ピッケルを使って雪山登山

冬山で大活躍!おすすめのピッケル厳選8モデル【メーカー別】

2022/11/16 更新

ピッケルは冬の雪山を登るうえで、非常に役立つ登山用品です。登る山によってはピッケルがいらない場合もありますが、冬季登山を考えている人には、ぜひ自分にあったものを一つは持っておいてほしいところ。そんなピッケルの選び方や、各メーカーの初心者におすすめのモデルを紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

雪山登山のマストアイテム『ピッケル』

ピッケル

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ピッケルとは、登山用具のひとつ。冬場、多くの山では雪が積もっており、ピッケルを雪面や氷面に刺すことで、雪上や氷上で足を滑らせたり、転落する危険を防ぐことができます。

用途は様々で、斜面で足場を作る際に使用したり、杖の代わりやテントのペグとして使用することも。冬山登山の心強い味方となってくれます!

ピッケルの各部位の名称をチェック!

ピッケルの各部位の名称

作成:YAMA HACK編集部

●ヘッド:ピッケルの上全体をヘッドと呼びます。歩行中はヘッドを持ち、杖のようにして使用。

●シャフト:ピッケルの柄の部分。大きく分けてまっすぐなものとカーブしているものがあり、まっすぐなものは斜度が緩いところで、カーブしているものは氷の壁のような斜度が急なところで使用。

●ピック:ヘッドの尖った部分。雪面に刺して体を支える役目。

●ブレード:ピックの反対側。雪を掘ったり、氷を削るときに使用。

●スパイク:シャフトの一番下部。杖の用に使うときに、雪面に刺して使用。

種類や素材、長さの違いって? ピッケルの選び方

ピッケル
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種類は大きく3タイプ

ピッケル

出典:Amazon[]縦走向け[]ミックス向け[]アイスクライミング向け

ピッケルには、「縦走向け」「アイスミックス向け」「アイスクライミング向け」の大きく分けて3種類があります。

●縦走向け
主に杖の替わりとして使うことが多い縦走は、シャフトがまっすぐなものが適当。

●ミックス向け
岩場や氷雪面などが混ざった路面、また急斜面を歩くのに向いているのが、シャフトが緩やかにカーブしたもの。

●アイスクライミング向け
ピックを氷壁に打ち込むのが多い時は、シャフトが短くカーブのきついものが最適。

素材・長さはどれがいい?

ピッケル

出典:PIXTA

素材がアルミやチタン製のものは非常に軽量で持ち運びが簡単。しかし急斜面や硬さがある地面に使用する場合は、スチール製のものをおすすめします。初めての購入やあまりハードな雪山登山をしない人はアルミ製のものを購入することが多い傾向にあります。

また、長さに関しては、好みやどのような用途で使いたいのかにもよりますが、ピッケルを垂らしたときに地面につくものは長すぎます。自分の身長や行く山によって選び方が変わってくるので、購入の際はしっかりと調べましょう!

▼ピッケルって絶対に必要?

初めての1本におすすめ! 雪山入門の定番ピッケル8選

杖代わり使いやすい“ストレートシャフト”のピッケルを、6メーカーより厳選して紹介します。どれも初めての1本として、登山用品店や先輩登山者に、冬山初心者向けとしておすすめされることの多い定番モデルです。

<ブラックダイヤモンド> レイブン

鋭利なピックが打ち込みやすいピッケルです。ブレードも大型で使いやすいのが特徴。ブラックダイヤモンドのスタンダードモデルです。

ブラックダイヤモンド レイブン

重量:437g(55cm)
サイズ:55,60,65,70,75,80cm

<ブラックダイヤモンド> レイブンプロ

レイブンのヘッドとスパイクがコンパクトになった軽量モデルです。

ブラックダイヤモンド レイブンプロ

重量:362g(50㎝)
サイズ:50,55,60,65,70,75cm

<グリベル> モンテローザ・プラス

ヘッドがコンパクトなモデルです。シャフトの下部にはラバーがついており、グリップ性が高くなっています。カバーとリーシュがついています。

グリベル モンテローザプラス

重量:520g(66㎝リーシュ付き)
サイズ:58,66cm

<グリベル> ネパールSA・プラス

シャフトがゆるやかにカーブしており、雪面に刺した時の支持力が強くなっています。登りは前方へ、下りは後方へ向けてヘッドを握ります。

グリベル ネパールSA・プラス

重量:545g(66㎝リーシュ付き)
サイズ:53,58,66,74cm

<ペツル> グレイシャー

軽量さと頑丈さを両立したモデルです。刺さりやすい形状で、硬い雪面でもしっかりと差し込めます。手がかかる部分がプラスチック加工されており、グリップ性も向上。上級者モデルと同様に、高品質ステンレスを使用。

