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【エバニュー初の登山テント】2人用で1,100g!背負えば軽く、泊まれば広い。「Meadow highat / carbon」の意外な魅力(2ページ目)

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行動中と起床後に、軽さを実感したテントだった

メドウハイアットカーボンのレビュー_快適な居住空間
撮影:筆者

軽量コンパクトな「メドウ ハイアット カーボン」は、バックパックに収めると驚くほど存在感がありません。テント泊装備を背負っているのに、歩いているときは荷物の重さをあまり意識せずに済みました

そして、もうひとつ軽さを感じたのが翌朝です。テント内では本を読んだり、ストレッチをしたり。手足を伸ばしてゆっくり過ごせたからか、起きたときには体が軽く感じました。

背負っているときだけじゃない。休んだあとにも「軽さ」が残る。これが、もっとも印象に残ったところでした。

お気に入りポイント

・ギア欲を刺激する軽量化にこだわったディテール
・本もゆったり読めて、くつろげる快適空間
・開放的な入口

気になったポイント

・ひと手間必要なフライシートの装着
・強風時に残る不安

ライター大堀

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軽さと広さを両立するための工夫は、数字だけでは見えてこない部分にもあります。

実際に使って感じたポイントを、細かなディテールから居住性、結露への工夫まで見ていきましょう

ギア欲を刺激する軽量化にこだわったディテール

メドウハイアットカーボンのレビュー_カーボンポール
撮影:筆者

ポールの素材にカーボンを採用することで、軽さと高い剛性を両立しています。

メドウハイアットカーボンのレビュー_極細張り綱
撮影:筆者

張り綱にはすべて直径1mmのロープが使われ、軽量化への徹底さを実感します。張り綱を調整する自在パーツも、とてもコンパクトで軽量なプラスチック製です。

メドウハイアットカーボンのレビュー_軽量ペグ
撮影:筆者

アルミ製のY字型スクリューペグは、1本たったの9g

ライター大堀

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1mmロープで作られたループが付いていて、ペグを抜くときに便利でした。小さいけれど、うれしいポイントです

メドウハイアットカーボンのレビュー_耐風
撮影:筆者

一方で、実際にテントを押してみると、強風時の使用には少し不安を感じました

ライター大堀

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この軽さを成立させる一方で、使う環境は選ぶテントですね。

メーカーも森林限界を越えない範囲や、穏やかな天候下での使用を推奨しています

製品に付属する説明書には、「耐風性能:風速15m/秒を越えると破損することがあります」との注意書きも。アルプスの稜線にあるテント場では、強風にさらされることもあるため注意が必要です。

ほかにも耐雨性能や耐雪性能など、使用するうえで大切な注意事項が記載されています。軽さだけで判断せず、事前に説明書を確認したうえで、山域や天候に合わせて使いたいテントです。

居住スペースを確保して、くつろげる快適空間

メドウハイアットカーボンのレビュー_広い頭上空間
撮影:筆者(身長:175cm)

フロアサイズだけでなく、高さが110cmもあって頭上空間も広いため、頭がテントの内壁に触れるといったストレスもありません。片方に寄っても頭がつかなかったので、2人並んで座ることもできそうです。

メドウハイアットカーボンのレビュー_前室スペース
撮影:筆者

前室も広く、登山靴を一足置いただけではスペースが余ってしまうほど。

メドウハイアットカーボンのレビュー_収納
撮影:筆者

天井にはランタンを取り付けるのに便利なループがあって、入口両サイドにはメッシュポケットがあります。

ライター大堀

ライター大堀

小物の収納場所が決まっていれば居住空間に物が散らばらず、リラックスできますよね

日本の山で気になる結露への工夫

メドウハイアットカーボンのレビュー_換気システム
撮影:筆者

テント泊で気になるのが結露です。朝起きたらフライシートはびっしょり、ウエアや寝袋がインナーテントに触れて濡れてしまった……なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。

「メドウ ハイアット カーボン」は、そんな結露をできるだけ抑えるため、随所に換気の工夫が施されています

インナーテントには通気性のある10Dナイロンを使い、入口上部と天井2か所にはメッシュパネルを配置。さらにフライシートの短辺側にはベンチレーションを備え、テント内部から開閉できます。

メドウハイアットカーボンのレビュー_クリアランス
撮影:筆者

インナーテントとフライシートの間には、十分なクリアランスが取られています。

空気層がしっかり確保されているので、結露の原因になるテント内外の温度差を均してくれ、雨天時でもフライシートとインナーテントが張り付きにくい設計です。

ライター大堀

ライター大堀

結露を完全に防げるわけではありませんが、状況に合わせて換気しやすいのは、日本の山で使ううえでうれしいですね

入口を開放すると、山そのものが居間になる

メドウハイアットカーボンのレビュー_大きな入口
撮影:筆者

長辺いっぱいの入口をフルオープンすると、開放的なくつろぎスペースを作れます。

メドウハイアットカーボンのレビュー_開放的な入口
撮影:筆者

設営する場所によっては、テント内でくつろぎながら自然が織り成すパノラマを前に、コーヒーで一服したり、ぼーっとしたりできます。

ライター大堀

ライター大堀

今回は樹林帯でしたが、湖畔や展望のいいテント場なら、この大きな入口そのものが景色を切り取る窓になりそうです

軽さは、背負っているときだけのものじゃなかった

メドウハイアットカーボンのレビュー_
撮影:筆者

テント泊の軽量化というと、つい何グラム削れるかに目が向きます。でも「メドウ ハイアット カーボン」を使ってみて、少し見方が変わりました。

行動中は軽快に歩き、幕営したら広い空間でゆっくり過ごす。翌朝、また歩き始めるところまで含めて、テント泊の「軽さ」なのかもしれません。

荷物を軽くして、山で過ごす時間はもっと豊かに。そんな軽量化の“その先”を、このテントは見せてくれました。

エバニュー メドウハイアットカーボン

総重量 1,100g(最小重量+付属品)
最小重量 9880g(本体+ポール+張り綱)
収容人数 2人
本体サイズ 長さ2,200×幅1,250×高さ1,100mm
素材 フロア:20Dナイロン
インナーテント:10Dリップストップナイロン
フライシート:10Dリップストップナイロン
ポール:カーボン

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