アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部
オークリーってどんなブランド?

1975年にアメリカで創業したブランド「オークリー」。当初はモトクロスバイクのグリップ製造から始まりましたが、ゴーグルが評判となりアイウェアのブランドとして認知が高まったのです。
現在もゴーグルやサングラスなどのアイウェアを中心に、ウェアなどのアパレルからシューズ・ヘルメットまで、様々なジャンルのスポーツにフィットするアイテムを展開しています。
唯一無二の高い技術力で製造されるアイウェア

オークリーの製造するアイウェアは、アメリカ規格協会の工業規格ANSI Z87.1の8部門(光拡散力・解像パターン・非点収差・屈折率・不均等分光・高圧衝撃・高速衝撃・UVプロテクション)すべてにおいて基準値を倍近く上回る数値を達成しています。
単独製品が8部門を完全にクリアするアイウェアメーカーは、オークリーのみ。その高い技術力が、多くのアスリートの支持を集めてきたのです。
実の多くのラインナップが

オークリーのサングラスは、人気モデルである以下の9モデルをメインにフレームがラインナップされています。
▼スポーツタイプ
・BXTR:モダンのトリガーシステムが目を惹くスポーツタイプ
・Sutro:シンプルかつ無駄のないデザインのスポーツタイプ
・Oakley Kato:オリジナルデザインが顔の輪郭に溶け込むスポーツタイプ
・Encoder:ゴーグルのようなフォルムでハットやヘルメットと併用できるスポーツタイプ
・Radar®:上部の周辺視界エリアが広いデザインのスポーツタイプ
▼ライフスタイルタイプ
・Holbrook™:2本のブリッジが個性を演出するライフスタイルタイプ
・Frogskins™:タウンユースにも最適なベーシックなデザインのライフスタイルタイプ
・Re:SubZero:テンプルなしのシールドレンズ形状が個性的なライフスタイルタイプ
・Flak®:レンズ下部のフレームを拝したスタイリッシュなライフスタイルタイプ
さらに、組み合わせるレンズにも5種のテクノロジーがラインナップされています。
・Prizm™:色やコントラストを増強して細部まで鮮やかな視界を実現する機能
・Plutonite®:コーティングではなくレンズ素材自体が持つUVカット機能
・Polarized™:水面のギラつきなどを抑える偏光レンズ機能
・Photochromic:早朝・昼間など明るさによってレンズ色が変化する調光レンズ機能
・Oakley Stealth™ Pro:汚れや傷を防ぐためレンズ表裏に施された反射防止コーティング
さらにフレーム・レンズともに多彩なカラー展開があり、その組み合わせは無限大。登山はもちろん、野球、ゴルフ、サイクリング、釣りをはじめとした多くのアクティビティで使用されているのです。
オークリーサングラスのこだわりのパーツ

サングラスが守らなければいけないのは、紫外線によるダメージだけではありません。オークリーのサングラスは、身体の中で唯一剥き出しの臓器である目を守るために、様々な物理的ダメージにも配慮して作られているのです。
力強く曲げても折れない「フレーム」
オークリーのサングラスのフレームは、金属製のものを除いて特許取得の特殊素材「O-Matter」を使用。動画の通り、あらゆる方向にねじっても折れない強靭さを備えています。
フィット感も抜群

さらにこのフレームは、鼻と両耳の3点に重心が分散される 「スリーポイントフィット」という構造を採用。長時間の着用でも、耳の上など特定の部位が痛くなることはありません。
オークリーの原点であるモトクロスバイクのグリップ由来のノーズパッドも、激しい動きでもズレにくくフィット感は抜群です。
思い切り踏みつけても砕けない「レンズ」
フレーム同様に、レンズの強靭さも驚異的。高純度のポリカーボネイト素材で、動画の通り踏みつけても割れるどころか変形すらしません。
紫外線もしっかりカット!

オークリーのサングラスのレンズは、すべてUVカット率99.9%以上。紫外線の強さ(UVインデックス)が増える高山でも安心です。
このUVカット率は、可視光線透過率(レンズの色の濃さ)に関係なくすべてのレンズが備えています。好みにあわせて薄いレンズ色を選択しても、オークリーならではの品質を享受できるのです。
オークリーのサングラスを選ぶポイントは!?

多彩なラインナップを誇るオークリーのサングラス、登山での使用を想定すると、どんな点をチェックすれば良いのでしょうか。
選ぶ時のポイント
- ①フレーム|スポーツタイプか?ライフスタイルタイプか?
- ②レンズ|シーンに合った可視光線透過率
①スポーツタイプか?ライフスタイルタイプか?