ペツル グレイシャー

重量:350g(60㎝)、370g (68cm)、390g (75cm)
サイズ:60,68,75cm

<モンベル> グレイシャー

モンベルピッケルグレイシャー

出典:mont-bell
重量:361g(55cm)、386g(60cm)、401g(65cm)、416g(70cm)、431g(75cm)
サイズ:55,60,65,70,75cm

縦走登山時に役立つベーシックなピッケルです。シャフトにはアルミニウム合金を使用しており、強度と軽量性を両立。ヘッドとスピッツェにはクロムモリブデン鋼を使用しており非常に頑丈です。サイズも豊富で自分に合ったものが見つけやすくなっています。
モンベル グレイシャー

<オクトス> オリジナルピッケル

一般縦走向けのピッケルです。UIAA(国際山岳連盟)規格合格品なので安心して使用できます。価格がお手頃なのも嬉しいモデル。

オクトス オリジナルピッケル

重量:410g(55cm)、420g(60cm)、430g(65cm)、450g(70cm)
サイズ:55,60,65,70cm

<カンプ> ネーヴェ

シャフトのグリップを省いたシンプルな形状は、傾斜の緩い雪山や稜線歩きにおすすめ。ヘッドは初級者にも持ちやすく、安定した使用感です。

カンプ ネーヴェ

重量:455g(50cm)
サイズ:50,57,65,73,80cm

ピッケルと一緒に準備するべきリーシュ&カバー

リーシュバンド

自分の身からピッケルを落とさないようにするためのものです。手首用と肩掛け用があるので、自身の用途によって使い分けるのがベターです。

<ブラックダイヤモンド> スライダーリーシュ
金属製のスライダーで手首のループを調整するリーシュです。シンプルで使いやすいのが特徴。

ブラックダイヤモンド スライダーリーシュ

強度:2.7kN
重量:50g

<グリベル> ニューロングリーシュ
手首に巻いて使用するタイプです。手首ループにはラバープロテクター付き。石突保護キャップもついているので使用しないときも便利。

グリベル ニューロングリーシュ

最長使用長:80㎝
重量:49g

<グリベル> ショルダーリーシュ
ロングリーシュと繋げて肩にかけて使用するタイプ。左右の手でピッケルを持ち掛けるときに、手首用よりもスムーズです。カラビナがついています。

グリベル ショルダーリーシュ

重量:75g

<ペツル> リンキン
カラビナやスリングを通すホールがついたピッケルであれば装着可能。手首にしっかりとフィットし、落下防止に役立ちます。

ペツル リンキン

サイズ:50~75㎝
重量:25g

<モンベル> ピッケル ハンドリーシュ
モンベルピッケル ハンドリーシュ

出典:mont-bell

素材:ナイロン
重量:29g
対応ピッケル長:~75cm

手首につけるタイプのリーシュです。手首のサイズ調整は片手で簡単にできます。

モンベル ハンドリーシュ

<モンベル> 2ウェイピッケルリーシュ
モンベルピッケル ハンドリーシュ

出典:mont-bell

素材:ナイロン
重量:80g

ハンドリーシュに取り付けるとショルダータイプとしても使用できる2ウェイのリーシュです。ピッケルを使用しないときはホルダーループにピッケルを引っ掛けておくことができ便利。

モンベル 2ウェイピッケルリーシュ

ピッケルカバー

ピッケルを使用しないときなどに鋭利な部分を覆うためのものです。不慮の事故を防ぐためにも必ず装着するようにしましょう。

<ブラックダイヤモンド> アックスプロテクター
ほとんどのアイスツールに装着できるプロテクターです。

ブラックダイヤモンド アックスプロテクター

重量:39g

<グリベル> アックスガード
ピッケルのピックとブレードのプロテクターです。

グリベル アックスガード

重量:27g

<ペツル> ピックスパイクプロテクション
ピッケルのピックとスパイクの保護キャップです。ペツルのマウンテニアリングアイスアックスなら全て使用可能。見つけやすい明るいカラーです。

ペツル ピックスパイクプロテクション

重量:13g

<モンベル> ヘッドガード
モンベルヘッドガード

出典:mont-bell

【素材】600デニール・ポリエステル・オックス
【重量】26g
【使用可能サイズ】ヘッド長:~24cm
※ヘッド形状によっては対応サイズ内でも装着できない場合あり

ピッケルのヘッド部分を覆えるカバーです。リーシュが取り付けられるループがついています。軽量で持ち運びにも便利。

モンベル ヘッドガード

冬には冬の登山の楽しみ方がある!

雪山登山ピッケル

出典:PIXTA

日本ではどちらかというと暖かい時期の登山がメジャーになっていますが、冬の登山者も増えてきています。雪山登山は大変そうなイメージがありますが、苦労をしたからこそ得るものも多くあると思います。

ピッケルを使って、一面銀世界の冬ならではの景色を楽しみましょう!

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