嗜むオトナの<Zippo>ライター
1932年創業のアメリカの会社・ZIPPO社が手掛ける金属製のオイルライター、「ジッポ(ジッポー)」。市販の使い捨てライターなどにはないその見た目のカッコよさや、火をつけるときの特徴的な音が心地良く、長年に渡って根強い人気を博して世界中で愛されています。
ちょっと大変そう!? でも、育てる楽しみがあるらしい!
カッコよさという部分では右に出るものはないと言っても過言ではないジッポーですが、やはり安くて簡単に使える100円ライターと比べると気になる点があるのも事実。例えば…
・100円ライターよりは大きく重い
・オイルを入れたり、芯や発火石を取り替えるのが手間
・オイルが漏れることもある
・使用によるデザインの劣化
と、それなりにお値段はするのに、ざっと挙げてもデメリットがこれだけあります。しかし、根強い人気がある背景には、それらをものともしない魅力が潜んでいるんです。その最大の魅力こそ、経年変化を楽しめること!
最初はピカピカのジッポ―が使い込むほどに表情を変えていく様は、なんとも渋くてカッコいいもの。錆や傷までもが「味」となり、世界でひとつ自分だけのジッポ―に。デザインのバリエーションも豊富なため、集めたり飾ったりする楽しさもあります。モデルによっては名入れができるものもあり、より愛着が増すことでしょう。
かっこいいだけじゃない!ジッポーライターは実用性の高さも人気
おしゃれなファッションアイテムとしてのカッコよさに引けを取らない、実用面でも優れた機能性があります。
➡ジッポ―を選ぶべき、優秀な3つのポイントとは?
■風や水に強く、安定火力!
まずライターとして最も重要なのが「火」について。ジッポはオイルを燃料として芯があるため、風に強く火力が安定しています。また、誤って水に落としたとしてもすぐに火をつけることができます。
■丈夫なケース、片手で簡単操作!
ケースが頑丈なのでアウトドアシーンでも使いやすいのが特徴。着火は親指で弾いて蓋を開き、フリントウィールを回すだけ。片手で簡単に扱える使い勝手が良さも嬉しいポイントです。
■長い目で見るとエコ・節約!
しっかりメンテナンスすれば、お気に入りを長く愛用できるのが魅力です。オイルの継ぎ足しや、フリント(発火石)、ウィック(芯)の交換などは必要になりますが、長い目で見ればエコでコスパも◎!
あなたの好みはどれ? ジッポーライター種類の違いを見てみよう!
ジッポライターと一口に言っても、たくさん種類があってどれを選べば良いか分からないという人も多いよう。まずは、どんなモデルがあるのか「形」「素材」ごとに違いを見ていきましょう。
主な形状は6種類
▼ジッポ―入門におすすめ!ベーシックな3モデル
よく目にするシンプルな形状の3型。厚みなどのサイズ感や重さに違いがあります。装飾があるとまた雰囲気が変わりますが、ジッポライターの標準的なモデルなので、はじめて持つ人におすすめです。
▼1930~40年代のデザインを再現!復刻モデル
一見するとベーシックなモデルと似ていますが、ジッポーライター誕生直後の1930~40年代のデザインを復刻したクラシカルなタイプです。蓋の上部がフラットだったり、四隅全てが丸みを帯びていたりと、現行モデルにはない往年のデザインが特徴的。ビンテージ好きにはたまりませんよ!
素材ごとの風合いもチェック
真鍮・シルバー・金メッキ・銅メッキと素材別のラインナップもあり、風合いがそれぞれ違います。残念ながら、現在は純銅モデルは製造されていないので、銅色が好きな人は銅メッキのモデルがおすすめ。また、純金で18Kや14Kモデルもありますが、中には100万円を超えるものも。金メッキモデルなら、手頃にゴールドカラーを楽しむことができます。
プレゼントにもぴったり! デザイン別おすすめジッポーライター
カッコいい装飾から面白い柄まで、ラインナップが充実しているジッポ―。それはもう、一体何種類あるのかと思うほど。
ここでは「アニメ」「ブランド」「シンプル」に分けて、おすすめのライターをご紹介します。趣味・趣向に合ったデザインがきっと見つかるはず!
➡人気のデザインとは!?
アニメ好きにはたまらないキャラクターもの
ジッポライターは重厚なデザインのものばかりではありません。エヴァンゲリオンやジョジョの奇妙な冒険、ジブリ作品、ガンダム、ルパン三世、くまもんなど、アニメキャラやゆるキャラがデザインされたモデルも豊富。アニメ好きはもちろんのこと、遊び心を出したり、ポップなデザインのものが良いといった人にもおすすめです。
【エヴァンゲリオン】
ジッポー エヴァンゲリオン 新劇場版 綾波レイ
素材:ブラックチタンコーティング
加工:ブラックチタンコーティング、マイクロレーザー加工、側面にシルアルナンバーを刻印
【ジョジョの奇妙な冒険】
ジッポー ジョジョの奇妙な冒険 無駄無駄無駄無駄
素材:真鍮
加工:サテン仕上げ(両面)、ポリッシュ仕上げ(サイド・トップ・ボトム部分)
【スタジオジブリ】
個性を演出できるブランドもの
ポールスミスやオロビアンコ、クロムハーツ、JIMBEAM、ロエン、ハーレーダビッドソンなど、ブランドのロゴがあしらわれたおしゃれなモデルもたくさんあります。ウェアやバッグ、アクセサリーなど他のアイテムとブランドを揃え、統一感のあるコーデも楽しめますよ。個性を出したい人に特におすすめ!
【ポールスミス】
【オロビアンコ】
ジッポ― オロビアンコ ORG-1BB
素材:ケース真鍮、タンク真鍮(上部ステンレス)
加工:ブラスミラー仕上げ、エッチング彫刻、GT-ARMオイル揮発防止キャップ装備
【クロムハーツ】
洗練ムードたっぷりのシンプルなデザイン
表面のカットやコーティングをアレンジしたもの、側面だけにデザインを施したものなど、ワンポイントで工夫を凝らしたモデルも上品で素敵。素材そのものの美しさを楽しみたい人や、大人な雰囲気を印象付けたい人はこちらを選んでみては?
【鏡面&艶消し】
【3面彫刻】
ジッポ― アーマー 3面彫刻
素材:162アーマーベース
加工:3面V刃彫刻・リューター加工・サテン加工・シリアルナンバー入り
【ピラミッド彫刻】
ジッポ― アーマー ピラミッド
素材:アーマー162ベース、K24 純金メッキ
加工:深彫ピラミッド型両面彫刻・ダイヤモンドカット・金タンク
ジッポ―ライターのメンテナンスや修理はどうしたらいい?
公式HPに使い方やお手入れ方法、修理についての内容が写真と共に詳しく説明されており、そこを見れば一目瞭然なので安心ですよ。また、ジッポーには「無料生涯補償」があり、機能面での修理を生涯無料で行ってくれるという嬉しいサービスも!いつまでも使い続けられる配慮がなされています。
お手入れグッズも合わせてチェック!
ジッポーライター用オイル
ジッポ―ライター発火石
ジッポーライター替芯
メンテナンス用セット
お気に入りのジッポライターを見つけて愛用しよう!
普通のライターでは味わえないようなファッション性や質感、オイルの香り、心地よい開閉音を楽しめるジッポライター。実用性もばっちりで、ひとつ手にすればきっと手放せないアイテムとなることでしょう。種類も豊富なので、コーデやシーンに合わせてモデルチェンジするのも楽しいですよ。是非ジッポーの魅力を味わってみてください!