この価格には理由があった!小さいボディに隠された高機能に思わず欲しくなるオークリーのサングラス

2021/04/14 更新

サングラスのトップブランド<オークリー>。各界で活躍する一流アスリートが選ぶイメージが強く、私たち登山者にとっては、なんだか縁遠い存在のように感じます。でも、実は意識しているユーザーに垣根はなく、多くの人の眼を守ることがオークリーのサングラスの使命なんだとか。アッパーなイメージの裏側にある、真の魅力を徹底解説します!

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

さまざまなアウトドアフィールドで見かける「オークリーのサングラス」

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部(印象的なOのマークがオークリーブランドの証)
紫外線の強度は空気の量に左右されることを知っていますか? たとえば標高1,000mの地点では上空にある空気の量が少なくなるため、平地と比べて10〜12%も紫外線が強くなるといわれています。
そのため、紫外線の影響から眼を守るために、登山でもサングラスの着用が推奨されています。

そこで、もれなく検討してもらいたいのが、このオークリーのサングラス。
ロゴマークが印象的なこのサングラスは、登山やゴルフ、野球やマラソンなど、実に多くのアウトドア・スポーツフィールド使用されています。

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|オークリーといえば、真っ先にシュッとしたデザインが想起される
しかし、アスリートにも愛用者が多いため、少し敷居が高いと感じているユーザーも多いかもしれません。
また値段も比較的高いアイテムのため、”試してみたいけど、気軽には買えない”という人も多いと思います。

事実、ブランドの印象を調査するとこんな声が…。

アスリート、ゴリゴリのスポーツマン用。登山だとガイドさんがつけているイメージ。
高機能なのだろうけど、モデルがたくさんあって、違いが分かりにくい。
値段が高いので手が出にくい…。
とにかくスポーティー!野球選手、ゴルファー、ランナーとかが使うイメージです。

でも、ちょっと待ってください。その価格には納得の理由がちゃんとあります。
しかも、機能を知れば知るほど、過酷な状況に置かれることが多い登山向きとすらいえるんです!

今回はそんなオークリーのサングラスの魅力について、「フレーム」と「レンズ」に分けて説明していきます。

魅力1:力強く曲げても折れない「フレーム」

まず注目したいのがフレーム。レンズもそうですが、オークリーのサングラスのパーツは、どれもこれも強度がスゴイ!



たとえば、金属以外のフレームは「O-Matter(オーマター)」という特許を取得した超軽量な特殊素材で作られていて、グニグニねじっても折れません。
単純に壊れる心配が少ないというのは、酷使されることが多い山道具に欠かせない安心材料のひとつですよね!

長時間の着用でも疲れ知らず!

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|ノーズパッドは、オークリーの第一製品である自転車のグリップに由来する
フィット感の良さもオークリーならでは。
それを可能にしているのが、鼻と両耳の3点に重心が分散される “スリーポイントフィット”です。1ヶ所に集中して圧力がかからないため、長時間の着用でも、たとえばこめかみ辺りが痛くなりにくい特長があります。

また、滑りにくい独自開発のゴムを使ったノーズパッドのおかげで、大量の汗をかく激しい動きでもサングラスが上下にずれにくい。このノーズパッドを、高さのあるものに変更できるアジアフィットモデルも展開中です。

登山では、長いときは10時間以上行動することもあり、夏になれば尋常じゃない量の汗をかきます。ストレスを感じづらいフィット感も、登山向きといえるでしょう!

魅力2:思い切り踏みつけても砕けない「レンズ」

フレームと同じく、レンズも強度が半端ない! 素材には、煮沸を繰り返して限りなく不純物を取り除いた、高純度のポリカーボネイトが使われています。



その強さは、動画のように踏みつけても、割れるどころか変形もしません! なんでも社内にある実験装置で、1m30cmの高さから先端が尖った500gの重りをマネキンに装着したサングラスに落としても、レンズが割れないことが実証されているそうです。

北アルプス
出典:PIXTA
いまでは北アルプスなどで落石や滑落などによる頭部へのダメージを防ぐために、ヘルメットの装着が一般的になりました。同時に眼を守ることを考えると、高強度レンズのサングラスなども着用した方がいいのかもしれません。

UVカット率は、どれも99.9%以上!

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|透明なレンズも漏れなくUVカット機能付き
もちろんUVカット率は、クリアカラーも含めてオール99.9%以上。紫外線をカットする素材がレンズ本体に練り込まれているので、細かい傷がついても機能が低下することはありません。
さらに、カーブを計算してレンズの薄さを変えるなど、緻密な技術によって作られるオークリーのレンズは、歪みのないクリアな視界を提供します。

この超高強度&高性能レンズに「プリズム」「ポラライズド」「フォトクロミック」といった機能を付加をすることで、さまざまな使用シーンに適した視界を提供できる点が、オークリーのレンズのすごさなんです。

レンズのバリエーションを広げる3つの機能

それでは、「プリズム」「ポラライズド」「フォトクロミック」がどういった機能なのか、見ていきましょう!

