さまざまなアウトドアフィールドで見かける「オークリーのサングラス」
紫外線の強度は空気の量に左右されることを知っていますか? たとえば標高1,000mの地点では上空にある空気の量が少なくなるため、平地と比べて10〜12%も紫外線が強くなるといわれています。
そのため、紫外線の影響から眼を守るために、登山でもサングラスの着用が推奨されています。
そこで、もれなく検討してもらいたいのが、このオークリーのサングラス。
ロゴマークが印象的なこのサングラスは、登山やゴルフ、野球やマラソンなど、実に多くのアウトドア・スポーツフィールド使用されています。
しかし、アスリートにも愛用者が多いため、少し敷居が高いと感じているユーザーも多いかもしれません。
また値段も比較的高いアイテムのため、”試してみたいけど、気軽には買えない”という人も多いと思います。
事実、ブランドの印象を調査するとこんな声が…。
アスリート、ゴリゴリのスポーツマン用。登山だとガイドさんがつけているイメージ。
高機能なのだろうけど、モデルがたくさんあって、違いが分かりにくい。
値段が高いので手が出にくい…。
とにかくスポーティー!野球選手、ゴルファー、ランナーとかが使うイメージです。
でも、ちょっと待ってください。その価格には納得の理由がちゃんとあります。
しかも、機能を知れば知るほど、過酷な状況に置かれることが多い登山向きとすらいえるんです!
今回はそんなオークリーのサングラスの魅力について、「フレーム」と「レンズ」に分けて説明していきます。
魅力1:力強く曲げても折れない「フレーム」
まず注目したいのがフレーム。レンズもそうですが、オークリーのサングラスのパーツは、どれもこれも強度がスゴイ!
たとえば、金属以外のフレームは「O-Matter(オーマター)」という特許を取得した超軽量な特殊素材で作られていて、グニグニねじっても折れません。
単純に壊れる心配が少ないというのは、酷使されることが多い山道具に欠かせない安心材料のひとつですよね!
長時間の着用でも疲れ知らず!
フィット感の良さもオークリーならでは。
それを可能にしているのが、鼻と両耳の3点に重心が分散される “スリーポイントフィット”です。1ヶ所に集中して圧力がかからないため、長時間の着用でも、たとえばこめかみ辺りが痛くなりにくい特長があります。
また、滑りにくい独自開発のゴムを使ったノーズパッドのおかげで、大量の汗をかく激しい動きでもサングラスが上下にずれにくい。このノーズパッドを、高さのあるものに変更できるアジアフィットモデルも展開中です。
登山では、長いときは10時間以上行動することもあり、夏になれば尋常じゃない量の汗をかきます。ストレスを感じづらいフィット感も、登山向きといえるでしょう!
魅力2:思い切り踏みつけても砕けない「レンズ」
フレームと同じく、レンズも強度が半端ない! 素材には、煮沸を繰り返して限りなく不純物を取り除いた、高純度のポリカーボネイトが使われています。
その強さは、動画のように踏みつけても、割れるどころか変形もしません! なんでも社内にある実験装置で、1m30cmの高さから先端が尖った500gの重りをマネキンに装着したサングラスに落としても、レンズが割れないことが実証されているそうです。
いまでは北アルプスなどで落石や滑落などによる頭部へのダメージを防ぐために、ヘルメットの装着が一般的になりました。同時に眼を守ることを考えると、高強度レンズのサングラスなども着用した方がいいのかもしれません。
UVカット率は、どれも99.9%以上!
もちろんUVカット率は、クリアカラーも含めてオール99.9%以上。紫外線をカットする素材がレンズ本体に練り込まれているので、細かい傷がついても機能が低下することはありません。
さらに、カーブを計算してレンズの薄さを変えるなど、緻密な技術によって作られるオークリーのレンズは、歪みのないクリアな視界を提供します。
この超高強度&高性能レンズに「プリズム」「ポラライズド」「フォトクロミック」といった機能を付加をすることで、さまざまな使用シーンに適した視界を提供できる点が、オークリーのレンズのすごさなんです。
レンズのバリエーションを広げる3つの機能
それでは、「プリズム」「ポラライズド」「フォトクロミック」がどういった機能なのか、見ていきましょう!
起伏をくっきり浮かび上がらせる“Prizm(プリズム)”
色調やコントラストを強調することで、路面の起伏をくっきり浮び上がらせる機能。いくつか種類があり、たとえば“プリズム・スノー”を使用すると、目視できない雪面の凹凸も認識できるようになります。バックカントリースキーなど、激しいスピードの中で一瞬の判断を求められるアクティビティーにぴったりです。
水面などのギラつきを遮断する“Polarized(ポラライズド)”
太陽が照りつける森林限界以上の登山道や、雪山の雪面などの眩しさをカットします。運転中のフロントガラスの写り込みや、水面のギラツキも軽減できるので、登山口へ車でアプローチする最中や、釣りを楽しむ人にもおすすめですね。
カラー濃度が変化する“Photochromic(フォトクロミック)”
光が少ない夜間などは透明に、明るい日差しの下では光量を抑えるためにレンズカラーが自動的にグレーに近づく特殊な機能です。
この機能は、まだ暗い早朝から行動することも多い登山に最適。夜中も走り続けるトレイルランニングの大会などでも、その効果を実感できるでしょう。
もう悩まない! 簡単な選び方を紹介します
フレームとレンズの特長だけでお腹いっぱいになりそうなオークリーのサングラス。
しかし、このふたつのパーツの組み合わせに、さらにレンズの機能が加わり、幾通りもラインナップが広がります。
そこで聞こえてくるのが、冒頭にあった「モデルがたくさんあって、イマイチ違いが分からない…」という声。
実際、直営店の壁一面にはサングラスがズラリと並び、ホームページを見ても、モデルが多すぎて露頭に迷ってしまいます。
そんな悩みに応えて、簡単な選び方を紹介しましょう!