【金属の性質徹底比較】初めてのクッカーにおすすめの厳選6モデル!

2018/06/12 更新

登山での楽しみの1つ・山ごはん。今までおにぎりやパンですませてきた人は、調理が出来るようになると山の楽しみ方が一気に広がります!そこで今回は、初めてクッカーを買うなら?をテーマにおすすめのモデルを紹介。素材である金属の性質を徹底比較してみました! 自分にぴったりのモデルを見つけてみてくださいね。


アイキャッチ画像出典:PIXTA

山ごはんに欠かせないクッカー!

山ごはん
出典:PIXTA
「まだ山でごはんを作ったことがないけれど、これから挑戦したい!」そう思ったとき、必要になるのがマイクッカー。ドイツ語だとコッヘルと呼ばれるこのアイテムは、調理をする鍋として、また食器としても活躍。山ごはんを楽しむ上で欠かせません。

たくさんある中で、どれを選べばいいの?

複数のクッカーがある写真
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しかし、登山道具店に行くとクッカーがズラリ…。どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。まずは、素材に大きな違いがあります。クッカーは主にアルミステンレスチタンの3つに大別されるのですが、それぞれ得意とする分野が異なるのです。特徴を表にまとめたので、自分のやりたい山ごはんや、理想とする持ち運びのスタイルなどを考慮する参考にしてみましょう。

アルミチタンステンレス
軽さ×
熱伝導率××
保温性×
耐久性×
値段×
※「×」の部分は全くない、というわけではありません。3つを比較した上での機能性がわかりやすいように、この表記にしています。

上記を比較すると、まず重量の点からステンレス製は登山に向いていません。ステンレスのクッカーは300g~500gであるのに対し、チタンは80~150g程度。その重さは2倍ほどにもなります。

出典:Amazon(チタンクッカー)
しかし料理が冷めにくかったり、丈夫であるというメリットもあるため登山というよりキャンプやツーリング向きといえるでしょう。

登山向きは、チタンかアルミ!

チタンクッカー使用シーン
出典:PIXTA(アルミクッカー)
金属の中でも特に軽量なチタン製クッカーは、同サイズのアルミ製と比較して、だいたい50~100gも軽いのが特徴。鋼に匹敵する強度を持つといわれており、耐久性もアルミより優れています。また、熱が逃げにくいので保温性も◎。その反面、熱伝導率の低さにより、調理の際に熱の通りにムラが出たり、焦げつきやすいというデメリットもあります。そのため、炊飯などはには不向きです。

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アルミ製クッカーは重量があるものの、熱伝導率に優れていることで調理をしやすいのが利点。炊飯をはじめ、様々な料理を楽しみたいならアルミ製が重宝します。その一方で、飲み口や取手が熱くなりすぎるため、マグとしての使用やラーメンを茹でて食べるのにはあまり向いていません。耐久性はチタンより劣り、落としたり強い衝撃を加えると凹んでしまう可能性も。その分、値段はチタン製の約半分ほどで経済的です。

アルミ製・チタン製のおすすめクッカー6つ!

最初のクッカーは深型がおすすめ!

出典:Amazon
深型クッカーは、それよりも小さいサイズのクッカーやガスカートリッジを中に入れて収納でき、パッキングしやすいというメリットがあります。また、ふたがフライパンになるモデルも多く、汎用性の高さも◎。ここでは、深型タイプを中心におすすめを紹介します!

アルミ製のおすすめ深型クッカー

モンベル アルパインクッカーディープ 11

鍋や食器としてふたも使える無駄のなさ! アルミの弱点でもある熱くなりやすい取手部分にはシリコンカバーが施され、持ちやすくなっています。本体には250サイズのガスカートリッジや小型ストーブがすっぽり入り、収納性も抜群。2,100円という手頃な値段も、はじめて購入するクッカーとして最適ですね。

ITEM
モンベル アルパインクッカーディープ 11
重量:219g
サイズ:本体:12.7×10.0cm(750ml)、ふた:12.0×6.0cm(430ml)

軽くて、中にバーナーを入れて持ち運ぶのにもちょうどいいサイズです。安価なため、持ち運びに気を使わなくてもいい位の気持ちで購入しましたが、なかなかしっかりとした作りでした。


プリムス クッカー イージークックNS・ソロセットM

ハードアノダイズド加工による強度UPで、アルミの弱点である耐久性にもテコ入れされたモデル。さらに、内側には焦げ付き防止のためのノンスティック加工が施されています。手頃な値段でソロ使用に十分な900mlと400mlがセットになっているのも嬉しいポイント。同メーカーのイージークックシリーズのミニキット、ソロセットSのスタッキングが可能です。

ITEM
プリムス クッカー イージークックNS・ソロセットM
重量:250g
サイズ:ポット11.2×9.9cm(900ml)、ミニポット11.2×4.8cm(400ml)

スタッキングもしやすく内側がテフロン加工されているから簡単には焦げ付かないのはポイント高いです。
ポット底にも滑り止め加工されているからグラグラした不安定なバーナーにも載せやすいのでこれ買っておけば正直他は要らないんじゃない?と思う位いいモノです



エバニュー セラミックコッヘル深型11

セラミックコーティングが食材のこびり付きを防止。汚れも落としやすく、お手入れしやすいのが特長です。カラーバリエーションも豊富で、他のモデルよりもおしゃれ感あり!

