「エマージェンシーシート」の選び方って?使い方やおすすめアイテムも紹介

2022/08/30 更新

サバイバルシートや防災シートとも呼ばれる、危機感漂う名前のエマージェンシーシート。危険な所には行かないし、夏山メインの自分には必要ないかな…と、思っていませんか?「持ってはいるけれど広げたことは無い」「使う程の場面にはなかなか遭遇しないでしょ」という方も、もしもの時の強い味方、そして緊急時以外の便利な使い方も!エマージェンシーシートについて、改めて調べてみます。

KaoA

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KaoA

神奈川県在住。登山歴は十数年。 夏は登って冬は滑って…まだまだ山の楽しみは尽きません。 忙しくても山には行きたい!日帰りでも充実の山遊びを日々計画しています。 好きなエリアは八ヶ岳。トレーニングは丹沢大倉尾根。冬は白馬や群馬に遠征します。

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  • アイキャッチ画像撮影:KaoA

「エマージェンシーシート」とは、どんなもの?

エマージェンシーシート
出典:Amazon
”サバイバルシート”や”防災シート”とも呼ばれるエマージェンシーシートは、緊急時に身を護る防災グッズのひとつ。登山では緊急時の道具としてよく聞くこの名前ですよね。
今では100円ショップでも手に入れることができるので、万が一に備えて登山ザックや避難バッグに入れている方も多いかと思います。
ただ実際、入れているだけになっていませんか?今回はこのエマージェンシーシートについて紹介します。万が一に備えて、しっかり覚えておきましょう。

エマージェンシーシートの役割

エマージェンシーシート
撮影:KaoA
エマージェンシーシートは一見すると、小さくたためる大判の、ただの薄いシート。ではこの1枚で、どのような効果が得られるのでしょうか。

体温を保つ

エマージェンシーシート
出典:PIXTA
エマージェンシーシートそのものは暖かい素材ではありません。しかし断熱性があるため、体をシートでくるむことで熱がこもり、寒い環境下でも体温の低下を防ぐことができます。
そしてフィルム状のシートは風を通さないので、強風による寒さからも身を護ることができます。

水から守る

エマージェンシーシート 水弾く
撮影:KaoA
エマージェンシーシートは水分も通さないので、雨具の代わりに使い雨を凌ぐことができます。

実際にエマージェンシーシートを使った温度の検証しています。ぜひこちらの記事もチェック!

ポケットティッシュサイズでコンパクト

エマージェンシーシート
撮影:KaoA
なんといっても小さく軽いことが最大のメリット。
ファーストエイドキットに、ザックのポケットに、邪魔にならずに携帯できます。

エマージェンシーシート
撮影:KaoA
一般的なものだと、畳んだ状態ではポケットティッシュ程の大きさ。

エマージェンシーシート
撮影:KaoA
普段はこのように、ジャバラ状に小さく折りたたまれているエマージェンシーシート。こんなに小さいのに、広げると大人一人がくるまれるシングルサイズの毛布程の大きさになります。
大きなシートを小さく持ち運べることで、万が一に備えることが出来るのです。

エマージェンシートの材質

エマージェンシーシート
撮影:KaoA
エマージェンシーシートはペラペラと薄いフィルム状のシート。ポリエステルにアルミニウムを蒸着しているものが主流になっています。
アルミホイルのように見えますが、固いものではなくどちらかというとビニール袋のような質感。
メーカーによっても質感が違うので、好みの質感を選ぶのもいいですね。

エマージェンシーシートが活躍する場面

大きな一枚のシートなので、くるまる、かぶる、敷く…など場面に合わせていろいろな使い方が。
登山で使う時はやはり緊急時が想定されますが、他にも防寒対策としても活用できます。

まさかの遭難・ビバーク

暗い山道
出典:PIXTA
道迷い、けがなどで動けなくなってしまった時、救助を要請してもすぐに助けてもらえるとは限りません。
夏でも高山だと気温は下がり、特に日没後は急激に冷え込みます。
そのようなときにエマージェンシーシートで体を包み、体温の低下を防ぐのです。

持っている防寒着だけでは寒かった…

休憩 寒い
出典:PIXTA
緊急時ではなくても、頂上だけ雲の中でとても寒い…そんな時にはブランケット代わりに。
風を通さないので休憩中にくるまっていれば寒さを凌ぐことができます。

登山以外でも!備えておくと安心

軽くてコンパクト。嵩張らずに保管が出来るので、登山以外でも活躍場面はたくさん!

