登るだけじゃもったいない?武甲山で始まった新しい楽しみ方
登山といえば、登って景色を楽しんで、下山して温泉へ。そんな流れが定番ですが、武甲山(埼玉県)では少し違った楽しみ方が始まっています。
2026年5月1日の山開きに合わせてスタートしたのは、“山を支える行動”を気軽に取り入れられる新サービス。登山の延長で参加できる、ちょうどいい気軽さが魅力です。
ちょっと重いけど、意味がある。山頂トイレを守る「水歩荷」

武甲山の山頂トイレは、雨水を利用する仕組みです。そのため、雨量が少ない時期には水不足で使えなくなることもあります。
そこで登山者の協力によって行われているのが「水歩荷」。道中の18丁目に位置する不動滝の水を山頂まで運ぶ活動です。
正直、少し大変です。でも、いつものザックよりちょっと重くなるくらいの感覚なので、無理なく取り入れられます。歩き応えも増して、トレーニングにもぴったりです。
協力すると温泉で特典。うれしい“ちょっとしたご褒美”

この水歩荷に協力すると、下山後に立ち寄れる武甲温泉で特典が受けられます。
内容は「食事200円引き」または「生ビール半額」。フロントで当日の様子がわかる写真を見せるだけで利用できます。
頑張ったあとに、そのままリフレッシュできるのがうれしいポイントです。
対象期間と利用方法。気軽に参加できる仕組み

特典の対象期間は、山頂トイレが開放される2026年4月末〜11月末頃まで。仮に水不足でトイレが閉鎖されている場合でも、水歩荷に参加すれば特典は利用可能です。
事前の申し込みは不要で、必要なのは写真だけ。思い立ったときに参加できます。
いつもの登山に、ちょっとプラスしてみる

この取り組みは、「やらなきゃいけないこと」ではありません。だからこそ、「ちょっとやってみようかな」と思ったときでOK!
いつもの登山に、ほんの少しプラスするだけ。それで山頂トイレの維持にひと役買えて、下山後にはちょっとしたご褒美もある。これまでとは違う達成感を味わえるのではないでしょうか。
初・中級者におすすめの武甲山。アクセスと魅力
武甲山(ぶこうさん)は標高1304m、秩父を象徴する存在として知られる山です。コースは初・中級者向けで、無理なく楽しめるのが特徴。登山道には大杉や不動滝といった見どころもあり、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
アクセスも良好で、登山と観光を組み合わせやすいのもポイントです。
秩父湯元 武甲温泉

武甲山の麓、横瀬川沿いにある温浴施設で、西武鉄道・横瀬駅から徒歩約10分。露天風呂やジェットバス、サウナのほか、宿泊施設やキャンプ場も備え、秩父・長瀞観光の拠点として利用できます。