フレームの選択は、大きくスポーツタイプとライフスタイルタイプに分かれます。フレームがラウンドしているスポーツタイプと、普通のメガネと同じ形状のライフスタイルタイプ。オークリーの場合は、どちらを選んでもここまで紹介した優れたスペックは備えています。
タウンユースでスポーツタイプを着用している人もいますし、自分にはライフスタイルタイプが似合うので登山でも着用するという人も。選ぶ人それぞれの好みでOKです。
②シーンに合った可視光線透過率もチェック

レンズの選択には、可視光線透過率を考える必要があります。明るさに合わせてレンズ色が変化する調光機能を備えたPhotochromic以外のレンズは、それぞれ可視光線透過率が決まっています。
レンズ色が濃いほど可視光線透過率が小さく、薄いほど大きくなります。
サングラスをメインで使用するシーンが
・雪山や晴天の高山など:10%台(明るい光向け)
・曇天や低山・樹林帯など:20%台(ミディアムライト・変化する状況向け)
あたりがおすすめです。
オークリーのサングラス おすすめ10選
それではオークリーのサングラスおすすめモデルを紹介します。今回は登山シーンごとに、スポーツタイプ・ライフスタイルタイプそれぞれをチョイスしました。
どんな登山シーンでもバランスの良いおすすめモデル
スポーツタイプ
オークリー Encoder
フレームタイプ | スポーツタイプ |
---|---|
フレーム | Matte Carbon |
レンズ | Prizm 24k |
サイズ | M (136mm) |
レンズの高さ | 60 mm |
フレームの幅 | 136 mm |
アームの長さ | 123 mm |
可視光線透過率 | 11% |
まるでゴーグルのようなフォルムが特徴のEncoder(エンコーダー)は、ハットやヘルメットと併用できる機能性を考えられています。そのデザインから幅広い視野をカバーし、低めのテンプルも特徴です。
オークリー Jawbreaker™
フレームタイプ | スポーツタイプ |
---|---|
フレーム | Matte Black |
レンズ | Prizm Road |
サイズ | L (136mm) |
レンズの高さ | 53.6 mm |
フレームの幅 | 135.68 mm |
アームの長さ | 121 mm |
可視光線透過率 | 20% |
レンズの端部分6箇所にフレームと接しない空間を設けたデザインで、通気性も確保したモデル。レンズ交換にも手間がかからず、シーンに応じた可視光線透過率が異なるレンズにもカスタム可能です。
オークリー Sutro Lite(Low Bridge Fit)
フレームタイプ | スポーツタイプ |
---|---|
フレーム | Matte Black |
レンズ | Prizm Road |
サイズ | XL (139mm) |
レンズの高さ | 58 mm |
フレームの幅 | 139 mm |
アームの長さ | 139 mm |
可視光線透過率 | 20% |
スポーツタイプながらシンプルなデザインが人気のモデルの、視界がさらに広くなったセミリムレスタイプ。深く巻き込むようなシールドが、主張を持ちながらも応用がきくルックスを演出しています。
ライフスタイルタイプ
オークリー Flak® 2.0 XL
フレームタイプ | ライフスタイルタイプ |
---|---|
フレーム | Matte Black |
レンズ | Prizm Dark Golf |
サイズ | S (126mm) |
レンズの高さ | 38 mm |
フレームの幅 | 126 mm |
アームの長さ | 133 mm |
可視光線透過率 | 22% |
オーソドックスなライフスタイルモデルの中では、レンズ下部のフレームがない特徴的なモデル。とはいえ耐久性に優れ、しかも軽いデザインです。Sサイズながらレンズのカバー範囲も圧倒的です。
オークリー Actuator (Low Bridge Fit)
フレームタイプ | ライフスタイルタイプ |
---|---|
フレーム | Polished Black |
レンズ | Prizm Grey |
サイズ | L (137mm) |
レンズの高さ | 46 mm |
フレームの幅 | 136.8 mm |
アームの長さ | 146 mm |
可視光線透過率 | 17% |
カジュアルなデザインながら、大きなサイズのレンズをを装着した使い勝手の高いラウンド形状のモデル。調節可能なワイヤーコアテンプルを採用し、フィット感にも優れています。
トレランなどスピードのある登山シーンにおすすめモデル
スポーツタイプ
オークリー Radar® EV Path® Ascend Collection
フレームタイプ | スポーツタイプ |
---|---|
フレーム | Matte Green Purple Colorshift Splatter |
レンズ | Prizm Trail Torch |
サイズ | XL (138mm) |
レンズの高さ | 50.5 mm |
フレームの幅 | 138 mm |
アームの長さ | 128 mm |
可視光線透過率 | 35% |
アスリートのどんな激しい動きにも追従するAscend(アセンド)コレクション。縦に広げたレンズが上部の周辺視界エリアを広げることで、スピードを伴うアクティビティにぴったりです。
ライフスタイルタイプ
オークリー Corridor (Low Bridge Fit)
フレームタイプ | ライフスタイルタイプ |
---|---|
フレーム | Matte Black |
レンズ | Prizm Road |
サイズ | L (136mm) |
レンズの高さ | 51.4 mm |
フレームの幅 | 136.5 mm |
アームの長さ | 140 mm |
可視光線透過率 | 20% |
ライフスタイルタイプながら、アクティブなスポーツでの使用もしっくりくるモダンでレトロなフレームと、カジュアルなレンズデザインのモデル。ノーズパッド・イヤーソックスにもズレにくい工夫がなされています。
雪山シーンに特におすすめモデル
スポーツタイプ
オークリー Sutro
フレームタイプ | スポーツタイプ |
---|---|
フレーム | Polished White |
レンズ | Prizm Snow Sapphire |
サイズ | XL (137mm) |
レンズの高さ | 56.7 mm |
フレームの幅 | 137 mm |
アームの長さ | 140 mm |
可視光線透過率 | 13% |
先程紹介したSutro Liteのユニバーサルフィットモデル。こちらのレンズは可視光線透過率がさらに低く、雪面のまぶしさを抑えて鮮明な視界を確保しています。
ライフスタイルタイプ
オークリー Clifden
フレームタイプ | ライフスタイルタイプ |
---|---|
フレーム | Matte Translucent Blue |
レンズ | Prizm Deep Water Polarized |
サイズ | M (130mm) |
レンズの高さ | 51.1 mm |
フレームの幅 | 129.9 mm |
アームの長さ | 146 mm |
可視光線透過率 | 12% |
フレーム両端からサイドシールドにブリッジブロッカーを搭載して、正面以外からの紫外線もしっかりカットするモデル。可視光線透過率が1ケタ代のレンズタイプもラインナップされています。
オークリー Holbrook™ XL
フレームタイプ | ライフスタイルタイプ |
---|---|
フレーム | Polished Black |
レンズ | Prizm Sapphire |
サイズ | XL (140mm) |
レンズの高さ | 45.5 mm |
フレームの幅 | 140.3 mm |
アームの長さ | 137 mm |
可視光線透過率 | 12% |
オーソドックスなデザインながら、日本人の顔に合うよう設計されたアジアンフィットモデル。特徴的なミラーレンズ・Prizm Sapphireがキラリと光る個性を演出しています。
高品質なオークリーのサングラスを長く愛用するために