ITEM
エバニュー セラミックコッヘル深型11
重量:210g
サイズ:ナベ内径11cm×深さ9.5cm、フタ内径11cm×深さ2.8cm、外寸径14cm×高さ13.6cm

(前略)内側のセラミック加工のおかげで炊飯時まったく焦げ付きません。
深型なので炊飯時の噴きこぼれも調節しやすいです。(以下略)


チタン製のおすすめ深型クッカー

EPI ATSチタンクッカーTYPE-3M

外側の底にはアルミが吹きつけられており、チタンの弱点である熱伝導のムラや食材の焦げを軽減。また、ザラザラとした底面は滑り止め効果があり、ゴトクの小さいストーブ上でも使いやすくなっています。注ぎ口もあるので、麺類の湯切りもばっちり!

ITEM
EPI ATSチタンクッカーTYPE-3M
重量:本体123g ふた52g
サイズ:本体10.4×11.2cm(900ml)、ふた3.5×11.2cm(280ml)

懸念されていた持ち手はさすがチタン、熱くならない!
軽くて底のアルミ加工のおかげでお湯もすぐ沸きます。
チタン製品の特性を理解し、使い方を間違えなければ長く使えると思います。



スノーピーク ソロセット極チタン SCS-004T

他のモデルのようにふたがフライパンやカップになるのではなく、ふた付きのポットとは別にカップが1つ付いてきます。ポットの深さは約12cmと、他のクッカーよりも深い造りとなっているのが特徴。その深さはなんと、インスタントラーメンのカップが収納できるほど! 浅型カップの方には、ガスカートリッジが収納できます。

ITEM
スノーピーク ソロセット極チタン SCS-004TR
重量:181g
サイズ:ポット10.9×12.5cm(880ml)、カップ11.0×7.1cm(540ml)、ふた10.4×2.7cm

ずーーーっとほしくて、いろいろなショップをチェックしてやっと購入しました。持ち手のところも蓋も邪魔にならず、コンパクトに収納できるのが最大の魅力です。




エバニュー チタンクッカー深型 セラミック

内側にはセラミックコーティングが施されているので、食材のこびり付きを抑えてくれます。ふたは比較的浅めで、フライパンとして使いやすい造り。スタッキング可能なサイズ違いのモデルがSからLLまで展開されているので、必要に応じて買い揃えもできる拡張性が◎。

ITEM
エバニュー チタンクッカー深型 セラミック ECA402
重量:165g
サイズ:なべ11cm×深さ9.5cm(900ml)、ふた11cm×深さ3cm(250ml)

一人用として最大限コンパクトかつ超軽量のクッカーを探した結果、ECA402に決めました。
あまりにも口径が小さくて深いものは使い勝手が悪いものですが、このECA402はちょうどよい口径と深さで中の料理が食べやすいように思います。
しかも、ナベの中にバーナーもガスボンベも入るのでとっても便利です。今の人はご存知ないと思いますが、40年前のホエーブスやラジウスと比べると隔世の感があります。
山に入るのが楽しみです。


得意分野別・こんなクッカーもある!

山でお米を炊きたいならコレ!

ごはんがおいしく炊けると登山者に大人気のメスティン。一般的な角形クッカーよりも直方体で、飯盒に近い形状です。取手が長いので熱くなりにくく、使いやすさもお墨付き。パッキングがしやすく、内部に小物を入れる容器として使うことも可能です。

トランギア メスティン TR-210

材質には熱伝導に優れたアルミを使用し、アルコールバーナーでもおいしくご飯を炊き上げることができます。1.8合まで炊飯できるので、ソロはもちろん、2人分にも対応しています。

ITEM
トランギア メスティン TR-210
重量:150g
サイズ:17×9.5×6.2cm(750ml)

山での炊飯に使ってますが、固形燃料一個でふっくら美味しく炊けるので重宝してます。


袋ラーメン派にはコレ!

出典:Amazon
袋入りのインスタントラーメンに最適なのが、正方形の角形クッカー。麺を割らずに調理することができ、山でもおいしくラーメンを食べることができます。角があるので、液体を注ぎやすいというメリットも。小物や食材の収納力も抜群です。

ユニフレーム 山クッカー 角型 3

サイズの異なる角型クッカー2つとフライパンがセットになった、料理の幅が広がるモデル。袋ラーメンを割らずに収納でき、調理時もそのままポンっと入れるだけ! 素材はアルミ製のため熱伝導が良く、炊飯にも活用できますよ。大きい鍋でお米2合、小さい鍋ではお米1合を炊けるので、ソロだけでなく、2人分の食事にも対応しています。

ITEM
ユニフレーム 山クッカー 角型 3
重量:204g
サイズ:なべ130×130×77mm/炊量2合、なべ110×110×65mm/炊量1合、フライパン130×130×35mm、収納時140×140×80mm

防災備品をやっと買い揃える気になり、LOGOS ポケットタブレットコンロを買っていたので、あとはお湯を沸かせるものが欲しいなぁと悩みに悩んだ挙句山クッカーへたどり着きました。ためしにラーメンを作ってみたら、一食分が快適に作れ、鍋のまま食べることができました。災害時だけではもったいないので、普段も利用しようと思います。


雲上で極上の山ごはんを!

出典:Amazon
登山ではアルミ製とチタン製クッカーを中心に選ぶのがポイントです。それぞれ得意とするところとデメリットとなるところを持ち合わせていますが、最近ではコーティングで補強してデメリットをカバーしたモデルが多数出ています。紹介した各モデルを参考に、是非山ごはんデビューを果たして雲上での食事を楽しんでくださいね!

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milkywaygalaxy
milkywaygalaxy

バックパックを背負って向かった旅先で経験した、登山やツーリング、ダイビングなどのアウトドアに魅せられ早数年。次はどこで何をしようか、考えるだけでわくわくしてきます!そんなアウトドアの魅力を言葉で伝えたいと思います。

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