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岩場歩きをする人は必見!登山ヘルメットを推奨しているのはどこの山?(2ページ目)

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登山ヘルメットを推奨している山紹介

長野県では、南・中央・北アルプスの以下の山岳エリアで、登山ヘルメットの着用を推奨しています。

北アルプス南部(槍・穂高連峰)

①北穂高岳から涸沢岳・屏風岩、前穂高岳(吊尾根)一帯
北穂から吊り尾根

出典:PIXTA(奥穂から前穂に向かう吊尾根)

槍・穂高連峰一帯は岩峰群で、一般登山道といえども、気の抜けないエリアです。2017年の夏山シーズンでもすでに、前穂高岳の重太郎新道で滑落事故が発生しているように、毎年事故が頻発しているエリアです。もし滑落しても、頭部負傷を防ぐためにヘルメット着用が望ましいです。
北穂高岳から涸沢岳・屏風岩、前穂高岳(吊尾根)一帯の地形図

提供:YAMAP

②西穂高岳から奥穂高岳
ジャンダルム

出典:PIXTA

最難関の登山道でもある西穂~奥穂間。登山上級者向けのルートで、安易に立ち入ってはいけない危険なルートです。ジャンダルムという馬の背のような岩峰を通過していきます。浮石も多く、滑落だけではなく落石にも注意が必要です。
西穂高岳から奥穂高岳 地形図

提供:YAMAP

③北穂高岳から南岳(大キレット)
大キレット

出典:PIXTA

北穂~南岳間の大キレットも最難関ルートのひとつです。切れ落ちた岩の登山道をアップダウンをしながら進まなければならず、毎年、滑落事故や落石が発生しています。
北穂高岳から南岳 地形図

提供:YAMAP

④東鎌尾根の区域
東鎌尾根

出典:PIXTA

北アルプスの人気の縦走路、表銀座コース上にある東鎌尾根。大キレットほどの難易度はありませんが、天候が悪い時に足を滑らせて切れ落ちた尾根から滑落する事故などが発生しています。東鎌尾根 地形図

提供:YAMAP

北アルプス北部

①不帰嶮(かえらずのけん)周辺
不帰嶮

出典:PIXTA

白馬岳から唐松岳まで縦走する場合に通過しなければならないのが、不帰キレット。落石や滑落の可能性がある危険なエリアなのでヘルメット着用が望ましいです。
不帰嶮 地形図

提供:YAMAP

②八峰キレット周辺
八峰キレット

出典:PIXTA

五竜岳から鹿島槍ヶ岳への登山道にあるのが、八峰キレット。鞍部にはキレット小屋があり、一息つくことができます。
八峰キレット周辺 地形図

提供:YAMAP

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