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ダイソーのでよくない?それでもモンベルのコレを選びたくなったワケ(2ページ目)

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まず、気になる重さは…?

左:ダイソーのアルミ保温ブランケットを収納袋のまま計量し、48gと表示されているはかり
右:モンベル「コンパクトマルチシート」を収納袋のまま計量し、110gと表示されているはかり
左:ダイソー アルミ保温ブランケット 右:モンベル コンパクトマルチシート

それぞれを収納袋に入れたまま計量。ダイソーは48g、モンベルは110gでした。

ダイソーはかなり薄手で、風が吹くとフワっと舞い上がって飛んで行ってしまいそうな軽さです。一方、モンベルはダイソーに比べると少し厚みがあり、その分重さがあります。

触ってみると、違いがわかる 

ダイソーのエマージェンシーシートの端を指でつまんで質感を確かめている様子

ダイソーのシートは、本当に薄く、アルミホイルに近いような質感。実際に触ってみると、「ペラペラだなぁ」というのが正直な感想でした。

モンベル「コンパクトマルチシート」の端を指でつまんで質感を確かめている様子

一方、モンベルはダイソーに比べると少し厚みがあるものの、柔らかく、体に沿わせやすいのが特徴。肩から掛けたり、体に巻いたりすると、この違いがよくわかります。

「シャカシャカ音」を検証

エマージェンシーシートといえば、体を動かすたびに「シャカシャカ」と音がするイメージがあります。
そこで、広げた状態から小さくまとめるときに出る音を比較してみました。(※音量にご注意ください)

▼ダイソー

▼モンベル

やはり、音の質に違いを感じました。

どちらも動かすとシャカシャカと音はしますが、ダイソーは耳障りに感じる音。一方のモンベルは、同じように音はするものの、鈍く控えめな音で、気になりにくい印象でした。

山でじっと体を休めるときや、テント内で身じろぎするときには、この差は地味に大きいポイントです。

保温性に違いはある?

木陰でダイソーのアルミ保温ブランケットを体に巻きつけて座っている様子

この日は気温が20℃を下回り、少し肌寒さを感じました。ただし風はほとんどなく、あくまで風の弱い・軽度の肌寒さという条件下での検証です。

それぞれ、体に巻きつけて木陰で5分ほどじっと座ってみました。

どちらも体がじんわりと温まる感覚がありましたが、この条件下では保温性に大きな違いは感じられませんでした。強風下や、より気温が低い状況では、結果が変わる可能性もあります。

使ったあと、収納袋に戻せる?  

もうひとつ試してみたかったのが、使用後の収納。広げて体に巻いたあと、どの程度スムーズに収納袋へ戻せるかを試してみました。

▼ダイソー

ダイソーのエマージェンシーシートを手で小さく丸めて収納しようとしている様子

ダイソーは、ある程度までコンパクトにたためましたが、収納袋が小さなビニール袋で、無理矢理入れようとすると端が破れてしまったため、袋に入れるのはあきらめました。

繰り返し使うなら、別の収納袋を用意したほうがよさそうです。 

▼モンベル

モンベルは、厚みがあるため、ダイソーに比べると小さくなりづらいですが、収納袋が丈夫なので押し込む形で無事収納できました。

willow

willow

私のような折りたたみ傘などを上手にたためない勢は、収納袋に入れるのに少し手間取るかもしれません。

100均でも十分?それでもモンベルを選びたくなるポイント

収納後のモンベル「コンパクトマルチシート」(丸めた状態)とダイソーのエマージェンシーシート(畳んだ状態)を並べた比較写真
左:モンベル コンパクトマルチシート 右:ダイソー アルミ保温ブランケット 

ここまで見てきたように、100均のエマージェンシーシートでも、緊急時に体を覆うという目的は十分に果たせます。

では、1,650円の「コンパクトマルチシート」には、どんな魅力があるのでしょうか?

両者の違いを表にまとめてみました。

モンベル コンパクトマルチシートダイソー アルミ保温ブランケット
価格(税込)1,650円110円
サイズ210×130cm210×130cm
重量(実測値)110g48g
触り心地厚みがあり、柔らかい薄く、アルミホイルに近い質感
音シャカシャカ音が控えめシャカシャカ音が大きめ
使用後の収納収納袋に戻せた今回は袋に戻せず

サイズはほぼ同じですが、触り心地や音、収納のしやすさには違いがありました。

モンベルはダイソーより厚みがあり、柔らかく、体に沿わせやすいのが特徴。シャカシャカという音も控えめです。また、使用後も収納袋に戻して持ち歩くことができました。

一方、ダイソーは110円という価格が大きな魅力。ただし、薄く、繰り返し使うにはやや心もとない印象でした。まずはエマージェンシーシートを備えておきたい、という人には選択肢になりそうです。

価格の安さを重視するなら100均、使い心地や使い勝手にもこだわりたいならモンベル。自分が重視するポイントに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

willow

willow

繰り返し使えるうえ、テント泊や休憩時の防寒、レジャーシートとしても活用できることを考えると、1,650円という価格にも納得。扱いやすさも含めて、モンベルの「コンパクトマルチシート」を選びたいと感じました。

「自分は大丈夫」と思っている人にこそ、備えてほしい

登山用ザックのポケットからモンベル「コンパクトマルチシート」を取り出す様子

エマージェンシーシートを使うような事態に遭わないことが一番です。

でも、「遭難するような登山をしない」ことと、「山で想定外のことが起こらない」ことは別の話。急な天候悪化、ケガ、体調不良、下山の遅れ……。

こうした「もしも」に備えるアイテムは、登山以外でも役立ちます。防災リュックに入れておけば災害時の防寒対策に、車に常備しておけば渋滞や立ち往生の際にも頼りになります。

実測110gと軽量で、収納時は約6.5×6.5×10cm。このコンパクトさなら、ザックの片隅に入れておいても負担になりません。

使わないのが一番。でも、持っていることに意味がある。そんな小さな備えを、今日から始めてみてはいかがでしょうか。

モンベル コンパクトマルチシート

素材 アルミニウム蒸着ポリエチレンフィルム
重量 115g(公式サイト)
サイズ 210×130cm(展開時)
6.5×6.5×10cm(収納時)

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