アウトドアでの活動には必携

車中泊
出典:PIXTA
キャンプやバーベキューでももちろん活躍の場面はたくさん。
ブランケット代わりはもちろん、車中泊や大雪時のまさかの立ち往生などでも、強い味方に!車の中にもひとつ入れておきたいアイテムです。

災害に備えて家族の人数分ストックを

停電 キャンドル
出典:PIXTA
万が一の災害時に備えて、人数分そろえておきたいエマージェンシーシート。寒い冬にまさかの停電…考えただけでも凍えそうですが、エマージェンシーシートが一枚あるだけで安心感が違います。
アウトドア活動だけではなく、家にも備えておきましょう。

スポーツ観戦やレジャーでも

天体観測
出典:PIXTA
活用の場はアウトドアや緊急時だけではありません。
ロックフェスの参加やレジャーランドでの行列、天体観測などでも活躍します。外で長時間過ごすことが予想される時には、バッグに忍ばせておくと役に立つかもしれません。

エマージェンシーシートのデメリット

結露に注意

結露
出典:PIXTA
ビニールシートなので、通気性、透湿性はありません。長時間くるまっていると、内側に結露が発生することが。
洋服の上から巻き付ける、毛布などの一番上に掛ける、など、直接肌に触れないように対策が必要です。

カサカサ音が気になる…

うるさい
出典:PIXTA
ビニールとアルミなので、使用時はカサカサと音が発生します。
音が控えられた静音タイプもありますが、周りが静かな就寝時は気になることもありそう。
緊急時以外は、山小屋などで使用する際は、周りへの配慮が必要ですね。

耐久性は期待できない

穴 破れ
出典:PIXTA
あくまでも緊急時用。高額なものは繰り返しの使用も想定されていますが、特に安価なものは使い捨てと考えましょう。

エマージェンシーシートの種類と商品の紹介

一般的なシートから機能性を兼ねたシートまで、様々なタイプが発売されています。
用途や目的に合わせて選んでみましょう。

モンベル

モンベル エマージェンシーシート
提供:mont-bell
【素材】アルミニウム蒸着ポリエステルフイルム
【重量】50g
【カラー】-
【サイズ】213×132cm(展開時)/10×5×3cm(収納時)


定番!SOL(ソル)のエマージェンシーシート

SOL エマージェンシーブランケット(1人用)

サイズ:213cmx142cm 
収納時サイズ:20x11x1.5cm
重量 :71g





SOL エマージェンシーブランケットXL(2人用)

サイズ:249cmx147cm
収納時サイズ:13x7x2cm
重量:91g  



いろいろな場所に常備!リーズナブルなタイプ

アルミシート 防災 静音 サバイバルシート3個

材質:アルミ二ウム、低密度ポリエチレン
サイズ:約210 × 130cm
収納時サイズ:約10.5 × 8cm
重量:約80g (1枚あたり)



機能性がプラスされたアレンジシート

Eco Ride World アルミシート 4層  ブランケットタイプ

表面カラー:シルバー
裏面カラー:オレンジ
材質 :アルミ、不織布
サイズ:約180 × 105cm
収納時サイズ:約27 × 19 × 3cm
重量:150g





SOL 寝袋タイプ エマージェンシー ヴィヴィ

材質:アルミ、ポリエチレン
サイズ:91 × 213 cm
重量:108 g





SOL ホイッスル付き エマージェンシー ヴィヴィ O.D.グリーン

材質:アルミ、ポリエチレン
重量 : 100g
サイズ : 213×81cm
付属 : エマージェンシーホイッスル、ティンダーコード

エマージェンシーシートはやっぱり必要だった!

エマージェンシーシート
撮影:KaoA
エマージェンシーシートは小さく軽く嵩張らず、どこにでも忍ばせておくことが出来ます。
あまり必要無いかな…と思っていても、持っていても邪魔になりません。
備えあれば憂いなし!この機会に実際に手に取って広げてみましょう!

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