記事中画像撮影:筆者
<KEEN>が本気で作ったトレイルランニングシューズ

山を走るためのトレイルランニングシューズは、その軽快な歩行性からハイキングシーンでも愛用する人が増えている、想定外の汎用性が興味深いカテゴリーです。
そんなトレイルランニングシューズについて、実は<KEEN(キーン)>からもリリースされていることを知っている人は、どれくらいいるでしょう?
それが、今回紹介する「SEEK(シーク)」です。業界向けの展示会で紹介されたとき、聞いた謳い文句は「1,500kmにおよぶテストを経て開発された製品で、高い耐久性が備わっています」という内容でした。
でも、説明を受けながら「なんだかすごそう」と思ったものの、KEENのブランドイメージとスポーツ要素の強いトレイルランニングがうまく結びつかず、あまり期待していなかったことを白状します。
サンダルのイメージが強いけど、性能はどうなの?

当時、期待を持てなかった理由は、<KEEN>といえば、サンダルやカジュアルシューズ、ハイキングシューズのイメージが強いから。
普段使いのサンダルや難易度の高くないハイキングシューズを数多く手がけるブランドから、走破性や耐久性、クッション性や反発力などが重視される本格的なトレイルランニングシューズを開発したと聞かされても、ピンとこないのは無理もない話でしょう。
これをほかの業界で例えるなら、軽自動車のイメージが強いスズキが本格的なF1マシンを作りましたと耳にしたようなもの。
「実力は様子見かな」と思う人が多いはずです。
四の五の言わずに、トレイルランニングのレースで試してみた!

そんな出合いから数ヶ月が経ったころ、筆者がトレイルランニングを始めたことをきっかけに、シークの実力をちゃんと確かめる機会を得ることができました。
出走したのは50kmと100kmの2レース
シークの性能を試したのは、いずれも2026年に開催された「第5回FunTrails Round みなの50K/30K」と「奥信濃100」というレース。走った距離は前者が50kmで、後者が100km。合計150kmですが、練習でも履いたので、トータルでは200kmくらい山道を走ってシークをテストしてみました。


どちらのレースも、後半は足を引きずることになりましたが、諦めずになんとか完走。シークと共に、多くの声援に迎えられながらゴールテープを切ることができました。
(ゴールした証明は各レースの公式サイトからリザルトで確かめられます。気になる人は筆者の名前を探してみてください。 それと、レース中に応援してくださった皆さん、とても励みになりました。ありがとうございました!)
そんなレースへの参戦を経て、トップ選手に比べればトレイルランニングの経験は足元にも及びませんが、初心者ながらに抱いたのは「シークっていい靴だな〜」という率直な感想。現在3足持っているトレイルランニングシューズのなかで、シークがいちばんのお気に入りになりました。
KEEN メンズ シーク
| サイズ | 25.0〜29.0(0.5㎝刻み)、30㎝ |
|---|---|
| 重さ | 306g(片足/27cm) |
| カラー | 全10色(2026年8月現在) |
| シャフトの長さ | 330mm |
| ヒールの高さ | 39mm |
| ドロップ | 6mm |
