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飯能アルプスを踏みしめて、ザクッ!ジュワッ!のからあげに至れ!《ゲザン道ノススメ #10 天覧山》(2ページ目)

下山後の「いただき」は、飯能駅から徒歩1分の場所にある立呑みエンドー

立吞みエンドーの外観
撮影:はらぺこworks

立吞みエンドー

  • ▼住所:埼玉県飯能市仲町10-1第三飯能ビル1階
  • 下山後のルート例:飯能駅より徒歩1分
  • 営業時間:平日:17:00~24:00 土日祝:17:00~24:00 水曜定休日
  • 電話番号:080-1681-0638
  • Instagram:@endoo_tachinomi
  • ※イベント出店等により、営業時間等が変更となる場合があります。
  • ※最新の営業日時についてはInstagramや電話にてご確認ください。

酒粕に付け込んだ天覧山塩からあげは、日本酒にもぴったり!

天覧山塩からあげと天覧山塩酒粕
撮影:はらぺこworks
日本酒「五十嵐」3種飲み比べ
撮影:はらぺこworks

天覧山塩からあげ&日本酒「五十嵐」3種飲み比べ

ちゅみん

天覧山から下山したら、やっぱり立呑みエンドーの名物メニュー天覧山塩からあげが気になりますよね。こちら地元飯能は五十嵐酒造の日本酒天覧山の酒粕をもとにつくられた、「天覧山塩酒粕」に付け込まれた鶏むね肉のからあげ。パサついた感じが全くなく、外はザクッと、中はジュワッとしてしっとり。味付けはしっかり目で、ほのかに香る酒粕の風味がたまりません。ボリュームがあるのもいいですね!
 
さてさて、からあげと言うとビールやハイボールも合いますが、酒粕を使っているので日本酒との相性も抜群!なんとこちらのお店では、特約店にしか卸されない直汲みの日本酒「五十嵐」の飲み比べセットがあるんです。これが天覧山塩からあげに、めちゃくちゃ合うっ。ちょっと感動モノですね!

旨さおかわり級の角煮に、狭山茶ハイのさわやかさが炸裂

角煮
撮影:はらぺこworks
狭山茶ハイ
撮影:はらぺこworks

角煮&狭山茶ハイ

けんすけ

立呑みでこのクオリティは衝撃。何事ですか、本当に。豚バラ肉を水、塩、砂糖を混ぜたブライン液に漬けこみ柔らかくしたうえで表面を炭火で軽く焼き、それから角煮として煮込んでいくという手の込みよう。口に入れるととろけるような柔らかさで、甘辛さの奥からほんのり感じられる香ばしさ。「なんでか人気なんだよね」ととぼけた顔でニヤリと語る店主の遠藤さんからは、角煮への絶対的な自信が感じられましたし、思わずおかわりしてしまった事実があったことをお伝えしなければなりません。
 
そこに合わせるのは狭山茶ハイ。埼玉名物のひとつでもある狭山茶を使っていて、このさわやかさが角煮の後味をさっぱりと整えてくれるので、結果として角煮をおかわりする事態に。この組み合わせは、ちょっとした永久機関を彷彿させます。止まりません。

立吞みエンドーは、こんなお店

立吞みエンドーの店内
撮影:はらぺこworks
立吞みエンドーのカウンター席
撮影:はらぺこworks

店内はカウンター席のみ。お客さん同士の距離が近く、そこでの会話を楽しめるのは立吞みならでは。立呑みと言いながら腰を掛けることもできるので、登山帰りでも安心です。

立吞みエンドーの店外カウンター
撮影:はらぺこworks

お店の外にも小さなカウンターがひとつ。ここでビールを一杯だけ飲んで、サッと立ち去るなんて地元の常連客も。

地元五十嵐酒造の日本酒とイチローズモルト
撮影:はらぺこworks

地元五十嵐酒造のお酒がずらりと充実。さらに世界的に注目されている秩父のウイスキー、イチローズモルトを飲むこともできます。

えんどう豆のスナック
撮影:はらぺこworks

立吞みエンドーだけに、お通しはえんどう豆のスナック。こんな遊び心が随所に感じられて、はじめてでも気軽に楽しめる親しみやすさがこのお店の魅力のひとつです。

塩むすび
撮影:はらぺこworks
ガリトマ
撮影:はらぺこworks
タコさんウインナー
撮影:はらぺこworks
立呑みエンドーのメニュー
撮影:はらぺこworks

はらぺこworks的「鉄板とりあえずセット」は、塩むすび、ガリトマ、タコさんウインナー。登山後の空腹感を塩むすびで満たしつつ、立呑みモードにサッと移行していける最強トリオです。ちょっとしたおつまみから、生姜焼きやナポリタンなど幅広いメニューがあるので、自分だけのお気に入りセットをつくってみてもいいかもしれません。

立呑みエンドーのメニュー
撮影:はらぺこworks
「鹿」の文字が入ったリストバンド
撮影:はらぺこworks
鹿肉の一口ステーキ
撮影:はらぺこworks

猟師でもある店主が捕ってきた鹿肉がメニューにあるときも。部位などによっても異なりますが、この日食べた鹿肉の一口ステーキは柔らかな肉質ながらも、ジビエならではのワイルドさも感じられて大満足でした!

立吞みエンドーで、ゲザン道

立吞みエンドーの店主遠藤さん
撮影:はらぺこworks

2025年4月にオープンした立吞みエンドーですが、すでに多くのお客さんたちから愛されている存在です。お酒のラインナップやおいしいメニューの数々などの魅力はもちろんですが、それ以上に遠藤さんの人柄がもはやこの街になくてはならないものになっている、そんな印象を受けました。さらに取材をしたこの日は父の日で、ご家族からプレゼントをもらってにっこり。

おそらくここに来る全ての人が、こんなステキな表情を見るために集まっているような気がした飯能アルプスのゲザン道でした。

今回のゲザン道 都々逸

※都々逸とは、七七七五からなる定型詩のひとつです。

ゲザン道都々逸

街に近い低山だからこそ、人の暮らしや文化とのつながりを感じられることも。そして、その山を登った後に、地元の方々を含めて和気あいあいと立吞みで楽しむ……。これは数あるアルプスの中でも、飯能アルプスならではの魅力のひとつです。登り終えたばかりでも、ついつい次いつ来ようかなと考えてしまいますね。

山との付き合い方はさまざまですが、時には下山後も含めて楽しんでみるなんていかがでしょうか。もし、あなた自身が見つけたおすすめの「ゲザン道」がありましたら、ぜひ、InstagramやX(旧twitter)に「#ゲザン道ノススメ」で投稿してみてください。

「ゲザン道ノススメ」におすすめしたいお店を募集中!

ゲザン道のロゴ
ロゴデザイン:はらぺこworks

YAMA HACKでは、「ゲザン道ノススメ」におすすめしたいお店を募集しています。下山メシ、下山酒、下山カフェなど、「ゲザン道ノススメ」でおすすめしたいお店がありましたら、下記のアンケートフォームからご連絡ください。

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