アイキャッチ画像:ポンチョ
デイパックとは、山でも街でも活躍するモノ

デイハイク=日帰り登山で背負う、デイパック。その容量は概ね18~20L。それは、学生であれば教科書やタブレットを収納、仕事ではノートPCとジム用品など、または買い物した食料品を入れるのによいサイズです。
私はデイハイクとヨガのツアーイベントを主宰しています。参加される方によく聞かれるのが、「街でも使いやすいシンプルなデザインで、山ではしっかり背負える機能的なデイパックを教えて!」ということ。
その一番手にパーゴワークスの『バディー22』を挙げていたけれども、今年2026年春からは、同ブランドから新たにリリースされたデイパックシリーズ『ALK(以下、アルク)』をオススメすることになりそうです。
シンプルだけれど、機能的。どこまでも歩けるデイパック

アルクには、容量16L、24L、30Lの3タイプが用意されています。そのスペックは以下の表の通りです。
- 容量
- アルク16
- アルク24
- アルク30
- 価格
- ¥19,800
- ¥25,300
- ¥33,000
- 重量
- 580g
- 670g
- 1080g
- サイズ
- 44.8×23×12.7cm
- 50×26×16.2cm
- 57.5×25.7×18.8cm
- 背面長
- 42cm
- 45cm
- 48cm
- 今回、この3タイプのアルクから、16Lと24Lを3ヶ月間、街と山、日常と旅で使用してみました。そこでわかったことや特長を、3つに絞って解説します。
特長1:ワイドなショルダーハーネスで胸荷重

アルク16と24の基本構造は、ほぼ同じです。ワイドなショルダーハーネスはベスト型でポケットを装備。パック本体は肩甲骨上に乗せ、その荷重はワイドなショルダーハーネスによって肩だけでなく、肋骨=胸部に分散させるシステムになっています。
ですが、いわゆるデイパックのような、パックを身体側に引き寄せるトップスタビライザーは装備されていません。そのため、ショルダーハーネス下部のストラップを適切に引いて、パックをしっかりと身体に引き寄せる必要があります。

とはいえ、16L、24L容量であれば、総重量は重くても5~6キロ程度で収まるでしょう。
であれば、トップスタビライザーがなくても、ショルダーハーネスの長さ調節だけでフィットさせられます。背面にフレームは入っていませんが、厚めのパッドは配されているので、既存モデルのバディー同様の背負い心地です。
ブレが少なく、身体とパックが一体となって、「歩く」動きを邪魔しません。

ただし、撮影機材などで荷物が重くなると、パーゴワークスであれば、RUSH30やZENNシリーズ(上画像)のように、トップスタビライザーを装備しているバックパックの方が、肩の疲労は軽いと感じました。
アルクシリーズは、「山でも、街でも」をコンセプトに、ちょうどいいバックパックを目指してつくったシリーズ。荷物をあれこれ持ってハイクするならZENN、走るならRUSH、軽い装備で気軽に山歩きをするならALKというすみ分けでつくられているのだと思います。