高品質な分、高価なアイテムであるオークリーのサングラス。長く良好なコンディションで愛用するためには、メンテナンスや保管方法も大切です。
登山での使用でポテンシャルをキープするために
常に良好な視界をキープしてストレスなく登山を楽しむためには、曇り止めや撥水剤を使用することがおすすめです。なお、Oakley Stealth™ Pro機能搭載のレンズには、撥水機能が備えられています。
ソフト99 メガネのくもり止め濃密ジェル(10g)
ソフト99 スポルファ レインホッパー
登山後のメンテナンスもしっかりと
登山後のサングラスは汗や皮脂、埃などで意外と汚れているもの。埃を流して中性洗剤で洗い水分を飛ばしたら、メガネ拭きで拭いておきましょう。メガネ専用の洗剤もおすすめです。
また、オークリーのサングラスには、専用ケースが付属しています。メンテナンス後はケースに収納して、高温になる場所は避けて保管しておきましょう。
ソフト99 メガネのシャンプー
カスタマイズで自分だけのサングラスを作ろう!

オークリーのサングラスは、フレームとレンズの組合せを変えてカスタマイズも可能です。
例えば、自分にぴったりフィットするお気に入りのフレームへ、秋の低山から冬の雪山など登山シーンの変化に合わせて、可視光線透過が異なる別のレンズを付け替えるということもできるのです。
メガネ派に嬉しい度付きのサングラスも!

普段はコンタクトレンズを使用していても、テント泊縦走などではメガネを着用する人も多いのではないでしょうか。オークリーのサングラスは度付きレンズもラインナップ。視力や近視・遠視・乱視などそれぞれの人にあわせたレンズが、登山の心強い相棒になってくれます。
フレーム・レンズを選んでカスタムサングラス!

公式ショップなら自分だけのカスタマイズが可能。スポーツタイプ・ライフスタイルタイプはもちろんキッズ向けまで、フレームとレンズを選んで世界にひとつだけのオークリーサングラスを作ることができるのです。
今回紹介したモデルをおさらい!
オークリーのサングラス 人気売れ筋ランキング
楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるオークリーサングラスの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクよりチェックできます。
※各商品の紹介文は、実際に商品を使用した上での見解に加えて、メーカー・ECサイト等の内容を参照して記載をしております。
※掲載されている情報は、YAMA HACKが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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