すべて1,000g以下! 軽量テント泊を目指すあなたにおすすめのザック12選

「テント泊、重いザックはイヤだなぁ…」「装備を軽くしたのに、肝心のザックが重い…」そんなあなたにおすすめしたいウルトラライトザックを集めました。今回は軽量ザックを選ぶ際に気を付けたい注意点とあわせて紹介します。自身の体力度と装備をしっかり精査できたら、1kgを切る軽いザックで身軽な山行を楽しみましょう!

アイキャッチ画像出典:facebook/Ogawand

軽いザック、欲しいなぁ…

テント泊
出典:PIXTA
ハイキングやトレッキングにおける「UL=ウルトラライト」の動きはここ数年で一気に広がり、現在では一つの登山スタイルとしてすっかり定着しています。装備や道具を軽量化することで体力の消耗を抑え、より早く長い行動が可能になるULは、テント泊など長距離・長時間の山行にも効果が大きいとされています。

ウルトラライトの登山者
出典:PIXTA
ただしULは良いこと尽くしではありませんので注意が必要です。ギアの中には軽量化するために機能の一部を除いたり、耐久性を犠牲にしたりといったデメリット面もあるのです。

ちょっと待って!ザックだけ軽くしてもダメ

出典:facebook/OMM
テント泊山行は、小屋泊や日帰りよりも道具が多いので、一つ一つのギアを軽量化すればその効果はかなり大きくなります。とりわけザックに関しては、テント泊の場合45~60リットルと大型になるので、その重量も2~3kgとかなり重くなります。ここで軽量化ができれば、かなりの減量効果が期待できます。

ただし注意したいのは、全体の重量バランスを考えながらの減量が大切である点です。前に述べた通り軽量化には犠牲が付きもので、ザックにおいては生地の厚さや耐久性などがそれにあたります。ザックに収納する道具類も軽量化しないと、ザックに過度な負担が掛かってしまう心配があるのです。


軽量ザックを選ぶときは…

ウルトラライトスタイル
出典:PIXTA
1つ注意していただきたいのは『軽ければ軽いほど良い』ということはザックに関して完全に当てはまらないということです。UL場合はザックの機能面が必要最低限だったり、取り除かれたりすることにより文字通り『ライト』なのです。気の利いた収納スペースなんていうのも期待薄。テント泊に最低限必要なギアを見極めなければなりません。

また、ザックは身体に密着する装備品でもあります。ULザックの場合軽量化目的のための、背面のワイヤーフレームが入っていなかったり、ショルダーハーネスが肉薄だったりと、背負い心地を犠牲にしている場合が多くあります。

つまりUL系ザックは、ある程度経験者向けで、尚かつ長期縦走などには向いていないと言わざるを得ません。しかし軽ければ楽に登山ができ、疲れにくければ安全登山に繋がる、そうした欠点を補って余りあるメリットがあるのがULザックなのです。

【重量順】1,000g以下のおすすめウルトラライトザック13選

以上をふまえて、軽量なザックを見ていきましょう。今回は、テント泊におすすめ&1kgを切るウルトラライトザックを紹介します。

【910g】ミレー ベノム 30

ミレーはフランスを代表するザックメーカー、アウトドアブランドです。「ベノム30」は軽量ながら通気性に優れ、収納スペースを多く確保するなど機能面を損なっていないのが特長です。

ITEM
ミレー ベノム30
容量:30L
素材:ナイロン100%(表地)、ポリエステル100%(裏地)
サイズ:22cm×56cm×15cm
カラー:全3色

30Lの容量はデイハイクには少し大きめかと思いましたが、ザック自体が軽く、肩、背中、腰への負担が小さく感じました。
購入前にショルダーハーネスの薄さを気にしているコメントがありましたが、1日背負って肩への負担はほとんどありませんでした。薄いショルダーハーネスが肩にやさしく包む感じで、ミレーのバックパック作りのノウハウが非常に活きていると感じました。
その他にも他社製品(特にオスプレイ他)を非常に研究したなと感じるところもあり、機能的にも十分で、デザイン含め全体的に非常に気に入っています。


【863g】ゴッサマーギア Gorilla

ゴッサマーギアゴリラ ゴッサマーギアはULザックを中心に展開するアメリカの小規模ファクトリーです。「Gorilla」はその代表作と言えるプロダクトで、軽量かつ強度の高い表地と、しっかりとしたショルダーハーネスやウェストベルトが装備されています。

Hiker’s Depot

【849g】ゴーライト Jam 50

ゴーライトのジャム50 ULという概念を生み出したパイオニア的存在がゴーライトです。「JAM」はそのラインナップの中心で、多くのハイカーに指示されてきました。ULザックの弱点になりがちな背面やウェストベルトにおいて高いフィッテイングを実現しています。

 Hiker’s Depot

【799g】ハイパーライトマウンテンギア 2400 Windrider

ハイパー・ライト・マウンテンギアは2010年に誕生した新興メーカーです。「Windrider」は数々の賞に輝く同社の顔的なモデルです。軽量で非常に丈夫なメイン素材を採用し、背面に備えた金属のステーが大容量でもしっかりとサポートします。

ITEM
ハイパーライトマウンテンギア Windrider 40L
容量:40L
素材:50D Dyneema®/Poly Hybrid(ボディー)
カラー:1色

