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星野道夫の画像

「星野道夫」観たら必ず心が揺さぶられる奇跡の写真家おすすめ本10選  

星野道夫は、アラスカの大地で写真を撮り続けた写真家です。1996年夏に、ヒグマに襲われ死亡するという事故から20年経ち、全国で星野道夫展が開催されています。星野道夫は写真だけでなく、名言も多く遺し写真集と共にエッセーも注目されています。

目次

星野道夫とは?

星野道夫 

出典:Amazon(「coyote」より)

星野道夫は、1985~90年代に活躍した写真家・随筆家。主にアラスカの大自然と動物の写真を撮るかたわら、エッセーなども執筆し出版されています。

1996年8月8日、テレビ番組の取材のため、ロシアのカムチャツカ半島南部のクリル湖畔に設営したテントにいたところ、明け方4時頃にヒグマに襲われ死去。43歳。

没後20年が経ち、改めて今「星野道夫の世界」が注目されています。今回は、星野道夫の魅力とおすすめの写真集や本をご紹介します。

星野道夫の写真の魅力とは

1.一瞬をとらえている

星野道夫の写真

出典:Amazon(「アークティック・オデッセイ―遥かなる極北の記憶」より)

アラスカの広大な大地で一人写真を撮り続けた星野道夫は、動物の写真も数多く残しています。自然と動物との一瞬の美しさが捉えられていたり、クマが鮭を食べる瞬間の目が合っている写真など、決定的で躍動感のある動物写真が心に残ります。1989年には『Alaska 極北・生命の地図』で、第15回木村伊兵衛写真賞を受賞しています。

2.人がいない野生の大地

星野道夫の写真

出典:Amazon(アラスカ―極北・生命の地図より)

雄大なアラスカの大地でゆったりと歩くカリブー、ヒグマやシロクマの親子が連れ添う姿など見たこともない光景で、その美しさにただただ圧倒されます。人の気配がない自然と動物だけの世界が、まだ地球上にあるのかと驚かされます。

3.動物達の表情の豊かさ

星野道夫の写真

出典:Amazon(星の物語 Alaskan Dream 1より)

星野道夫が映し出す動物の写真には、”表情”があり、とても豊かに映し出されています。ただ動物を写すのではなく、厳しい自然の中で生きる動物達の生命力、はかなさ、時には愛らしい姿に引き込まれていきます。

星野道夫のおすすめ写真集5選

星野道夫の写真集は、多く出版されていますが、人気の写真集をご紹介します。写真だけではなく、写真とエッセイの写文集は、よりいっそう星野ワールドに引き込まれていくのでおすすめです。

アラスカ―極北・生命の地図

1989年、第15回木村伊兵衛賞を受賞した写真集です。アラスカの大自然を背景に、グリズリー、カリブーらの動物のダイナミックな姿が映し出されています。

アラスカ永遠なる生命(いのち) (小学館文庫)

アラスカの大自然の写真とエッセイが紹介されている写文集。写真集よりも小さいサイズ(15 x 10.6 x 1.6 cm)で持ち運びしやすいです。文章と写真で表現される臨場感が、星野道夫の世界をさらに広げています。

星の物語 Alaskan Dream 1

アラスカに魅了され写真家として19年間アラスカの自然を撮り続けた星野道夫。その作品のなかから、雪原に生きるアザラシやシロクマなどありのままの姿をとらえた傑作写真を集めた一冊。

アークティック・オデッセイ―遥かなる極北の記憶

極北の自然は感動に満ちている―美しい北極圏の動物たち、遥かなる大地と海、生命力あふれる十二か月の写真集。3月のタテゴトアザラシ、夏のザトウクジラなど月ごとに映し出される動物たちを優しく澄んだ眼でとらえた、星野ワールドの最高峰です。

アークティック・オデッセイ―遥かなる極北の記憶

新装版 Alaska 風のような物語

アラスカの自然とエッセイの写文集。星野氏が撮影した生き生きとした野生動物、また、アラスカで生きる先住民の人々との付き合いを通して、生まれた温かい言葉の数々が紹介されています。美しい写真と星野氏の飾らない言葉が読者の心を豊かにする一冊です。

星野道夫のおすすめエッセイ集5選

星野道夫が過ごしたアラスカの世界で紡いだ言葉のひとつひとつに、読者の心は豊かになっていきます。自分の人生を見つめたい時、心が疲れている時に読むと、道がすっと見えてくるかもしれませんよ。

旅をする木 (文春文庫)

1978年に初めて降り立ったアラスカの雄大な大地と海、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様、出会ったアラスカ先住民族の人々や開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせの生活などを綴った33篇を収録。

とんぼの本 星野道夫と見た風景

星野道夫と妻・直子氏の文章と写真がまとめられた一冊。夫人から見た星野氏の違った一面を垣間見ることのできる唯一の本。星野氏との出会い、年の差結婚、アラスカでの生活など、短くも温かい二人の生活・愛が感じられる本です。

長い旅の途上 (文春文庫)

きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ―。過酷な自然のなかで生きる星野氏が見つめた人々の暮らしや動植物、そして極北の大地。人生の豊かさとは、人間の幸とは、いま改めて問いかけてくれます。

ノーザンライツ (新潮文庫)

ノーザンライツとはオーロラのことで、アラスカの空に輝く北極光のことです。アラスカの自然を深く愛し、悠久に流れるアラスカの時間を愛し続けて逝った著者の渾身の遺作。カラー写真多数収録。

魔法のことば (文春文庫)

十代でアラスカに惹かれ、アラスカのシシュマレフ村に手紙を書きホームステイした話など、若い人や自然が好きな人に向けて講演した話をまとめた一冊。

星野道夫カレンダー

2018カレンダー 星野道夫  【Northern Dream】

写真家・星野道夫の選りすぐった写真から作られたら2017年カレンダー。六曜付き、書き込みスペースも大きくて使いやすいです。厳しく雄大な自然に生きる動物たちや幻想的なオーロラなど高画質・高精細で印刷されているので迫力があります。

星野道夫没後21年改めて星野ワールドに触れてみよう

星野道夫の写真

星野道夫の写真や文章から影響をうける人は、没後21年経っても絶えることはなく、星野道夫は今でも生き続けています。ここで紹介した以外にも星野道夫の作品は多くあるので、ぜひ、星野道夫の言葉と写真に触れてみてください。

Michio Hoshino world

星野道夫の世界

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