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ピークデザインのカメラクリップ『キャプチャーV3』

サッと撮影モードになれる!カメラ胸固定アイテムのピークデザイン『キャプチャー』は、『クラッチ』と併用がベストな理由

プロカメラマンさんはもちろん、私レベルの少ない機材のカメラ好きでも、「登山でのカメラの収納や持ち運びを、どうにかラクに、効率的にできないか?」と考えている方、多いと思います。

私の場合、チェストバッグ型のカメラバッグを使ってきましたが、カメラ新調を機に見直し。そこで導入したピークデザインの『クラッチ』と『キャプチャー』が、2つをセットで使うと想像以上に理想に近かったので、紹介します!

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目次

アイキャッチ画像:ポンチョ

コレ、なんだと思いますか?

撮影:ポンチョ

上画像のコレ、なんだと思いますか?登山時に使います。でも街でも、人によって、使い方次第で便利です。

撮影:ポンチョ

ヒント。こういうハイカーさんを、見たことありませんか?

白いウィンドシェルを着ているハイカーということではありません。

撮影:ポンチョ

黄色の矢印の先のように、ショルダーハーネスにカメラを装着して歩いているハイカーさん、見たことありませんか?私は、頻繁に、このシステムを使っている若いハイカーさんに出会うんです。

見かけるようになったのは、2020年前後からでした。
この胸付けカメラをしているハイカーさんを初めてを見たとき、「どこのアイテムで、どうやって付けているんだろう?」とすぐに検索。

答えは、ピークデザインという米サンフランシスコ発の新興カメラガジェットブランドが開発した『キャプチャー』でした。

カメラ好き、写真好き、インフルエンサーのハイカーさんの間では、今や定番となっています。YAMA HACKの記事内でもショルダーハーネスにキャプチャー本体を装着しているライターさんの画像を目にします。レビューするウエアやシューズの自撮り撮影に、愛用しているんですね!

でも、キャプチャーはよく目にするのですが、同じくピークデザインのハンドストラップ『クラッチ』を、カメラに装着しているハイカーさんは、あまり見かけません。そこで、このクラッチとキャプチャー、一緒に使うと、山での撮影が格段にスムーズに、そして撮影登山を安全に行えるので、紹介したいと思います!

まず、紹介するのはクラッチです!

カメラ新調で導入した、ハンドストラップ『クラッチ』

撮影:ポンチョ

13年程使っていたミラーレス一眼が、今年早々に動作不良に……。修理も考えましたが、ずっと使ってみたかったミラーレス一眼の中古価格がかなり下がったため、そちらを購入。

そのカメラは、それまで使っていたものよりもちょっと大きく、重いため、手持ちしながら歩いても重さを感じさせないハンドストラップの導入を検討。選んだのが、上画像の、カメラ操作を行う右手に装着する『クラッチ(¥9,240)』です。

撮影:ポンチョ

それまでの軽量コンパクト・ミラーレス一眼では、上画像のように、スマホ用のリストストラップを装着。落下を防いでいましたが、新しいミラーレス一眼に装着すると、ちょっと心許なく、バランスも悪かったんです。

そこで落下を防ぎ、カメラを持ちやすくする、よいモノはないかと検索。すると私が新調したミラーレス一眼に、クラッチを装着しているレビューを発見。そのユーザーさんは、ストリートスナップでの機動力を上げるための活用でしたが、一見して「これは山でも、機能する!」と思い、すぐに手に入れました。

握らなくても落下せず、手先とカメラが一体化

撮影:ポンチョ

クラッチの装着方法は、簡単。ストラップ上部をカメラのストラップを通す環と連結。ストラップ下部は、クラッチに備わったプレートとネジで、カメラ下部の三脚用ネジ穴に、付属の六角レンチを使って固定するだけです。

しかし、実際にクラッチに手を通して、装着感を確認するまでは、少しドキドキでした。私は手が大きいので、窮屈だったら困るなぁと心配があったからです。

撮影:ポンチョ

しかしストラップには、長さ調節に十分なゆとりが装備されていました。指を通し、ストラップ長を自分の手にフィットさせれば、ほとんど握力を使わずに、手先に固定。

カメラのグリップに指を掛けると、ストラップがちょうど甲側の指の付け根の関節に掛かり、そのまま腕を下ろしても、落下しません。

撮影:ポンチョ

これは、想像以上に持ちやすい!

しかも長さ調節のスライダーのアルミの質感が、カメラともマッチしていて、雰囲気を壊しません。

玩具っぽくならない、それどころか道具らしさがアップするのが、またイイんです!!

撮影:ポンチョ

でも、落下を心配してストラップを締め込み過ぎると、手先が窮屈になり、撮影のカメラ操作ができなくなってしまいます。だから、歩くときにはカメラの落下を防ぐためにストラップをしっかり締め込みつつも、撮影時にはスライダーを持ち上げて、操作がきるように少し緩めにするのがいいようです。

その調節もササッと簡単にできるので、ストレスや面倒くささはありません。

これまで、歩きながら撮影するために首掛けできるショルダーストラップや手首に巻くリスとストラップ等をいくつも試してきましたが、このハンドストラップのクラッチの持ち歩きやすさ、撮影しやすさは、図抜けています。

もっと小型のカメラ用のハンドストラップも用意されています!

撮影:ポンチョ

ちなみに、このクラッチは、中型以上のミラーレス一眼と好相性ですが、小型カメラだとちょっと大袈裟になってしまいます。もし小型カメラやコンデジと合わせるなら、上画像のように指2本をストラップに通して持てる、『マイクロ クラッチ』が、ピッタリです!

装着方法等、その基本仕様はクラッチ同様、簡単です!小型カメラ愛用の方は、ぜひ試してみてください。

アルカスイス互換で、三脚固定もスムーズなんです!

撮影:ポンチョ

クラッチはスムーズな手持ち撮影に適していますが、カメラ下部の三脚用ネジ穴で固定しているので、三脚を使った撮影、自撮り撮影をするのが、面倒なのでは?と思うかもしれません。

しかし、安心してください。三脚撮影をスムーズに行えるように考えられたシステムが採用されています。

それが、アルカスイス互換のプレートです。

クラッチ、そしてミニ クラッチに装着されたプレートは、上画像のようなアルカスイス方式の三脚用クイックシューに装着可能なんです。しかもハンドストラップをカメラに装着したまま、三脚への脱着を素早く行えます。

撮影:ポンチョ

アルカスイス方式のクイックシューを持っていない場合は別当購入する必要がありますが、この方式のクイックシューは、多くのブランドから発売されているので、予算、機能に応じて選ぶことができます。

また、クラッチに装備されているアルカスイス互換のプレートは、ピークデザインではスタンダードプレートと呼ばれるもの。このスタンダードプレートは、冒頭で取り上げた、カメラを胸付けできるキャプチャーと互換性があるものなんです。

そうです!数あるハンドストラップのなかからクラッチを選んだ理由は、ずっと気になっていたキャプチャーを導入、使用するためでもあったんです。

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