地味に便利!ありそうでなかったコンパクトなロールペーパー

撮影:筆者
山でお昼を食べたり、コーヒーを飲んだりするとき、片づけに欠かせないのがティッシュペーパー。山へ行くとき、ポケットティッシュを多めに持参したり、トイレットペーパーの芯を抜いて持って行ったりと、必ず持参するアイテムの一つですよね。
でも、「ちょっと拭きたいときに、ティッシュ1枚をまるごと使うのはもったいない……。」「トイレットペーパー持っていくには大きすぎる……。」
そんなときに役立つ、便利アイテムを見つけました。
山の万能ペーパー「登山ロール」

撮影:筆者
その名も「登山ロール」。
紙幅133mmのシングルロールで、長さ13mありながら軽くてコンパクト!しかも、スライドジッパー式のケースも付属しています。
使ってみたら……軽くて嵩張らず、登山にぴったりでした

撮影:筆者
なんてことない紙ですが、地味に便利な点がたくさんありました。
ここからはそんな登山ロールの特長を紹介。実際に使ってみた感想もお伝えします!
軽い&コンパクトなサイズが“ちょうどよい”

撮影:筆者
手に持ってみると、片手でつかめるほどのコンパクトさ。見た目は芯のないトイレットペーパーとよく似ています。

撮影:筆者
一般的なトイレットペーパー(シングル)と大きさを比較してみました。上記のトイレットペーパーは幅110mm、登山ロールは幅133mmと、登山ロールのほうが少し幅広です。

撮影:筆者
一般的なトイレットペーパーの長さは、シングルで約50~60メートル。登山ロールは13mと、ポケットティッシュ約3個分くらいの巻量です。この絶妙なサイズ感が、日帰りや一泊登山ではちょうど良いんです。
少しでもカサを減らしたいとき、選択肢の1つに加えてみるのもよさそうです。
サイドポケットにも収納可

撮影:筆者(RawLow Mountain Works / Bambi のサイドポケットに登山ロールを収納)
容量約28Lのバックパックのサイドポケットにも収まるスリムなサイズ。背面ポケットに入れたり、クッカー類と一緒に収納したりするのもおすすめです。専用ケースのおかげで収まりも良く、万が一、雨が降っても安心感があります。

撮影:筆者(okara ai nittaの「Tomte(トムテ)DCF」に、登山ロールを収納)
普段使いすることが多いサコッシュにも、無理なく入れることができました。トイレで用を足すときにも、サッと取り出せます。

撮影:筆者(HIGH TAIL DESIGNS ファニーパック 1L に登山ロールを収納)
筆者が持っている中で、一番スリムなウエストポーチ(幅約20cm・容量1L)にもすっぽり収納できました。

撮影:筆者
ちなみにケースの幅は約18cm。このサイズなら、バックパックのすき間など、どこにでも入りそうです。
透けるほど薄いけど、吸水性は十分!1本で多用途に使えるのが魅力

撮影:筆者
紙質は、ふんわり柔らかい質感ではなく、少しハリがある感じ。手にかざしてみると少し透け感があり、風が吹くと、ふわふわと舞う薄さです。

撮影:筆者
薄くても吸水性がいいので、少しの長さでテーブルにこぼれた水を拭くことができました。

撮影:筆者
コーヒーを飲んだあとのカップを拭いたり、鼻をかんだり、トイレのお供にとさまざまなシーンで活躍します。好みの長さで、ササっとちぎれる手軽さと、必要な量だけ無駄なく使えるのがポイントです。
また、登山ロールは無臭なので、ニオイを気にせず様々なシーンで使えるのも嬉しいですね。
まとめ買いもありかも!?登山ロールでスマートな山行を

撮影:筆者
登山ロールは、とっても軽くてコンパクト。ハイキングで使ってみたら想像以上に便利でした。これまでは、トイレットペーパーを平らにつぶして持参していたのですが、これがあればそんな手間も不要です。
日帰りはもちろん、荷物をなるべく減らしたい泊まりの登山にもおすすめ。お出かけや旅行にも重宝しそうです。2本セットのタイプもあるので、まとめ買いしてストックもありかも。ぜひ山でその便利さを体感してみてください!
北のマート(東京紙工株式会社) 登山ロール 2本セット
| 紙幅 | 133mm |
|---|---|
| 巻量(1本あたり) | 13m |
| 数量 | ロールペーパー(シングル・芯なし)2本 |
| 生産地 | 日本 |
| 付属品 | スライダーバッグ付き |




