テーピングテープの種類について
指や手首、足などの関節に巻くことで部位を補強し、その動きを制限することでケガの予防、再発を防ぐ目的で行われるテーピング。巻き方もそうですが、テープの種類を把握して、適切なものを選びましょう!テーピングテープにはどのような種類があるのでしょうか?
(テープの名前はメーカーごとに違いがあるので、記事内では便宜上、よく言われる名称で記載しております)
非伸縮性テープ(ホワイトテープ)
主に関節の固定、可動域を制限するときに使用します。ガッチリと固定されるので、ケガの予防や再発防止、応急処置に最適です。可動域の小さい、指、手首、足首の固定に使用される事が多いです。
ハード伸縮性テープ(エラスティックテープ)
布地の厚い伸縮テープで、強い固定と同時にある程度の動きが必要な部位(肩、肘、膝など)に使用します。
ソフト伸縮性テープ(ソフトエラスティックテープ)
伸縮性・粘着性に優れるテープ。部位の固定には向いていませんが、テーピングの仕上げとしてさらに巻くことで、巻いたテープが剥がれるのを防ぐことができます。
自着性テープ
肌にくっつかず、テープ同士が貼り付くテープ。患部の圧迫や固定に使用ができ、包帯の代用品としても使用できます。ただし、固定に使用する場合、ホワイトテープやエラスティックテープに比べ固定力が劣る欠点があります。
キネシオテープ
関節の固定をするテープではなく、筋肉に沿って貼ることで筋肉の上の皮膚を引っ張り上げ、皮膚と筋肉の間に隙間を作ります。そうすることでリンパ液・血液の流れが良くなり、痛み・凝りの改善、腫れや内出血の軽減などが期待できます。
アンダーラップテープ
テープのこすれなどから皮膚を保護するために使用されます。体毛の濃い部分や、皮膚がかぶれやすい人にテーピングをする時に使用します。キネシオテープは皮膚に直接貼る必要があるので注意。
テーピングテープのおすすめ7選
テープの幅は、19mm、25mm、38mm、50mmなど様々なので、用途に合わせて選ぶことができます。
ニチバン バトルウィン テーピングテープ 非伸縮タイプ 38mm×12m 12巻
サッカーやバスケのクラブチームにも愛用されているバトルウィンシリーズ。非伸縮タイプのテーピングテープは可動域をがっちりと固めてくれるので、怪我の防止用としても使えます。
ニトムズ ニトリート EBテープ 50mm×4m 6巻入
ハード伸縮性テープ(エラスティックテープ)です。膝,肘,肩など、可動域の大きい関節の固定に必要な最低限の伸縮性を持たせています。通気性にも配慮されたアイテムです。
Dメディカル ドームソフトエラスティックテープ ブリスターパック 8個
ソフト伸縮性テープ(ソフトエラスティックテープ)は固定したテーピングの剥がれ防止などで使用するのが一般的。靴下やタイツなどと色を合わせられるよう、肌色ではなく白色や黒色のものが多いです。
ピップ くっつくテーピング 足首・手首・ひじ用 50mm×4.5m
自着性テープは肌に直接粘着成分が付かないので、かぶれにくいというのが最大のポイントです。手で切れるので、ハサミ要らず!巻き直しもできるので、包帯代わりにも使えます。
3M マルチポア スポーツ レギュラー伸縮固定テープ
キネシオテープ用途からスポーツ用途まで幅広く使えるアイテムです。70デニールの綿布でしっかり固定。低アレルギー性粘着剤でお肌に優しく、超撥水加工で水にも強いです。
トワテック カラーキネシオロジーテープ KINESYS 5cm×5m
リンパ・血流促進の効果を期待できるキネシオテープ。肩凝り対策などとしても注目されていますね。カラーバリエーションが豊富なKINESYSなら、洋服やスポーツウェアとコーディネートできるので、付けるのが楽しくなりそうです!
ニチバン バトルウィン アンダーラップテープ 70mm×25m
毎日のテーピングとなるとお肌への負担も大きいもの。特に剥がす際のストレスは大きいですよね。テーピング前にアンダーラップテープを巻いて、お肌への負担を軽減してあげましょう。
テーピングテープは用途に合わせて正しく選ぼう!
痛めやすい箇所のサポートとして使うのが一般的だと思っていたテーピングテープ。テーピングテープの種類と主な用途をご紹介しました。伸縮性のあるもの・ないもの、ワンタッチの包帯のようにも使えるものや、カラーバリエーション豊富なキネシオテープも!テーピングテープの選びに困ったときは参考にしてみてくださいね。