起伏をくっきり浮かび上がらせる“Prizm(プリズム)”

プリズム
提供:オークリー|左がノーマル、右がプリズム・スノーレンズ
色調やコントラストを強調することで、路面の起伏をくっきり浮び上がらせる機能。いくつか種類があり、たとえば“プリズム・スノー”を使用すると、目視できない雪面の凹凸も認識できるようになります。バックカントリースキーなど、激しいスピードの中で一瞬の判断を求められるアクティビティーにぴったりです。

水面などのギラつきを遮断する“Polarized(ポラライズド)”

提供:オークリー|左がノーマル、右がポラライズドレンズ
太陽が照りつける森林限界以上の登山道や、雪山の雪面などの眩しさをカットします。運転中のフロントガラスの写り込みや、水面のギラツキも軽減できるので、登山口へ車でアプローチする最中や、釣りを楽しむ人にもおすすめですね。

カラー濃度が変化する“Photochromic(フォトクロミック)”

フォトクロミック
提供:オークリー|左がノーマル、右がフォトクロミックレンズ。中央から右へ向かうほど光量が多くなり、カラーが濃くなっているのが分かる
光が少ない夜間などは透明に、明るい日差しの下では光量を抑えるためにレンズカラーが自動的にグレーに近づく特殊な機能です。

登山 早朝
出典:PIXTA|登山では、ご来光を拝むために夜明け前から出発することもしばしば
この機能は、まだ暗い早朝から行動することも多い登山に最適。夜中も走り続けるトレイルランニングの大会などでも、その効果を実感できるでしょう。

もう悩まない! 簡単な選び方を紹介します

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|良さは分かったけど、種類が多すぎて選べない…
フレームとレンズの特長だけでお腹いっぱいになりそうなオークリーのサングラス。
しかし、このふたつのパーツの組み合わせに、さらにレンズの機能が加わり、幾通りもラインナップが広がります。
そこで聞こえてくるのが、冒頭にあった「モデルがたくさんあって、イマイチ違いが分からない…」という声。

実際、直営店の壁一面にはサングラスがズラリと並び、ホームページを見ても、モデルが多すぎて露頭に迷ってしまいます。
そんな悩みに応えて、簡単な選び方を紹介しましょう!

「スポーツ」と「ライフスタイル」の2タイプからフレームをチョイス!

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|左が「スポーツ」で、右が「ライフスタイル」。デザインの違いは一目瞭然
オークリーのサングラスを俯瞰すると、一見複雑なラインナップは、フレームのデザインの違いで「スポーツ」「ライフスタイル」という、ふたつのタイプに落ち着きます。

スポーツシーンだけで使うなら「スポーツ」、街中でも日常的に使いたいなら「ライフスタイル」がおすすめ。見た目こそ違いますがフレームやレンズの機能は同じです。

実物を試着してフィット感を確かめよう!

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|同じ「スポーツ」のフレームでも、曲がり具合や幅などが個々に異なります
フレームのモデルが決まったら、次はフィット感をチェック。

モデルによってデザインはもちろん、フィット感も人によって全く異なるので、服を選ぶような感覚で顔に合うか楽しみながら確かめるのがおすすめです。

レンズはどれを選んでもOK!

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|「ライフスタイル」もUVカット率は99.9%
”レンズは何を選んだら良いの?”という声が聞こえてきそうですが、登山ではまず、眼に入る紫外線を遮断することが大事。
ということは、紫外線カット率99.9%以上のオークリーのサングラスは、基本的にはどのレンズを選んでもOKなんです。

そこに、「どういう見え方が良いのか」という条件が加わることで、レンズの種類が変わってきます。
(このレンズ選びについてお話し始めると、今日は時間がいくらあっても足りないので…そのお話はまた後日別記事でお話しようと思います)

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|黒縁フレームも写真の通りレンズを交換できる
しかも、オークリーのサングラスは、ほとんどのフレームでレンズ交換が可能。あとから高機能レンズが欲しくなったら、交換用レンズの購入を検討してみてはいかがでしょう。

使命は、いかなるダメージからも眼を守ること

オークリー
提供:オークリー|1m30cmの高さから先が尖った500gの重りを落下させる実験を行ったサングラス。凹みはできるが貫通はしていない
豊富なラインナップはもちろん、フーレムとレンズの驚異的な強度が、オークリーの際立つ特長といえるでしょう。どうして、ここまで“壊れにくさ”にこだわるのか? オークリーの広報を担当する田中さんに聞きました。

「オークリーのサングラスはもともと、眼を守ることを第一に考えて作られたのもなんです。想定するダメージは、紫外線の影響はもちろん、塵や埃、木の枝、落石といった飛来物など、物理的なものも含まれます。
眼は人体のなかで唯一の“剥き出しの臓器”です。皮膚や骨の怪我よりも、目の外傷は影響が大きい傾向がありますので、眼を守ることは非常に大事なのです」。

登山はもちろん、あらゆるスポーツには怪我や事故がつきもの。命が助かっても眼を負傷して、もしも視力を失ってしまったら大変ですよね。大切な眼を怪我などから守ることも、一流のアスリートがオークリーを選ぶ理由のひとつなんです。

ウエア感覚で自分に合ったモデルを手に入れよう!

オークリー
撮影:YAMA HACK編集部|好みのサングラスを見つけるのが楽しみのひとつ
他のブランドと比べると、正直、オークリーのサングラスは少々値段が張ります。しかし、この小さなアイテムの中にそれだけの価値があることを分かって頂けたでしょうか?

少しでも興味を持った方は、ぜひ店頭で試着してみることをおすすめします。
サングラスは「アイウエア」とも呼ばれるように、衣服と同じ身に付けるアイテム。服にはサイズ表記がありますが、残念なことにサングラスにはそれがないので、フィット感を確かめるには実物を試着するほかに方法がありません。いくつものモデルを試して、自分に合ったベストサングラスが見つけましょう!

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吉澤英晃

群馬県出身。大学時代に所属した探検部で登山を開始。以降、沢登り、クライミング、雪山、アイスクライミング、山スキーなど、オールジャンルで山を楽しむ。登山用品の営業職を経て、現在はフリーの編集・ライターとして活動中。

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