リングに通すだけ。結ばず固定できる新発想

山を登っていると、汗拭きや日除けのために、頭や首に手ぬぐいを巻く登山者の姿をよく見かけます。
落としたくない、しっかり肌をカバーしたい場合、手ぬぐいを結んで身につけることがありますが、手ぬぐいのサイズによっては、うまく結べなかったり、歩いているうちに結び目が解けたりと、地味にストレスを感じることも。
そんなときに便利なのが、この「手ぬぐいどめ」です。
リングに手ぬぐいの両端を通すだけで、簡単に固定可能。結び目を作る必要がないためほどけず、見た目もすっきりします。
登山好きのジュエリー作家から生まれた専用設計

このアイテムを手がけたのは、自然をモチーフにしたジュエリーブランド「puna.moon(プナムーン)」。
ブランドを主宰する中村嘉宏さんが、友人がpuna.moonのリングをスカーフ留めとして使っている姿を目にヒントを得て制作に至ったとか。
とはいえ、単純にリングを大きくしただけでは、生地がスルスルと抜けてしまいます。そこで中村さんは、リングを流用するのではなく、最初から手ぬぐい留め専用の道具として設計。中央に一本のバーを設けることで、生地をしっかりホールドする構造に仕上げました。
本体の重さはわずか4g。「思った以上にずれない」という声が多く寄せられており、実際にランニングで試したユーザーからも「全然ずれませんでした」と反響があったそうです。
ブランドの原点を受け継ぐ「稜線デザイン」

デザインには、puna.moonの初作かつ代表作である「槍穂リング」と同じ稜線を採用。中村さんにとってブランドの原点ともいえるデザインを受け継いでいます。
素材はエイジングが楽しめる真鍮製。ジュエリーづくりをルーツとするブランドならではの仕上がりで、実用性やアウトドア用品らしさをいい意味で感じさせない、シンプルな佇まいも魅力です。
登山では手ぬぐいどめとして、街ではスカーフどめとして。
機能性だけでなく、ファッションにも自然になじむデザインだからこそ、山でも日常でも気軽に使いたくなるアイテムに仕上がっています。
手ぬぐいだけじゃない!タオルやスカーフ、風呂敷にも使える汎用性

名前は「手ぬぐいどめ」ですが、使い方は手ぬぐいだけに限りません。
中村さんに聞けば、スカーフどめとしても使えるほか、大判の風呂敷をとめたり、腰に巻いたタオルを固定したりと、さまざまな使い方ができるそう。
用途を限定せず、使う人のアイデアによって可能性が広がっていく。そんな余白があるのも、このアイテムならではの面白さといえそうです。
手ぬぐいユーザーは必見!

登山で何かと頼りになる手ぬぐい。その使い勝手をさらに高めてくれるのが、puna.moonの「手ぬぐいどめ」です。
結ばず固定できるシンプルな仕組みながら、登山好きならではの発想と、ジュエリーブランドならではのデザイン性が詰まった一品。
この小さな発見が、次の山行を快適に変えてくれるかもしれません。