旦那の誕生日プレゼントに送りました。登山などに使用するのにとても軽くていい!欲しい!!と言っていたのでこちらを購入しました。大変喜んで早速使っていました。


【710g】モンベル バーサライト パック 40

日本を代表する総合アウトドアメーカーのモンベルからリリースされたULザックがバーサライトです。フィッテイングや機能性を確保しながら軽量化を成功するあたりはさすが。価格面での優位性も群を抜いています。

ITEM
モンベル バーサライト パック 40
容量:40L
素材:30D ballistic nylon(ボディー)
カラー:2色

今まで使っていたものが2.5Kgあった為、ものすごい軽量化になりました。心配していた生地の耐久性ですが、普通に使う分には待ったく問題有りません。
心配があれば、いつも持っているザックカバーをつければいい事です。私は普段からなるべく付けています。以前のザックも付けていました。
残念な点。背面パッドが取り外せるとなっていますが、小さくて使い物になりません。また、一度外すと元に戻すのに大変難儀します。
また、雨蓋を閉じたままハイドレーションバッグを収納出来るようになっていますが、荷物が入った状態では出し入れに相当苦労します。
一度出したら入らないと思ったほうがいいでしょう。私は、雨蓋の下にベルトがあるので、そこに挟んで使用しています。(その方がホースを短く出来ます。)
薄くて気になっていたベルトもしっかり腰でホールドしてくれます。
これより軽いザックは、たくさんありますが、使い勝手、耐久性当バランスを考えると、このバーサライトパック40がもっとも良いのではないでしょうか!


【700g】OMM Classic32

イギリスの伝統ある山岳レース(OMM / Original Mountain Marathon オリジナルマウンテンマラソン)の名前を冠したメーカーです。軽量性はもとより山岳レースのノウハウが詰まった製品づくりが特徴です。Classic 32はオーソドックスな外見と裏腹に非常に機能性の高いモデルです。

ITEM
OMM Classic 32
容量:32L
素材:210T / HTTF
カラー:2色

【650~680g】ロウロウマウンテンワークス Antelope

ロウロウ・マウンテン・ワークスは2人のバッグデザイナーが2015年に立ち上げた東京発のメーカーです。「Antelope」は80年代風の雰囲気をまとった最新のULザックです。デザイナーのディテールへのこだわりが随所に感じることができます。

ITEM
ロウロウマウンテンワークス Antelope
容量:S/M 36~40L, M/L 38~42L
素材:1000D Nylon
カラー:3色

【650g】アークテリクス Alpha FL 45

ハイエンドユーザーからシティユースまでプレミアムなアウトドアギアを提供するアークテリクス。「Alpha FL 45」はミニマル志向のアルピニストに向けた軽量ザックです。耐久性を重視しており厳しい環境下においても優れたパフォーマンスが発揮することができるモデルです。

ITEM
アークテリクス Alpha FL 45
容量:45L
素材:100% Nylon
カラー:2色

【603~823g】山と道 ONE

山と道ONE 2011年に夫婦で創業したウルトラライトが中心のアウトドアギアメーカーが山と道です。長距離縦走ができる軽量ザックをテーマに作られた「One」背面にクロスされたカーボンのフレームをにより、クラス最軽量ながら長時間背負い続けても疲れにくいのが特長です。

山と道 ONE

【580g】オガワンド OWN

OGAWANDのOWN
出典:OGAWAND
軽量でシンプルなアウトドアギアを生み出す日本発のガレージブランドがオガワンドです。同社のフラッグシップモデル「OWN」の最大の特徴は25Lから50Lまで容量が可変する独自システムです。またショルダーハーネスの位置が調整でき、さまざまな体格に対応することができます。

OGAWAND OWN

【540g】グラナイトギア VIRGA 2 54L

1986年アメリカのミネソタ州で生まれたザックメーカーがグラナイトギアです。雨蓋を排しトップロールスタイルで軽量化を図る手法は同社の得意とすることころです。「VIRGA 2」はトップロールとシンプルなデザインが人気の定番モデルです。

ITEM
グラナイトギア ヴァーガ2
容量:54L
素材:100D・210DSil Hybrid Nylon CODURA
カラー:1色

【537g~594g】山と道 THREE

山と道THREE
出典:山と道
山と道の中型ザック「Three」は、軽量でもしっかりとした背負い心地を実現するため、パッド状の背面フレームを採用しています。またヒップベルトは細見ながら、絶妙な配置により安定感を確保しています。

山と道 THREE

軽さがゆとりを与えてくれる

ULザックのメリットを中心にご紹介してきましたが、耐久性やフィッティングについては、一般のザックに軍配が上がります。岩場の登攀や長期縦走などが目的の場合はULザックを使うべきではないでしょう。しかし一般登山道でそれほど長い距離ではない場合、ULザックの軽さは武器になるはずです。数百グラムでも軽くなれば、携行するか悩んだギアを持って行くこともできますし、山ごはんを充実させることだってできます。あるいは余った時間でいつもより長く眺望を楽しむのもいいですね。そんなゆとりを生み出してくれる存在がULザックなのです。

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kei noda
kei noda

広告ライター/ハイキングとロードバイクそして居酒屋が好きなミドルエイジです。

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