使い勝手はどう?実際に触れてわかったディテール

実際にテントを設営して、そのスペース内での使い勝手や細部の工夫を体感してみました。撮影に使用したのはZZZ BAG 10ですが、他のモデルもディテールは同じです。
フィット感を高める、マミー形状と縫製の工夫

ZZZ BAGシリーズは身体へのフィット感が高いマミー(ミイラ)型のシェイプを採用しています。
また表側には縫い目がない、スマートで無駄のない外観。ステッチを省くことで、冷気の侵入口となるコールドスポットを減らしています。
足元の冷えを防ぐ、立体フットボックスの仕組み

フットボックスは立体設計。動きやすいのはもちろん、中綿が潰れにくいため高い保温性をキープできます。
冷気の侵入を防ぐ、ショルダーウォーマーとドラフトチューブ

背面の肩部分には、「ショルダーウォーマー」と呼ばれる保温材入りのチューブが内蔵されています(写真のサイドに配置された半円部分)。これが蓋のような役割を果たし、寝袋内部の温かい空気が逃げるのを防いでくれます。
ファスナー開閉部の内側にも、保温材入りの「ドラフトチューブ」を装備(写真の指でつまんでいる箇所)。ジッパーの隙間から侵入しがちな冷気をこの隔壁が遮断することで、内部の熱を逃さず、保温性を最大限に引き出しています。
フィット感と温度を調整できるドローコード

顔の開口部には、ドローコードが付属。これを微調整することで、寝袋内部の温度やフィット感をコントロールすることができます。
暗闇でも扱いやすい、工夫されたファスナー

ファスナーは内側・外側のどちらからも開閉できるよう、両側に引き手が付いています。また2つの引き手の間にあるプラスチックパーツは蓄光式で、暗闇で開閉する際の視認性にも優れています。

ファスナーは下部にも内側・外側に引き手が付いており、下からも開閉可能です。寝袋の最深部にあたる足元の温度調整が容易になる、便利な仕様です。
ストレスなく収納できる、大口径の収納袋

ZZZ BAGシリーズの収納袋はかなりの大口径で、2段階のドローコードで蓋を閉じることができます。寝袋に限らず収納ケースにゆとりがないとアイテムを無理矢理コンパクトにする苦労がありますが、この収納袋は出し入れしやすいサイズです。
収納サイズ的に登山には大きすぎ?でも活用シーンはあなた次第

ZZZ BAGシリーズを登山で使用する場合に気になるのが、やや大きめな収納サイズと背負って歩くには躊躇する重量です。
特にいちばん大きなZZZ BAG 0は左端の筆者のザック(34L)とほぼ同じ大きさで、他のアイテムを入れることは難しそうです。

ただし、通常のキャンプや野外フェス、クルマでアクセスできるテント場をベースキャンプにした日帰り登山などでは、快適な睡眠をサポートするスグレモノになるでしょう。
また防災の観点からも有用。扱いやすい上にコストパフォーマンスに優れた化繊中綿素材の「ZZZ BAG」シリーズを家族全員分用意しておけば、災害への心強い備えとなります。
NANGA ZZZ BAG 10
| 生地 | 20d 撥水 ナイロンタフタ |
|---|---|
| 中綿 | NATURALOFT® |
| 中綿量 | 400g |
| 総重量 | 約750g |
| サイズ | レギュラー(最大長210cm×最大肩幅80cm) |
| カラー | FOGGY, FOREST |
| 収納サイズ | φ19×30cm |
| 快適使用温度 | 10℃ |
NANGA ZZZ BAG 5
| 生地 | 20d 撥水 ナイロンタフタ |
|---|---|
| 中綿 | NATURALOFT® |
| 中綿量 | 600g |
| 総重量 | 約950g |
| サイズ | レギュラー(最大長210cm×最大肩幅80cm) |
| カラー | CRIMSON, TWILIGHT |
| 収納サイズ | φ22×34cm |
| 快適使用温度 | 5℃ |
NANGA ZZZ BAG 0
| 生地 | 20d 撥水 ナイロンタフタ |
|---|---|
| 中綿 | NATURALOFT® |
| 中綿量 | 800g |
| 総重量 | 約1,150g |
| サイズ | レギュラー(最大長210cm×最大肩幅80cm) |
| カラー | SUNRISE, HORIZON |
| 収納サイズ | φ22×36cm |
| 快適使用温度 | 0℃ |
