内側の蒸れを感じさせない快適性を感じました。
耐久性については今回だけではレビューできませんが、反発力のあるタフな素材が使われているので、長時間の登山やロングトレイルなどのハードな使用であってもバリバリ使っていけるアイテムで間違いなさそうです!
つま先のカットもわかりやすくて簡単!
インソールを購入した場合、つま先部分を自分の靴に合わせてカットする作業が必要になってきます。
「それを聞くと自分でできるかちょっと心配…」という方、ご安心ください。FUSION-FLEXIではつま先のカット手順が分かりやすくWEB上で公開されているので、誰でも簡単におこなうことができます。
またインソールのサイズ(XS〜XL)目安として「サイズチャート」もダウンロードできるようになっています。これを実寸で印刷すれば自分の適正サイズを測ることができます。
価格 | 税込3,190円 |
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サイズ | XS、S、M、L、XL |
FUSION-FLEXI LITE 公式ページFUSION-FLEXI LITE 公式オンラインショップ
驚きのコスパ!これで3,190円は完全に「あり」でしょ!
スポーツ向けインソールは5,000円程度が標準なのに対し、このフュージョンフレキシ ライトは税込3,190円というお手頃な価格が魅力。機能面での妥協は一切許さずも製法を見直すことで従来モデルと比べて半分近いコストダウンが実現されました。
インソールは一見地味なアイテムでもありますが、さまざまな足の問題をサポートしてくれる縁の下の力持ちとも言えます。ご自身の靴のインソールをアップグレードすることで、またひとつ山歩きを快適に楽しむことができますよ。